Cthulhu Hastur MOD 88w TC購入|Cthulhuの新作テクニカルModをひと足早く

Cthulhu Hastur MODの購入品レビューです。

Cthulhu modさんの久しぶりの新製品ですね。
しかも今回はテクニカルMod。

自分Cthulhuさんの大ファンなので、数カ月前の発表からずっとワクワクしていました。

ここの所ずっと、Cthulhuさんの新作はメーカー公式にてプレオーダーで購入しているのですが、配送の関係で国内流通よりも後の到着になることがあって、今回もドキドキでしたね…。
特に今はコロナの影響で配送も不安定ですしね。

公式がIn Stockになってから程なくしてフレキチさんでも予約が始まっております。(今回も自分のほうが遅いんじゃないかとドキドキした…)

自分は今回配送をDHLにしたので少し早く届きましたが、恐らく数日後くらいには国内でも出回りそうですし、配送料を含めるとむしろ高く付いているとは思います。

いいんだ…これがタコ愛。

そんなわけで、恐らく国内では最速かそれに近いタイミングで来ているとは思うし、それを活かしていち早く紹介してみます。
普段は数日から一週間は使ってから書くのですが、ファーストインプレッション的な感じでひとつ。

初めに言っておくと、レビューを書く者としてはあるまじき事なのですが、Cthulhuさんはファンなので露骨に贔屓します。
(その代わり自費購入オンリーで載せるようにしています)
ファン心理が多分に含まれると思うので、いい言葉は七掛けくらいで見て頂けるといいかもしれません。

あと、これは蛇足かもですが、

今回のMod、公式直販で$84.99と、中華マスプロのテクニカルModにしてはやや高価です。
ボディの素材に食品グレードの304ステンレスやアルミニウムなどを使用して全体の質を高めた影響かと思います。

そして、Cthulhuさんの初回ロットはトラブルがあるケースも多いです。
Tube Modの基板や、Mulanのエアフローパーツなども記憶に新しいですね。

自分はその辺りは折り込み済みで飛びついていますが、そういったリスクもあるかもしれないということで。

ただ、過去のケースでも、メーカーさんやショップさんがしっかり対応してくれているので安心感はあります。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

今回は、金属の缶です。
Cthulhuさんは毎回パッケージが凝っていてワクワクします。

背面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを、公式サイトのVERIFICATIONのページで入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。

パッケージ内容

  • Hastur Mod本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルは多言語で記載されており、日本語も含まれています。

ちょっと日本語怪しいですけどね。

火ボタン。

外観

シンプルなチューブModにチップと液晶のユニットを後付けしたようなデザインになっています。

チューブ部分は食品グレードの304ステンレス製で、Tube Modとほぼ同じ質感。
基板ユニットの部分はアルミニウム製で、サラサラなマット加工になっています。

表面にはロゴ等の装飾は一切なく、シンプルで綺麗。
Cthulhuのデバイスはこの飾り気のなさが好きなんですよね。

カラーバリエーションは、今回は3色展開。

シルバー/ブラック/ミッドナイトグリーンの3色です。
いずれもチューブ部分はシルバーで、アルミパーツの色が異なる模様。

本体に触って最初に感じたのが、思ったより小さいこと。
高さも85mmしかありませんし、サイズはかなり抑えられているように感じます。

ただ、重量は結構ありますね。
このサイズで166gもあると、結構手にズッシリとした感触が来ます。

上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン、USB Type-Cポート。

ファイアボタンは気持ちストロークが深いですね。
押した感じがカチカチ、ではなく、カチッ、カチッって感じ。

液晶画面はカラー液晶ですが、個人的にはこのデザインならモノクロで良かった気がします。

上面に510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。

フロントパネル部分もそうだったのですが、各所でネジが凄く露出していますよね。
デザインのために敢えてそうしているのかな。

底面にはバッテリーキャップがあります。
スクリュー式でちょっと開閉が面倒。

キャップには、バッテリートラブル時にガスを逃がすためのベントホールが2つ開けられています。

フィッティング

やはり個人的にはHastur x Hasturで使いたい。

チューブ部分は24mmなので、24mmのアトマイザーでちょうどツライチになります。

ただし上面のエッジにはアールが付いており、22mmでも特に違和感なくフィットします。
というかむしろ全体的なバランスは22mmの方がしっくり来るかも。

Cthulhu Gaia RDTA

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 35mm x 24mm x 85mm
重量 166g
使用バッテリー 18650 x1本使用 (別売)
充電 USB Type-C 5V/1A
チップ ATOMチップ(ファームウェアアップグレード対応)
出力モード VWモード
バイパスモード
温度管理モード(SS/Ni/Ti/TCR)
出力ワッテージ 1〜88w
出力電圧 0.7〜9V
温度管理 200~600°F/100~315°C
対応抵抗値 0.05Ω~3.5Ω
保護機能 オーバーヒート保護
過放電保護
自動カットオフ(10秒)
短絡(ショート)保護
バッテリー逆刺し保護

ATOMチップ

名称からして、PC用の省電力CPUを連想してしまいますが、別物ですよねきっと。
Cthulhuのオリジナル基板かな?

最大出力88wと、18650シングルバッテリーModとしては少々高め。
だからなのか”15C以上のハイドレインバッテリーを使用してください”という警告が書かれています。

15CというのはCレートと呼ばれるもので、放電レートの事です。
バッテリ容量に対する放電電流比、とちょっと難しい話になってきますが、
ざっくりと言うと,ソニーのVTCならVTC4、VTC5Aはクリアしているかな。
VTC5が12C、VTC5は10Cとやや不足。

ただこれは、低ワッテージのみで使う分にはあまり気にしなくてもいいかと思います。

操作方法

バッテリーをセットすると電源が入ります。
この時に出るはすたぁ様のマークが可愛い。

基本的に、バッテリーが入っている間は電源ON状態で、
操作ロックにてON/OFF制御するようです。

操作ロック

ファイアボタン5クリックでロック状態を切り替えます。
ロック状態はすべてのボタンがロックされます。

モード切替

ファイアボタンを3クリックすると、モード切替のメニューが表示されます。

  • REGULATED(VWモード)
  • BYPASS(バイパスモード)
  • TEMPER(温度管理モード)

が使用出来ます。

温度管理モードを選択すると更にワイヤー種別の選択、そこでTCRモードを選択すると更にTCR値の設定があります。

温度管理モード中は、

  • ファイアボタン+UPボタンの同時長押しでコイル抵抗値の手動設定
  • UP/DOWNボタンの同時長押しで、動作ワッテージの設定

となります。

また、温度設定を最大値/最小値から更に送ることで、摂氏と華氏の表記が切り替わります。

まとめ

久々のCthulhuさんの新作。
一番好きなメーカーさんだけに、毎度ワクワクします。

自分は当面Hastur24mmで使いますね。
大好きなアトマイザーなのですが、最近眠っていたのでいい機会だ。

Modの性能としては、まぁ、普通のテクニカルModですね。
操作もシンプルですし、特別な機能などは特にありません。

デザインは賛否ありましたが、自分はとても好みです。
いつもの飾り気のないシンプルデザインといった感じ。

材質や加工精度なども手伝って、非常に高級感がありますね。
ちょっとしたハイエンドなModみたいな雰囲気を持っているとすら思います。

サイズ感は非常に良いです、18650シングルのModの中でもかなりコンパクトな方かと思います。

ただし、重量はちょっと気になるかもですね。
このサイズで166g(バッテリー込みで213g)はかなりの重量感です。
自分としては、金属感が増してむしろ好材料ではあるのですが。

価格はちょっと気になる所かもしれませんね。
メーカー公式でも$84.99で、国内に入ると1万円超えます。
海外の安い通販に出回りはじめても、6〜7000円くらいにはなりそうです。

これはマスプロのテクニカルModとしてもちょっと高めの価格ですし、
特にCthulhuさんってお手頃価格で高品質、というイメージを(勝手に)持っていたのでちょっと意外でした。

それだけより高品質、という事なんだろうとは思いますが。
実際満足感は半端ないですし。

あとは、Cthulhuさんに多い、初回ロットのトラブルがなければいいなぁ、といった所。
気になる方は一度行き渡るくらいの頃まで様子を見たほうがベターかも知れませんね。

冒頭に書いた通り、フレキチさんではいち早く予約受付を開始しています。
Twitterで入荷予定などをつぶやかれていましたが、もう間もなく入ってくるんじゃないかなと。

現状ではこちらが一番早く確実な手段ですかね。
自分みたいに本家+DHLだと逆に高く付きますし。

ベプログショップさんでも6/18より販売が開始されました。

公式直販はこちら。

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