今回はちょっと趣向が異なり、オサレなリキッドボトルのレビューです。
UWELL Juice Bank
UWELLというと、Nunchakuが一番メジャーですかね。
あれは非常にいいサイズ感で、使いやすいチューブテクニカルModでした。
外装はオールステンレスで、一見チューブ式のModのようですね。
持ち運びに特化した耐久性の高いステンレス製のリキッドボトルとのことで、注入用のノズルはプッシュ式になっています。
特に、外でドリッパーを使用するのに便利そうな作り。
自分の場合、家では結構ドリッパーで楽しんでいる事が多いのですが、
外では未だにタンクアトマイザーかスコンカーがメインです。
結構な期間VAPEやってる割に、外でドリップ吸いするのには未だにあまり慣れなくて、
特に職場ではオフィスビルの共用喫煙室で、他社の人で混み合っている事が多いですし、
しかも内訳的に、iQOS7割、紙巻きが3割、たまに1〜2人gloが居るかな?という完全アウェイな環境。
テナントの業種とかの影響かな?プルームすら居ないんですよね…。
得体の知れない機械でなんか甘い香りの煙出してる人って感じになっているし、狭いスペースで立って吸う時なども多いので、ドリップ吸いもしづらいのです。
VAPEショップとか、その他落ち着いて吸える環境ならいいのですが、普段外ではアウェイ感がある場所に居ることが多いですしね。
ですがスッとスマートにドリップできそうなら……。
って事で、屋外ドリッパーバージンに近い私が、これを使用することで殻を破れるのかというチャレンジも兼ねて、半ばドキドキで使ってみました。
そんなわけで、今回は使用感メインで行きます。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
特徴
外装はステンレス、タンクはガラス製の強固なボトル
外装はステンレス製で非常に頑丈ですし、高級感もあります。
内側のリキッドタンク部分はガラスチューブになっており、
メンソールや清涼剤、リモネン等、樹脂系にダメージを与える物でも問題なく、
どんなリキッドでも使用出来ます。
プッシュ式のリキッドチャージ
リキッドチャージ用のノズル部分はポンプになっており、
ノズル部分をアトマイザーに押し付けて押し込むことにより、ドリッパーに最適な量(0.1ml)を定量で排出します。
パッケージ
マットな質感の黒い箱に箔押しでシンプルに描かれた高級感のあるパッケージです。
オーセンコードどこかなー?と思って箱を見回していたら、
「パッケージ内の黄色いタグに張ってあるよ」って書いてありました。
そしてこのシールは未開封のチェックも兼ねています。
このシールをカットしてから開封します。
パッケージ内容
- Juice Bank本体
- 予備Oリング
- ワーニングカード
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルの裏に黄色いタグが貼ってあり、そこにオーセンティックコードが直接書かれていました。
(偽造防止のために一部伏せます)
ここに書かれたコードを、公式サイトのVerify画面にて入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
外観・詳細
ホント、チューブModみたい。
作りは非常に綺麗ですね。
外装のステンレスには、非常に薄っすらと、横方向のヘアライン模様が入って艶を抑えています。
ロゴの部分は彫り込みになっており、その中はツヤのある状態になっているので、光の当たり具合によって非常に綺麗に光ります。
カラーバリエーションは全部で4色。
先端のキャップはマグネット式で固定されています。
ちょっと強めの磁力でしっかりと止まっており、
持ち歩きでは簡単に外れないけど、2本の指で摘めば片手でも開けられるくらいの絶妙な強さです。
ノズル部分も金属製で、かなり細く作られています。
長さもそれなりにあるので、MTL用とかの長細いものでなければ大抵のドリップチップは付けたままで使用できそう。
ノズル部分はポンプになっており、このように押し込む事でリキッドが定量排出されます。
ロゴの左右側面には窓が開いており、タンクのガラスを通してリキッド残量を確認することが出来ます。
リキッド容量は15ml。
目盛りも振ってあるので、残量がわかりやすいです。
タンク、ポンプ、キャップと、大きく3つのパーツに分かれます。
タンク内側、ガラスチューブが見えます。
ポンプ部分はバラせないのかな?
ノズルの辺りから外せないかな、と思ったのですが、
かなり固く、回しても引っ張っても動きませんでした。
ここがバラせないと、リキッドを変更する際に洗浄がちょっと大変かな?という懸念点はありますね。
使ってみる
用途もシンプルですし、
こういうのは使ってナンボだろう、という事で、使ってみました。
頻繁にリキッドを変更するのは面倒そうなので、いつも吸っている&普段から一番吸うリキッドにします。
自作で恐縮ですが、常飲の”かしすたん”です。
ポンプ部分を外してタンクに直接流し込みます。
口が広くて楽々。
こんなノズルの太いボトルでもスムーズに入れられます。
とりあえず、最近家で使っているメカチューブ&ドリッパーで使ってみました。
リキッドを入れた直後は、ポンプ内にリキッドが行き渡るまで5〜6回プッシュが必要な感じですね。
以降は定量出てきます。
1プッシュ0.1mlってどうなのかな?って思ったのですが、確かに結構ちょうどいいかも。
0.5Ωデュアルで、大体5〜6パフしたら乾いてくる感じ。
VGODのこのアトマイザーはボトムエアフローで、2プッシュしたら伝い漏れしてくる感じだったので本当に絶妙な量っぽい。
保持量の高いアトマイザーなら2プッシュくらいしても平気そうです。
ついでなのでタンクでもお試し。
こちらも普通に使えますね。
ただ、1プッシュ0.1mlなので、例えばタンクに2ml入れようと思ったら20プッシュ…。
せっせとカシャカシャやってると少し虚しくなったりもしたりしなかったり。
さすがにタンクだと、普通にボトル直でいいかなぁ…。
スポイトボトルなどで入れづらい場合には有りかも知れませんが。
家でやったVAPERボドゲ会での一幕。
休日は主に家で使っていました。
これはなかなか快適かも。
マグネットキャップを外して押し付けるだけ。
リキッドボトルのスクリュー式キャップをいちいち開けなくていいというだけでだいぶ楽に感じます。
フォルムがチューブModっぽいので、
時々、よそ見しながら手を伸ばした時に間違えて手にとって咥えようとしちゃったくらいかな…。
練習OK、素振りもOK。
使用感は大体わかったので、職場に持参してみます。
…と、丁度タイムリーというか、オフィスのカードキーが故障して、午前中オフィスに入れないというトラブルが。
修理待ちの時間が発生したので、喫煙席のある喫茶店で時間つぶし。
丁度まったり吸える環境だったので、普通に快適に使用出来ました。
オフィスに入れたので、今日は1日喫煙室でこれを使用。
スマートにリキチャ出来るので、多少混んでても案外気にならない。
この写真だと台を使えていますが、空中でも特に問題がなく、
ポケットから出して、指2本で摘んで片手でキャップを外し、Modを持っている方の手に一旦キャップを移して、空中でModにブチュっと。
家で使っていたVGODは漏らしちゃうのが怖いので、リキッド保持量の多いAngro RDAを単線シングル5Ωくらいにして持ってきました。
このRDAなら2プッシュでも大丈夫な感じなので、適宜1〜2プッシュしつつ吸っていました。
10秒チャージ、10パフキープって感じ。
ウィダー感ある。
朝の喫茶店タイムのせいもあるだろうけど、結構吸いましたね…。
一応、ドリッパーに断念した時の事も考えてタンクも持参していましたが、結局今日は一日ずっとこれだけ吸っていました。
いけるいける。
まとめ
チャレンジ成功しました。
このテンションが残ってるうちに、と思って、珍しくリアルタイムで書いてます。
これだけスマートにチャージ出来ると、一連の動作がさり気なくできて、気にならないですね。
金曜の晩から4日ほど使用しており、
今日あたりはずっとポケットに入れて歩いていますが、漏れそうな気配は一切ないですし、プッシュ式のノズル部分から染み出したりとかそういう事もありませんでした。
密封性はかなり高そうです。
見た目もカッコイイし、所有欲も満たされますね。
実はこれ、べプログさんの担当者さんがかなりのヘビーユーザーらしく、良い物なので入れました!との事。
サイズはちょっと大きいかな?
24mm径の長さ100mmなので、最近流行りの18350チューブとかと合わせたらこちらの方が大きくなりそう。
あと、重量も108gあるので、案外ずっしりします。
そして、そのサイズの割に、15mlという量は少し少なめ?とも思わなくないですが、
超燃費の悪いセットアップとか、出かけている間ずっと吸える環境、とかでなければ15mlもあれば何とかなるかな?
自分の普段の外出中の消費量は平均で4ml〜5ml、多くても10ml行かないくらいなので特に問題ないです。
普段、外でもユニコーンボトルでのチャージに慣れているという方には見た目以外のメリットは薄いかな?
リキッド持ち運び用のボトルとして見ると少々お値段は張るので、
この外観とキャップ、ポンプの構造に魅力を感じたら、という感じにはなるでしょうか。
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