BLACK NOTE Quartet
アメリカのプレミアムブランドBLACK NOTEのリキッド。
N.E.T(Naturally Extracted Tobacco)のフレーバーを使用した本格的なタバコ葉系リキッドです。
前回のpreludeは癖のないバージニアタバコ風味だったけど、今回のQuartetはラタキアブレンド。
ラタキアというと燻製されたパイプタバコでかなり癖があるし、一歩間違うと凄い味がするんじゃないか、と開封前からドキドキ。
ありがとうございます。
N.E.T(Naturally Extracted Tobacco)とは
その名の通り、天然由来のタバコ葉から独自の手法で抽出した香料や、それを使用して作成されたリキッドを取り扱っているお店です。
パッケージがオシャレ
紙製のオシャレな筒に入っています。
一旦出しちゃったらボトルの状態で収納するから使わなくなるんだけど、
でもこういうのテンション上がる。
そして、こういうパッケージはなかなか捨てられなくてとっとくタイプなので、そろそろ押し入れが大変なことに……。
30ml VG50:PG50 ノンニコチンです。
リキッド色はかなり濃いですね。
嗅いでみる
蓋開けて匂いを嗅いだ瞬間、ウッ……ってなる。
かなり濃厚なタバコ葉の香り。
燃えた後の灰のような香りもちょっとします。
匂いの系統としてはTobacco GOLDに近い。
一言で言ってしまうと、まぁ臭いよね。
でも元喫煙者的には結構慣れ親しんだ匂いではあるかも。
ある意味ちょっと期待しちゃう。
吸ってみる
Wasp nano カンタル24g 0.67Ω 21wにて。
VG比率は低めなので、粘度も低め。
もう、吸った瞬間「うわぁ……」って
これ、相当な再現度ですよ。
ラタキア葉って言われると確かに。
あの特有の正露丸感も微妙に感じられる。
確かに癖はあるけど、でも当初の予想に比べると随分マイルド。
灰皿感もそれほどでもなく、香ばしい感じがします。
これ美味しい、いや、けして美味しくはないというか、味としてはまぁ不味い部類なんだけど、なんか美味しい。表現が難しい。
これ、もしかして…?
これ、MTLで吸ったらどうなる?と思って更に試してみました。
Maze V3で試そうかと思ったけど、いっそのこと思いっきり絞った状態で吸ってみたい。
他のMTLアトマを…うーん、RTAは空いてないな…いや、1個あった。
クローン品で恐縮ですが、Doggyっぽいやつ。
MTL出来る物がこれしか空いてなかったけど、これはかなり絞れるので久しぶりに引っ張り出してきた。
28g使おうかな?とも思ったけど、ひとまずカンタル26gで1.1Ω 13.5w
Hastur MTLに付属していた径の細いドリチを拝借して、エアフローは全閉の激絞り状態にしてMTLでちゅー…っと。
うわっ……。
一瞬、脳が「タバコ吸ってる」と錯覚した。
なんだか不思議な感覚。
これだけ絞った状態でチェーンしてると結露してくるので、暫く吸っているとVGの微妙な甘みとかPGの苦味みたいな物が舌に触れて、ふと現実に戻る。
あと、慣れてくるとやはり別物だという感じはある。
でも、これ、いい!
折角タンクに入れたので、翌日職場に持って行って1日じっくり堪能しました。
なんか気に入っちゃったんでテンションが上がって一気に色々やっちゃったけど、
スティープしたら更に化けそうな気がする。
まずは1〜2ヶ月ほど置いて、また試してみようと思います。
プレミアムリキッドということで若干お値段は張りますが、これはリピートしそう。
また、これの影響で、ラタキア葉のフレーバーを物色し始めてしまう当たりは、DIY勢の悪い癖ですなw
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