MK Lab KOIKOI 猪鹿蝶 -蝶 リキッドレビュー|オトナな甘みのブランデーマキアート

MK Lab KOIKOI 猪鹿蝶 -蝶 リキッドレビュー|オトナな甘みのブランデーマキアート

Koi-Koiの新シリーズ”猪鹿蝶”から、“蝶”のレビューです。

MK LabさんはVAPEブーム黎明期から活動している老舗の国内リキッドメーカーさんで、
中でもKoi-Koiシリーズは独特の世界観と可愛いキャラ、イラスト、そしてなにより味のクオリティの高さで非常に高い人気を誇っています。

MK Lab | marz04.net
「MK Lab」の記事一覧です。

Koi-Koiシリーズのリキッドは全て花札のこいこいの役名にちなんだ名称になっていますが、今回は”猪鹿蝶“。
シリーズ展開となるようで、今後猪、鹿と合わせて3本での展開となるのかな。

今回の”蝶”はブランデーマキアート味との事。
Koi-Koiシリーズはしっかり甘いデザート系リキッドのイメージが強く、今回もスイーツ系の甘みがしっかりとありますが、ほろ苦さとブランデーの香りで甘さが抑えられており、オトナの甘さといった雰囲気になっています。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

シリーズのテーマに合わせた、和風イメージのラベル。

Koi-Koiシリーズはフレーバーごとにキャラクターが設定されており、ラベルに描かれています。

これまでのシリーズのキャラはカワイイ女の子といった感じでしたが、今回はずいぶん雰囲気が違いますね。
仕草や全体の配色などを含めて、オトナの女性といった雰囲気が出ています。

VG60:PG40 ノンニコチン

販売店のコメントを引用します。

・フレーバー名:ブランデーマキアート
チョコレートとエスプレッソ、ホイップクリームを織り交ぜた、くつろぎたい時に長く吸い続けられるホットマキアート。
隠し味にヘーゼルナッツとバナナチップ、甘みを抑えるブランデーを加え、吸えば吸うほど深みを感じる大人のデザートリキッドです。

podタイプ〜80wまでのVAPEに適しています。

※「こいこい」とは
花札のこいこいをモチーフに、それぞれの役を擬人化した和風ラベルと濃厚な甘い味で男女問わず長く愛されているMK Labのフラッグシップリキッドです。
『五光』役となる花見(オレンジクッキー&バニラ)、月見(コーヒー&チョコレート&バニラ)、雨流れ(濃厚バニラ&ドラゴンフルーツ)、霧流れ(濃厚バニラ&メロン)、三光(アップル&キャラメル&バニラ)は国産VAPEメーカーのリキッドとしては長く愛される人気商品となっています。

Podタイプから80wまでのVAPEに適している件、ラベルにも記載されています。

個人的には60w〜がもう爆煙というイメージなので、80wまでというとほぼオールレンジ感。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。

リキッド自体の香りは結構強め、甘い香りとブランデーの香りが強めに漂ってきます。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

追加で、

「Podタイプ〜」というコメントがありましたし、
ちょうど同タイミングでVaporessoのZero2も来ていたので、こちらでも吸ってみます。

高抵抗MTL:1.0Ω 15w

おお……一口目では味の特定が難しい、ちょっと複雑な味わい。
舌で確かめながら続けて数口吸ってみます。
吸い込む時に舌に感じる甘みはチョコレートかな、でもちょっと柔らかい甘み、生クリームの入った柔らかいチョコレートあるじゃないですか、あんな感じ。

MTLで肺に送る際に、チョコレートとエスプレッソの混じり合ったほろ苦さを口の奥で感じます、プラスほんのりとナッツの香ばしさ。
ミストを吐き出す際に口の中に再度チョコレートとクリームの甘みが広がり、ほわーっとした甘みと共に抜けてゆきます。
後味には甘さもあるけど、ほろ苦さと香ばしさが口の奥の方に残り、ブランデーの香りも余韻として残ります。

ブランデーの香りは吸い始めからほんのりと全体的に香っており、ともすれば激甘になりそうなこの組み合わせを少しオトナの甘みに変えている感じですね、しっかり甘いけど甘すぎない。

私は普段甘いリキッドは合間にちょこちょこ吸うだけであまりチェーンはしないのですが、これはなんかダラダラとチェーン吸いしちゃう。

シングルDL:0.63Ω 23w

DLになり、出力が増したことで全体的に少し甘みが増します、
また、このくらいになるとバナナの香りが結構前に出てきますね、甘みがちょっともったりとした感じになって私好み。

また、吐き出す際にヘーゼルナッツの香ばしい香りもよく感じるようになりました。

個人的にこの環境が一番好みだったのですが、私がバナナとヘーゼルナッツが好みだというのもあるかも知れない。
ブランデーの香りもしっかり出ており、変わらず甘すぎずほどよいオトナの甘み。

デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w

コメントから、低抵抗になるとバランスが崩れていく系なのかなと予想していましたが、このくらいの環境でもバランスは崩れていませんね、十分美味しく吸えます。

改めてコメントを見ると「PODから80wまでの」とあるので、50W弱のこれも範囲内か。

甘みは今回の3つの中では一番強いです。
チョコとバナナの味がしっかり立っていて、甘党の方など、このくらいの味が好みという方は居るだろうな感じました。
私的には、(個人的な好みとして)甘みが少し強すぎるというかちょっと尖った甘みに感じて、上のシングルDLくらいの出力の方が好みに感じました。
イメージとしては、少しバナナ混じりのブランデーボンボンといった感じかな。

Pod Vaporesso Zero2

抵抗値はMTL環境と同じ1.0Ωですが、メッシュコイルと言うことでミストが若干シルキーで、少しフレーバーに広がりを感じます。
MTLで吸っていますが、吸い込む際のチョコレート、肺に送る際のチョコレートとエスプレッソのほろ苦さ、ブランデーの香りなど、基本的な組み立てはアトマイザーで吸うMTLとほぼ同じ感覚。

Podだとナッツの香ばしさはアトマイザー程前に出てきておらず、風味というか隠し味といった感じになっています。

オトナな甘みのブランデーマキアートといった感じで楽しめると思います。
何というか、この環境が一番「ブランデーマキアート」という単語がピッタリ合う印象。

しばらく吸い続けていたら更に馴染んできたというか、なんというか、癖になりますねこれ。

まとめ

しっかり甘いけど甘すぎない。
何度も書きましたがオトナな甘みといった感じのリキッドです。

私は普段、甘い系のリキッドは合間に一口って感じで吸っていて、あまり頻繁には吸わないしチェーンもさほどしないのですが、なんだかこれは癖になる。
一度吸い出すとなんだかずっとダラダラとチェーンしてしまう、不思議な魅力のリキッドです。