FreeMax GALEX nano Podのレビューです。
前回レビューしたGALEX Podの別バリエーションとなります。
スティック型Podに対してカード型がリリースされるのは良くあるパターン。
GALEXと共通のPodとコイルを使用する別デザインのデバイスで、
コイルはFreemaxさんのこだわりのコイル技術、FM SaltCoilTech4.0を使用した質の良い物となっています。
名称にnanoとついていますが、なんか、ちょっとゴツい?
nanoというよりMassiveな印象を受けました、でもこういうデザイン嫌いじゃない。
操作ボタンと3段階の出力調整も追加になっており、上位機種といった印象です 。
Freemaxさんが最近凝っているイルミネーションも健在、今回はスケルトンデザインとの合わせ技です。
この製品はFreemaxさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
黒ベースのパッケージの中に、製品写真とイルミネーションの意匠。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを用いて、公式サイトにてコピー品でないかのチェックをする事ができます。
パッケージ内容
- GALEX nano Pod本体
- GX Meshコイル1.0Ω(本体装着済)
- GX Meshコイル0.8Ω
- USB Type-Cケーブル
- ワランティカード
※サンプル版のパッケージであるため、実際の製品とは内容が異なる可能性があります。
外観・特徴
CaliburnにおけるCocoや、XLIMにおけるSQといった、スティック型Podのバリエーションとしてのカード型デバイスにあたります。
この手のタイプって、元のスティック型と同サイズだったりむしろスリムだったりしているイメージなのですが、私の第一印象は「ゴツいしデカい」
Podなのでコンパクトではあるのですが、このタイプのPodの中という意味で、あと元のGALEXと比較して。
GALEXと並べてみました。
nanoって「小さい」という意味で使われる言葉だと思ったのですが。
とはいえ、これらは別に悪い意味で言っている訳ではなく、私はこのデザインかなり好みです。
むしろこのゴツゴツとしたデザインはスティック型のGALEXよりも好き。
本体前面に一部透明の窓が開いており、ここから中の基板が見えるようになっています。
更にこの内部にはイルミネーションが仕込まれています。
イルミネーションの光り方はOFF(光らない)/マルチカラー/単色光から選択出来るようになっており、
GALEXはデフォルトがOFFでしたが、こちらはいきなりマルチカラーで光ります。
こんな感じで光ります。
本体側面にはボタンが一つ付いています。
このボタンで電源のON/OFFや出力調整、イルミネーションの切り替えなどを行います。
パフボタンにはなっておらず、オートパフのみのようです。
肩の部分にはストラップホールがついており、ネックストラップで首から提げたりなど出来るようになっています。
充電用のUSB Type-Cポートは底面にありました。
Podの固定はマグネット式です。
Podカートリッジ
無印GALEXと同じ物を使用します。
コイル交換式で、リキッド容量は2ml。
空気の経路を複雑化したり、出口付近に吸収剤を入れたりして、リキッド漏れを防ぐ作りになっています。
リキッド補充はトップフィルになっています。
マウスピース部分がキャップを兼ねており、キャップを外すと注入口が出てきます。
少し固くて外しにくいですが、上の画像のようにマウスピースをつまんで後ろに倒すようにすると外しやすいです。
赤いパッキンが付いている方が注入口です。
コイルはOリング固定になっており、底面から抜き差しするだけで脱着出来ます。
コイルの装着は縦横の向きが決まっており、縦横を合わせないと奥までキッチリ刺さらないようになっています。
付属するコイルは、1.0Ωと0.8Ωの2種類。
初期状態では1.0Ωのコイルが装着されています。
このコイルはFM SaltCoilTech 4.0という技術で作成されており、
焼入れされたSS904Lのメッシュコイルと、味がクリアで長持ちする茶葉繊維のコットンが使用されています。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 53mm x 19mm x 76.96mm |
重量 | 88g(実測) |
バッテリー | 内蔵800mAh |
リキッド容量 | 2ml |
コイル | 0.8Ω/1.0Ω |
出力ワッテージ | 11-22w |
出力電圧 | 3.3V / 3.5V / 4.2V(3段階切替) |
充電 | USB Type-C |
重量の実測は88g
GALEXより大分重いというか、このタイプのPodの中でもかなり重い方かなと思います。
操作方法
電源ON/OFF
ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
出力切り替え
電源ON中にボタンを3クリックする度、出力設定が切り替わります。
切り替わる際のイルミネーションの色が出力設定を表しており、
緑:High 青:Middle 赤:Low
となります。
イルミネーション設定
電源ON中にボタンを2クリックすると、イルミネーションの光り方を切り替えます。
OFF – 単色モード – マルチカラーモードでループします。
バッテリー残量確認
電源ON中にボタンを1回押すと、バッテリー残量を色で示します。
緑:70%以上 青:35~70% 赤:35%以下
吸ってみる
GALEXと共通のPodとコイルでしたが、前回のGALEXでは1.0Ωコイルを使用したので、今回は0.8Ωコイルを使用します。
リキッドはYENHYPE ブブブブルーV2で。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
ドローの重さは、軽めMTL~重めDLといった具合です。
やはりFreemaxさんのコイルユニットは非常に作りが良く、
味もクリアで濃厚ですね。
ちょうど連続したので前回の1.0Ωと吸い比べる事が出来ましたが、GALEXシリーズのドローには0.8Ωの方が合っている気がします。
MTLとはいえ若干軽めなので、よりミスト量の稼げる0.8Ωの方がよさそう。
ただ、同じPodに同じコイルだしドローも同じ感じかな、と思っていたのですが、
本体構造の違いなのか、無印GALEXよりもこちらのGALEX nanoの方がほんの少しだけドローが重い気がします。
ほんの少し、感覚的な違いではあるのですが。
なので1.0Ωを吸うなら無印よりnanoかなぁ、
Podを付け替えて吸い比べてみても、MTLで吸った時の感覚がしっくりくる。
3段階とはいえ、出力調整機能があるのもいいですね、
0.8Ωコイルだと、緑(High)でDL吸いするとかなりのミスト量があり、爽快感あります。
まとめ
GALEX nanoという名前から、小さく省機能な物を連想してしまうのですが、実際は無印より大きく、多機能です。
同じPod、同じコイルを共用するし、バッテリー容量など基本的なスペックは同じなのですが、
操作ボタンの追加、出力調整機能の追加(それによる出力アップ)、本体の質感や凝ったデザインなど、完全に上位機種と見てよいと思いました。
反面、サイズの大きさや本体の重さがネックとなります。
88gというと、ヘタするともっと大きな上位機種の重量と変わらないですしね。
ですが個人的には、サイズ感も含めてこのデザインはかなり好みですね。
このイカツさはなかなか惹かれる物があります。
こういうのが刺さる人は他にも居そう。
コイルの味の良さは間違いないですし、長持ちもするコイルなので、使用感としては申し分ないと思います。
こちらもGALEX同様まだリリースされたばかりなので、国内、海外共に販売情報は少ないです。
GALEXと同時に、Flavor-Kitchenさんに入荷したようです。
コメント
なぜか日本では興味を持つ人がほとんどいないらしいが自分としては気に入っているVandy Vapeの某Podの予備をなくなる前にもうひとつ、と買ったついでに、これも買ってみました。自分としては初Freemax製品です。
概ねどのレビューでも高評価なことと、コイルの持ちがとてもいいというところが「ほんとかなー」(メーカ公式ページではリフィル10回=20ml分は持つと言ってますね)と興味津々です。
現在ほぼこれと同サイズ同重量で外出時良くポケットに入れて携帯し使っているのは、SXK Bantam Revision + 某Boro Tank用ブリッジなんですが、さてそれとスタメンチェンジになるかどうか。
明日到着なので楽しみです。
こんばんは!
Freemaxさんは何世代か前のコイルからお付き合いしていますが、かなりいいですよ!
実際長持ちもします、
10回はギリかな……でも7~8回は入れて吸っているはず
届いたので早速試してみました。
美味しくて数年前Pod類が登場し始めた頃とはまったく違いますねー。
これまで色んなメーカの何種類ものPod/コイルを吸いましたが、1,2を争うぐらいフレーバが良かったです。
私は悪い癖でPod類購入時はPod本体と同時に(まだ吸ってもいないのに 爆)コイルヘッド等消耗品を一緒にいくつも買ってたんですが(バカ)、これは早速予備コイルを買っても平気だろー、と。
FTで扱ってくれるとうれしいんですが、まだFreemaxの最近のPod類関係はないようで…
レビュー記事ありがとうございました。
気に入って頂けたようで何よりです
Freemaxさんのコイルユニットは味も耐久性もホントよくて、かなり推しています。
最近のPodって美味しいですよね……特に最近の物は正直ビルドするよりこっちの方がいいんじゃ……ってなる事多いです。