随分遅くなっちゃいました。
Geekvape Aegis Soloの購入品レビューです。
もう発売からも結構経過している、自分が買ってからも結構経っています。
5月の末には届いていましたしね。
依頼品が溜まってると気が焦っちゃってそちらから先に消化しちゃうので、購入品が後回しになっているうちに随分遅れちゃいました。
既に大体情報も出尽くしてる感ありますが、折角ですしうちでも紹介します。
初めてAegisに触れた時から「18650版があればなぁ」ってずっと思っていたし、miniが出た時に「もしや!」って思ったけど内蔵式でガックリしたこともあって、自分にとっては待望のモデルでした。
発表された時「ついにきたか…!」と。
程よいサイズ感で非常に使いやすいです。
あのAEGISからここまでスリムになるとは思いませんでした。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
特徴
IP67等級の防水・防塵と、耐衝撃性能
Aegisといえばこれです。
VAPE界のG-Shockとも言うべき防水、防塵、耐衝撃性能。
防水・防塵は”IP67″という等級に準拠。
これはIPコードと呼ばれる物で、これは、IEC(国際電気標準会議)およびJIS(日本工業規格)にて定められた、電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級を表しています。
IP67とは、防塵性能は6等級、防水性能は7等級という意味です。
防塵の6等級は、”粉塵が内部に侵入しない”
防水の7等級は、”一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない”
で、ほぼ完全防塵、完全防水と言っていいと思います。
耐衝撃に関しては、初代Aegisは”MIL STD 810G-516.6(鉄に1.52mから26回落下に耐えることができる)”という規格に対応していましたが、前作のmini以降、その辺の記載はありません。
miniとこれはデザインも微妙に変わってかなりスリムになっているので、もしかするとその規格は外れているのかも知れませんね。
まぁそこまで過酷な環境でVAPEを吸う状況というのは限られるし、保険のような物ですね。
ただ、防水は非常に重宝しますね。
パッケージ
Geekvapeのカラーである、黒とオレンジ基調のパッケージ。
底面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチを削った下にあるコードを、公式サイトの下の方にあるSECURITY VERIFICATIONの部分で入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージのスリーブを外すと、内箱には未開封を証明するホログラムシールが貼られています。
このシールをカットして開封します。
- Aegis Solo Mod本体
- USBケーブル
- バッテリーキャップ用レンチ
- USBポートキャップ予備部品
- ユーザーマニュアル
- カード類
ユーザーマニュアルはモノクロの冊子タイプで、
多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
この棒、凄く謎だったのですが、
どうやらバッテリーキャップが開けづらい時に差し込んで回すものらしい…?
外観
基本デザインは過去のAegisシリーズを踏襲しています。
折角シリーズをコンプしたのでちょっと並べてみました。
左から大きい順に、
- Aegis Legend (18650デュアル)
- 初代Aegis (26650シングル)
- Aegis Solo (18650シングル)
- Aegis Mini (内蔵)
ベースデザインはシリーズ通して変わりませんが、最近発売したMiniとSoloは若干フォルムが変わっていますね。
以前より面が増えています。
MiniとSoloは長さが若干異なるだけでほぼ同デザインなのですが、パネル部分のボタン形状などが少し異なります。
正直言ってしまうと…自分はここのデザインはMiniの方の方が好きです。
ファイアボタンもUP/DOWNボタンも縦長の配置になり、ちょっと間延びした印象を受けるので、Miniの横長配置の方がバランスが取れていて好みですね。
このままの形状で配置して欲しかった。
耐衝撃の為、本体はラバー素材で覆われており、装飾用のフレームが付いています。
フレームは宝石のような面の多いカットになっており、若干メタリックがかった塗装。
背中の部分は合皮のレザー素材が使用されており、装飾用のステッチが縦に入っています。
フレームはT6のトルクスネジで固定されており、これを外すと容易に取り外しが可能。
レザー部分の張り替えも出来ます。
このあたりはシリーズ共通で、
うちのAegisはLegendのみ張替えがしてあります。
上面にある510スレッドは、台座部分の径がかなり大きく、大径アトマイザーも意外といけちゃいます。
逆に細身のアトマイザーだと台座部分のはみ出しが気になっちゃうかな?
ちなみに外径は、28mmでツライチでした。
底面にはスクリュー式のバッテリーキャップがあります。
防水用にしっかり密封されているので、ここが開けにくい時はハンドルのスキマに先程の謎の棒を差し込んで回すようです。
(公式に動画がありました)
キャップ中央にはベントホールが開いていますが、裏面には貫通していないし、むしろ貫通していたら防水的に問題があるし、これはキャップが中空になっているだけなのかな?
本体側面にある分厚いゴムキャップを開くと、MicroUSBポートがあります。
初代Aegisは本体充電には対応していませんでしたが、こちらは本体での充電が可能です。
アトマイザーフィッティング
このアトマイザーはAegis Miniにもとても似合っていたし、色を合わせればかなり合うと思います。
上記で例に上げた28mmアトマイザー。
細身なModの割に、合わせてみると意外とイケてるんです。
22mm
510スレッドの台座部分のシルバーのはみ出しを気にしなければフォルム的にはアリですね。
24mmタンク
24mmドリッパー
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 86.4mm x 41.2mm x 31.5mm |
重量 | 112.5g |
バッテリー | 18650 x 1 (別売) |
充電 | microUSB 5V/1.5A |
チップ | AS-100 chipset |
出力モード | VWモード 温度管理モード(SS/Ni/Ti/TCR) VPC(ワットカーブ)モード バイパスモード |
出力ワット数 | 5〜100w |
出力電圧 | 0.1V~8V |
温度管理 | 100~315℃ / 200°F~600°F |
対応抵抗値 | 0.05Ω~3.0Ω |
保護機能 | 短絡(ショート)保護 高抵抗保護 過充電保護 過放電保護 高温保護 自動カットオフ(10秒) ドライバーン保護(温度管理モードのみ) |
重量
本体重量112g、バッテリー込みで158g
初代Aegisを持ったことがあると、重量の軽さにビックリします。
あちらはバッテリー込みで300g近かったので、ほぼ半分くらいですね。
防水性能とかを無視して普通に18650Modとして考えても軽い方かと思います。
カラーバリエーション
全部で6色。
Zeusに合わせるために赤にしようかと思ったけど、miniが赤なので折角だから別の色に。
今回はGeekvapeカラーである黒/オレンジにしてみました。
バッテリーは18650を1本使用
18650バッテリーを1本使用します。(別売)
バッテリーキャップを外して、+極が上になるようにセット。
最大出力は100wと、18650シングルにしては高めの上限設定なのですが、18650のバッテリー性能から考えると若干オーバースペック気味かなぁ。
例えば、0.2Ωのアトマイザーを乗せて100w設定で吸ったとすると、
電圧4.47V、電流22.36A
VTC5Aでもギリギリといった所か。
それでも常用はしたくない感じ。
他の18650シングルMod同様、使っても80wくらいまでで抑えておくのが安心かと自分は思います。
自分は18650Modでは、持ち出しなどで常用する場合は思いっきりマージンを取っていて、0.4Ω以上、40w以下くらいの運用がメインです。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5回クリックで電源ON/OFF
モード切替
ファイアボタンを3クリックすると、モード表示の部分が白く反転します。
その状態でUP/DOWNボタンを押すとモードが切り替わります。
- VWモード
- 温度管理モード(Ni/SS/Ti/TCR)
- VPC(ワットカーブモード)
- バイパスモード
各モードでファイアボタンを押すと追加設定に移り、ファイアボタン長押しで決定。
VWモード
コイル抵抗値ロックと、パフカウンターリセット
温度管理モード/TCRモード
コイル抵抗ロック、動作ワット数、パフカウンターリセット
TCRモードの際はTCR値の設定もあります。
温度設定を最低値か最大値から更に送ると、表示の摂氏/華氏が切り替わります。
VPCモード
時間ごとのワット数の切り替わりを設定します。
液晶輝度設定
電源ON中に、ファイアボタンを押しながらUP/DOWNボタンで、液晶画面の輝度を変更出来ます。
操作ロック
電源ON中に、UP/DOWNボタンを同時に長押しすると操作ロック状態になります。
吸うことは出来ますが、モード切替やワット数変更などは出来ません。
まとめ
去年辺りからずっと待望していた18650版なのですが、まさかここまでスリムかつ軽量になるとは思っていませんでした。
防水性能等の売りはそのままに、他の18650Modと同じ感覚で使用できちゃいますね。
想像ですが、恐らく前回のmini以降のAegisは耐衝撃部分の規格取得を外して、構造を変えたりプラパーツを採用したりして軽量化したのかなぁ、と。
防水に比べて、高すぎる性能を持っていても恩恵を受けづらい部分ですしね。
とはいえ、他に比べたらかなり頑丈な作りにはなっていると感じます。
チップは歴代Aegis同様のASチップを使用しており、操作などもそのまま。
使いやすいチップだと思いますし、立ち上がり等も問題なし。
面が増えて線が細くなったデザインは賛否あるかもですね、
個人的には初代Aegisのカクカクした形状は好みだったのですが、一般的にはこちらのデザインの方が受けが良さそう。
ただ、パネル部分のボタンデザインはやはりminiの形状のままで作ってほしかった。
ここだけは唯一、デザイン面で惜しく感じている部分です。
全体的に見ると、サイズ感は非常によく、握りやすい形状なので非常に使いやすいModです。
防水という安心感もありますし、お勧め出来るModだと思います。
価格調査(20190702現在)
自分は今回は3AVAPEさんで買いました。
ログイン後価格で$36.50 +送料無料です。
everzonさんは$36.27 + 送料無料
VapeSourcingさんは$36.90+送料数百円といったところ。
Fasttechさんは表示価格は$44.99ですが、クーポンコード「MAP」適用で$33.85
送料無料です。
カラーによっては在庫を切らしているのか、ships 7 business dayになっている物があったので注意。
3FVAPEさんは$37.39+送料無料でした。
現在全色24HRSに入っている模様?
国内だとフレキチさんで¥6980で出ていました。
コメント
Aegisに18700のバッテリーは使えるでしょうか…?
調べてみても18650との違いがよく分からなくて(長さが1~2mm違うだけ?)もし良ければ教えて頂けると助かります。
バッテリーの数字は、直径+長さになっています。
18650なら直径18mm、長さ65mm
18700だと直径18mm、長さ70mm
長さが5mm違うので、流石に入らないかな、と思います
サイズ的には21700の代わりに入るかな、とは思いますが、18700を調べてみると、主にLEDライト用として流通している物のようで、定格出力が著しく低く設定されている可能性があります
VAPEはバッテリーに10A、20Aなどの負荷をかけることがある為、使用に耐えられるバッテリーが限定されており、LEDライト用などの定格0.5A(500mA)などの物を使うと非常に危険なので、そこはご確認ください。
何故か一般的にvapeに使用されているバッテリーを18700であるものと勘違いしてました(21700とごっちゃになってたのかな?)
Marzさんの回答でハッとして自分のmodからバッテリー取り出してみたら…案の定18650でした(笑)
親切に教えて頂きありがとうございました!
早速Aegisの新作ポチってきます〜