Augvape Druga 2 RDAのレビューです。
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Druga RDAが出たのはもう3年ほど前ですかね、
シンプルな構造ながら味の出るRDAとして長い間人気を博していました。
カラーバリエーションも追加され、17色まで増えていましたね。
今回はそのDruga RDAの後継機となります。
主な変更点としては、
- クランプ式デッキの改善
- エアフローシステムの変更によりドロー選択肢の増加
となります。
クランプ式のデュアルデッキはビルドに少々慣れが必要ですが、
シンプルなデザインで色々なModに合わせやすいですし、味は非常に濃厚。
エアフローの調整幅も大きく、ビルドの幅は広そうです。
この製品はAugvapeさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
目次
パッケージ
Augvapeさんって筒型のパッケージのイメージが強かったですが、最近は普通のパッケージですね。
涼しそうなデザイン。
裏面には、正規品チェック用尾スクラッチシールが貼ってあります。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトの下にあるフォームに入力すると、コピー品でないかのチェックができます。
パッケージ内容
- Druga 2 RDA 本体
- BFピン
- 予備Oリング、予備ネジ
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルというか、スペックと特徴の書かれたカードといった感じですね。
もちろん、BFピンも付属しているのでスコンカーでも使用できます。
BFピンもマイナスドライバーで回せるようになっているのは嬉しい。
外観
非常にシンプルなデザインで、乗せるアトマイザーは余り選ばなさそう。
正面に1つだけ、Drugaのロゴが薄めに彫り込まれています。
ドリップチップは810規格で、汎用の物と交換して使用出来ます。
だけどキャップが割とせり出しているので、短めの物じゃないとかなり飛び出しそう。
エアフローはサイドエアフロー、
6つの穴が開いており、キャップの上側を回して調整します。
エアフローコントロールは2段になっており、
1列ずつ、1穴ずつで細かく調整することが出来ます。
底面、ここがこっそり黒になっているの渋くていい、見えないオシャレ。
ポジティブピンの出っ張りはこのくらい。
フィッティング
詳細
メーカー公式
カラーバリエーション
カラバリは渋めの4色。
敢えてFIRST BATCHと書いてあるって事は、前作Drugaの例を見ても、追加の可能性は高そうですね。
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 39mm(標準ドリップチップ含む) |
ドリップチップ | 810規格 |
コイル | デュアルコイルRBA |
BF対応 | BFピン付属 |
エアフロー | サイドエアフロー |
構造
分解してみました。
キャップにAFC機構のある4ピース構造となります。
キャップ
キャップ上部はドーム状に加工されています。
途中に1つ段差がありますが、その下にコイルが収まる感じ。
公式の画像をお借りすると、エアーの流れはこのようになるそうです。
デッキ
巨大な2つのクランプが特徴的なデュアルデッキ。
この形は前作と同様なのですが、今回この部分に色々と改善が施されているようです。
- 18K gold plated post for best conductivity
- Redesigned post structure to achieve unbreakable clamp
- More smooth clamp screw
- Deeper and solid philips head slots
- PVD Gold finish is more endurable,impossible to wear off
- 最高の導電性を実現する18K金メッキポスト
- ポスト構造を再設計して、壊れにくいクランプを実現
- より滑らかなクランプねじ
- より深くて頑丈なヘッドのネジ山
- PVDゴールド仕上げはより耐久性があり、摩耗しにくいです
ローレット加工も入り、手で回せそうなネジ。
実際仮止めくらいまでは手でいけますね。
ジュースウェルは深め。
かなり多くのリキッドを保持出来そうです。
ビルドしてみる
実はね、自分、クランプ式のデュアルデッキ苦手なんですよ。
というか2つのコイルを共締めするタイプが苦手。
コイルジグを2本使って固定した状態で締めるのが無難ですかね。
クランプネジを手で回して仮止め出来るので、まだやりやすい方ではありました。
ただ、手締めだけだとやはり緩いので、最後はちゃんと+ネジで締めた方が良いです。
自分としては、差し込むときにコイル足が反対側のコイルに干渉しやすいのと、固定したあとに足を切りにくいのが一番の苦手ポイントになっていますね。
ウイックは、デッキから少しはみ出るくらいでカットして、そのまま先端を下に差し込んでやるだけでOKです。
ウェルが深いからちょっと長めにしましたが、もう少し短くても大丈夫でした。
コイルの高さは、サイドエアフローのセオリーに沿って、
エアフローがコイルの真横~斜め下くらいに来るようにしています。
Ni80 24ga 単線デュアル
Ni80 24ga 3mm7巻デュアル 0.25Ω
PhatjuiceのMang Magik V2を50wで吸ってみます。
あぁ、味がもの凄く濃いですね。
マンゴーの味がストレートにズドーンと来る感じ。
なにしろこれ、ミストの量と密度がかなりのものです。
単線デュアルでこれ。
このリキッドは高抵抗で青臭さがあり、低抵抗にしていくと徐々にマンゴーの甘みになっていくのですが、
濃いせいかな、青さと甘みを両方感じる。
リキッドによっては、逆に濃すぎてNG、みたいなのもあるかもしれない。
エアフローは、前回だとほぼ呼吸レベルです、かなり軽い。
そのまま半開(上半分閉じ)くらいまではかなり軽いドローなのですが、下まで閉じていくと徐々に重くなっていきます。
特に、残り2穴あたりからドローに明らかに抵抗感を感じ、残り1穴になるとかなり絞られたドローになりますね。
流石にMTL向きの重さにまではなりませんが、かなり抵抗感のある重めのドローまでは絞れます。
AFC精度は高めですね。
Ni80 26ga 単線デュアル
ならばちょっと高い抵抗値もいけるのでは、ということで、
Ni80 26ga 3mm7巻デュアル 0.39Ω
自分が普段18650シングルのModで常用する下限にしている0.4Ω付近を狙ってみました。
出力は35wで、AFCは1穴残し。
うん、悪くないです。
ミストはかなり減り、大分マイルドな感じになりますが、味はしっかり出ています。
確かに比べると、上の爆煙ビルドの方が美味いですし、爆煙でしっかり炊くのが正解なRDAだと思いますが、
リキッドによってはこちらもありかも。
まったり吸うタバコ系とかはこちらの方が合いそう。
まとめ
シンプルで優秀な爆煙RDAという印象です。
単線で組んでもかなりのミスト濃度で、味もかなり濃厚。
AFCの調整幅も広く、ビルドも色々試せそうに思います。
ビルドについてですが、やはり自分はクランプ共締めのデュアルデッキはちょっと苦手。
いや、出来るには出来るのですが、やっていてちょっと苦手意識を感じてしまうんですよね。
ここはちょっと慣れが必要かも知れません。
ただ、クランプネジを手で回して仮止め出来るので、ちょっとやりやすくはなっています。
使い勝手について、
サイドエアフローでジュースウェルも深く、多少多めにリキッドを保持しても漏れにくい構造です。
デザインもシンプルで色々なModに合わせやすいですし、使いやすいRDAだと思います。
価格調査
…をしようと調べてみたのですが、まだ海外でも販売どころかプレオーダーも始まっていないみたいですね。
3FVAPE、3AVAPE、Everzonで”comming soon”的な表記になっているのを見かけましたが、だいたい$30前後くらいでスタートするのかな、といった印象でした。
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