Uwell Caliburn Koko Prime(Vision)のレビューです。
エバゾンさんから「これレビューしない?」ってきた時に、
俺「あー、Koko Primeなら以前記事にしてるよー」
って返したのですが、
エ「いや新バージョンだよ、これ見て(写真)」
俺「お、おう…デザイン違うだけでは?」
エ「送ったよー」
そんなわけで届きましたが、やはりデザイン違いのバージョンですね。
来た以上はしっかり記事にせねばってことで、いつもどおり行かせていただきます。
スペックを見比べると1箇所だけ、最大出力が15w→18wに上がっていました、これがどれだけ影響するかな?くらい?
と、まぁ不満げな感じの冒頭にはなりましたが、Koko Prime自体は非常に良い物であることは確かです。
一時期一斉を風靡したCaliburnの後継機種で、味についても折り紙つきですし、
最近は優秀なライバルも随分増えて来ましたが、まだこのサイズのPodの中ではトップクラスの一角であると思っています。
この製品はEverzonさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
パッケージはちょっとカッチョよくなってます。
Uwellさんのオーセンティックコードはパッケージの外装には貼られておらず、中に封入されています。
その旨が記載されたシールが、未開封証明を兼ねた形で貼られています。
パッケージ内容
- Caliburn Koko Prime(Vision) 本体
- USB Type-Cケーブル
- ネックストラップ
- FeCrAl 1.0Ω Caliburn G コイル x1 (装着済)
- FeCrAl UN2 0.8Ωメッシュコイル x1
- ユーザーマニュアル
- カード類
ユーザーマニュアルの表紙に黄色いシールが貼ってあり、オーセンティックコードが書かれています。
(偽造防止のために念の為一部伏せておきます)
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
コンパクトなカード型Podです。
外装はスケルトンボディになっています。
両面のパネルはマグネットで貼り付いており、外して着替えさせたり出来るようになっています。
パネルを外すと、スケルトンっぷりがわかりやすいですね。
以前レビューしたKoko Prime(Xmasバージョン)と並べてみます、
うん、デザイン違い。
LEDインジケーターの穴が無くなったくらいかな。
スケルトンボディなので、中で光ったのがそのまま見えるので。
肩の部分には標準でストラップホールが付いています。
ネックストラップも付属しているので、首から提げて使用することも出来ます。
側面、エアフローの穴が開いています。
Podを取り付ける向きによってドローの重さを2段階から選べるようになっています。
底面には、充電用のUSB Type-Cポートと、バッテリートラブル時にガスを逃がす役割をするベントホールが開けられています。
Podの固定はマグネット等ではなく、突起でパチっとはめ込むタイプです。
Podカードリッジ
Caliburn Gや他のバージョンのKoko Primeと共通のPodカードリッジ。
旧CaliburnのPodとは形状が異なり、互換性はありません。
リキッド容量は2ml、
素材はPCTG製とのことなのでメンソール耐性はあると思いますが、柑橘系リキッドなどは注意が必要です。
リキッド補充はトップフィルになっています。
マウスピース部分を外して、赤いパッキンのある口からリキッドを注入します。
ユニコーンボトルのノズルがちょうど入るサイズなので、入れにくいということはないです。
マニュアルには、Podを本体に付けたままマウスピースだけ外して補充しろってありました、
今までPodを外してから補充してたけど、これでもいけますね。
側面、部分的に透けた透明になっており、本体につけていてもここからリキッド残量の確認ができます。
小さい窓ですが、案外見えます。
コイルはOリング固定になっており、底面からまっすぐ差し込みます。
コイルの底面に切り欠きがあり、正しい向きでないと奥まで刺さらないようになっています。
コイルは1.0Ωのレギュラーコイルと0.8Ωのメッシュコイル。
どちらも素材はFeCaAl製、初代Caliburnから使われており、コイルの素材として非常に評価の高い金属です。
前のKoko Primeには1.0Ωのみが2つ付属していましたが、今回はCaliburn Gに付属していた0.8Ωメッシュコイルと1個ずつ入っています。
最大出力をCaliburn Gと同じ18wに上げて、同じコイルで同じ味が出るようにした、ということですかね。
逆に前のKoko Primeが低かったのが疑問ではありましたが。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 68mm x 45.6mm x 17.5mm |
素材 | PCTG, PC |
重量 | 53g |
バッテリー | 内蔵690mAh |
リキッド容量 | 2ml |
コイル | FeCrAl UN2 0.8Ωメッシュコイル FeCrAl 1.0Ωコイル |
最大出力 | 18w |
充電 | USB Type-C |
保護機能 | 自動カットオフ(10秒) 回路開放(Pod非装着)検知 短絡(ショート)保護 過放電保護 |
重量は実測で54g
素材の違いからか、前のKoko Primeより4gのアップでした。
使用方法
ボタンなどの操作系統は一切なく、操作の必要はありません。
吸い込むことで自動で電源が入るオートスイッチタイプのPodなので、Podカードリッジにコイルとリキッドを入れてセットしたら、あとは吸うだけ。
エアフロー調節
Podの取付方向で、ドローの重さを2段階から選択できます。
Pod底面のエアフローの取り入れ口から、横向きに溝が掘られており、
その溝を本体のエアホールに合わせるとドローが軽く、逆にするとドローが重くなります。
吸ってみる
Caluburn GもKoko Primeも過去にやってるし、どうしようかな、と思ったけど若干変更あるし、吸っておきます。
リキッドは、りきっどやさんのもも極で。
前のKoko Primeは1.0Ωコイルのみだったので、0.8Ωコイルの方を使用します。
ついでなので、前のKoko PrimeとCaliburn Gを出してきて同じPodで吸い比べ。
味については文句なし、相変わらず良いコイルです。
メッシュコイルでミスト量もしっかりあり、味も濃厚。
この素材(FeCrAl)、感覚としては実際の抵抗値よりやや低い抵抗値で吸っているような感覚があります。
ドローの重さは、軽い方にセットすると抵抗感のある重めDL、MTLで吸おうとすると負圧不足になるようでオートスイッチが安定しません。
重い方にセットすると、MTLでも問題なく吸うことが出来ます。
こうして同時に吸い比べてみて気づいたのですが、ほぼ同等ではあるもののCaliburn Gの方がほんの僅かに重く感じます。
Koko Primeの2台は同じなのですが、Caliburn Gにしたら少し抵抗感が増した感覚。
出力についてなのですが、最高出力の3wの違いって結構あるのかな。
Koko Prime(Vision)と前のKoko Primeでミストの熱量とか濃さに僅かに差を感じました。
同じ18wのCaliburn Gはほぼ同じ感覚です。
まとめ
使ってみた感じだと「中身がCaliburn Gとほぼ同等になったKoko Prime」って感じでしょうか。
前のKoko Primeって僅かに出力低かったのですが、0.8Ωコイルだと意外と差が出てるのかな、と思いました。
付属してきた1.0Ωコイルを使用している分には全く感じなかったんですけどね。
デザインの違いだけなんて言ってすんませんした。
1.0Ωコイルの方を使用するならどのKoko Primeでもよいですが、0.8Ωコイルを使用するなら(Vision)がいいってことですかね。
一昨年から昨年あたりまで、小型のPodはCaliburnシリーズが席捲していましたが、最近はこのジャンルにもXTALやMinicanなど強力なライバルが増えており、ユーザーの選択肢は広がっています。
ですが、Caliburnシリーズはこれまでの蓄積もあり、コイルも非常によくパフォーマンス的には未だにトップクラスと言えるので、有力な選択肢の一つだと思います。
上位勢のパフォーマンスは優劣が付けづらいくらい拮抗しているので、後はもうホント好み。
(私は個人的にはX…おっと誰か来たようだ)
Everzonさんでは、ログイン後の価格で¥2,251+送料です。
旧Koko Prime(¥2,141)とは100円違いなので、どっちかから選ぶならこちらかなぁ。
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