Aspire PIXO Podのレビューです。
Aspireさんの新作Podデバイスです、
スティック型としてはほんの少しだけ大柄かな?という印象ですが、見ての通り大きなカラー液晶を搭載しており、アニメーション演出を交えた見やすい表示が特徴的。
更にこの液晶画面がタッチパネルにもなっていて直感的な操作が可能となっています。
バッテリー容量も1100mAhと大きめで最大出力は30w、対応Podは1.0Ωから0.4Ωまでと、サイズの割にパワフルなPodデバイスです。
この製品は、株式会社シェード(デジモク)さんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
Aspireさんらしい、明るいカラーでスッキリしたデザインのパッケージです。
側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- PIXO Pod本体
- 0.4Ωカートリッジ(本体装着済)
- 1.0Ωカートリッジ
- USB Type-Cケーブル
- クリーニングクロス
- クイックユーザーガイド
- ユーザーマニュアル
クイックユーザーガイドは裏表で最低限の操作方法が説明されています。
もっと詳しい内容はユーザーマニュアルに、
英語とフランス語で記載されています。
外観・特徴
電源OFFで置いてあると、ぱっと見はほんの少し大きめな普通のスティック型Podに見えます。
表は液晶画面が内蔵されたブラックパネル、背面は白基調の化粧板が埋め込まれています。
どちらもキラキラで綺麗、そりゃクリーニングクロスも同梱したくなります。
カラーバリエーションは5色、ガンメタ以外はパステル系で、いずれも綺麗なカラーです。
前面には丸いボタンが1つと、大きなカラー液晶画面が配置されています。
側面にはスライド式のエアフローコントロールが付いています。
小さなピンホールが1つのみのMTL向き、大きなエアホールが並んだDL向き、
公式によると、真ん中にした状態がRDL(重めDL)になるそうです。
底面には充電用のUSBポートがあります。
USB Type-C 2Aの急速充電に対応しています。
Podカートリッジはマグネット固定となっています。
初期装着の0.4ΩPodは端子部分に絶縁用シールが貼られているので、剥がして使用します。
Podカートリッジ
コイル内蔵式の使い切りタイプのカートリッジです。
タンク部分は透明でリキッド残量の視認性は良好、
素材は記載されていませんが、PCTGかなぁ?メンソール入りのリキッドを入れて1週以上使用していますが今のところ全く問題ありません。
今回のPodに使用されているコイルは新開発の物だそうで、
従来の製品に比べてコイル寿命43%アップ、フレーバーの持続性36%アップを謳っています。
リキッドの注入口は側面、穴も大きめで注入しやすそうです。
キットには0.4Ωと1.0Ωの2種類のPodが付属しています。
対応Podのラインナップはそれに0.6Ωを加えた3種類となっています。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 111.4 x 30.4 x 16.6mm |
重量 | 75g (実測) |
バッテリー | 内蔵1100mAh |
リキッド容量 | 3ml |
コイル | 0.4Ω/0.6Ω/1.0Ω(いずれもメッシュコイル) |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 5-30w |
スイッチ | オートスイッチ/マニュアルスイッチ両対応(切り替え可) |
充電 | USB Type-C 2A |
本体重量は75g
決して重くはないですが、手に持つと金属っぽいしっかりした質感と重量感を感じます。
操作方法
演出が多いので今回は動画メインで
電源ON/OFF
ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
ワッテージ出力調整
液晶画面(タッチパネル)を縦にダブルスワイプ(素早く2回滑らせる)すると、ワッテージ調整モードに移行します。
この状態でタッチパネルの+/-をタップしてワッテージを調整します。
設定メニュー
電源ONの時にボタンを素早く3クリックするとメニューが表示されます。
メニューはスワイプすることでスライドさせられます。
全てタッチパネル操作で直感的に設定操作が行えるようになっています。
設定内容は下記の通りです
- 出力モード変更:SMART(出力調整補助付き) / WATT(補助無し)
- パフモード変更:オートパフ / マニュアルパフ / 両対応の切り替え
- 7日間のパフ記録閲覧、リセット
- バイブレーション機能ON/OFF
- 液晶輝度、消灯時間調整
- 液晶テーマ変更
- パフ中のアニメーションテーマ変更
- デバイス情報表示
吸ってみる
0.4ΩPod
まずは0.4ΩPodでkoi-koi赤短 ライチティーを吸ってみました。
Podの注入口は大きく、ユニコーンボトルのノズルがスッポリ入った上に空気が抜ける余地もあり、リキッドの注入はやりやすいです。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
SMARTモードでPodを装着すると自動で26wに設定されました、調整幅は23~30wになるようです。
このサイズのデバイスで0.4Ωを30wで吸えるとか、いい時代になりましたね。
まずはそのまま26wで吸ってみますが、これでも思っていた以上にパワフル、
ライチの甘みがしっかりと出ています。
徐々に出力を上げてゆき、30wまで上げてみると、味は相当に濃くなり、ミスト量もガッツリとあります、
ただミストが少し熱く感じるので、個人的には27wくらいが好みかな。
エアフローコントロールも試してみました、
MTL向きの小さい穴は、私の感覚だと軽めのMTL~重めのDLといった感じ、ガッツリ重いタバコ吸いといった感じではないですが、MTL吸いは普通に出来ます。
0.4Ωコイルの場合は真ん中のRDLか全開のDLの方が合うとは思います。
全開のDLは思ったより軽いですね、間違えてこの状態でMTLしようとするとオートスイッチの反応がやや怪しくて「あっ……」となりましたが、ちゃんとDLで吸いこむとしっかり反応します、この軽さでこれだけ反応するのは優秀だと感じました。
最終的に、27w設定で半開のRDLが私としては一番好みで、初日以降その状態でずっと吸ってました。
1.0ΩPod
Aspireさんは昔からコイルの良さに定評があるし、1.0Ωも期待出来そう、ということで、
個人的にMTLで吸いたいリキッドである、I4U. Islay.を入れて吸ってみます。
SMARTモードでPodを装着すると、自動で13wに設定されました。
調整幅は10~15wとなるようです。
このコイルだと13wというのはベストな設定かも、それ以下だと「もうちょっと」と感じるし、逆に15wとかまで上げるとMTLで舌に当たるミストも熱く感じるし、若干エグみのような物を感じ始めます。
こちらのPodは、個人的にエアフローはMTL向け一択ですね、メッシュコイルなのでDLでも割としっかり味は出ますが、やはりエアーの流量が多いとミストの密度が若干物足りない。
MTLで、舌からじっくりとフレーバーを味わう感じがしっくりきました。
若干軽めのMTLではありますが、メッシュコイルなのでミストもきめ細かく、味もしっかり濃く感じられます。
まとめ
スマホ感覚で直感的に操作出来る高機能Podです、
今時だとこの方が分かりやすいという方もおられるのではないでしょうか。
他のVAPE製品にも昔からタッチパネル式の物はチラホラありますが、Podサイズでここまで直感的に操作出来る物は新しいのではないかと思います。
大きな液晶を活かしてテーマやアニメーションも凝った物が使用されており、ガジェット好きな方にも刺さりそうです。
もちろん、肝心のVAPEとしての性能も高いです。
Aspireさんは昔からコイルの性能に付いての評価が高く、ベテラン勢の方も御用達にしている方が多いですし、Podデバイスの評判も軒並みよいので安心感があります。
0.4Ωと1.0Ωの両方を試しましたがどちらも満足感高かったです、
最近はもうPodの進化が目覚ましく、単純に味に関して言えばヘタにビルドするよりPodの方が美味いよなぁって思ってしまったりもします……。
バッテリー容量も1100mAhというのはかなり大きく、私の使い方だと丸1日使ってもまだ余裕があります、
リキッド容量も3mlあるのでこちらも余裕がありますね。
レビューの際はいつも気になる点や不満点を探して併記するように心がけているのですが……今回はあまりないなぁ……
強いて言えば、演出がうるさいと感じる人はいるかもなぁという点と、
あと、非常に細かい点ですがパフ中のアニメーションが割と長く、吸った直後にすぐ出力調整出来ない点とか?
でもこの辺も、設定でアニメーションOFFにしたら解決しちゃいました。
スマホ好き、タッチパネル好き、ガジェット好き、そして純粋に性能のよいPodを求める方、多方面に受けるデバイスだと感じました。
販売情報
下記の各ショップにて購入できます。
■楽天
■Amazon (入荷次第販売開始)
■デジモク本店
■Yahoo!ショッピング
■au PAYマーケット
■Qoo10
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