GeekVape Aegis Lengend 5のレビューです。

Vape界のG-Shockこと、高い防水防塵耐衝撃性能を誇る人気シリーズ、Aegisシリーズの最新作です。
というか、え?もう5?

昨年3をレビューしたばかりなのですが。
4はどうなったの?と思って各種情報を漁ったところ、”4″は中国でも不吉とされており、意図的に避けたとのことです。
発音が「死」を連想させるためだとか、この辺は日本語も同じ感覚ですね。
前回の3がかなりヒットしたそうで、その影響もあって新型の開発が早かったみたいです。
防水防塵機能は以前と変わらずIP68相当、
3で採用されていたタッチセンサーによるスマートロック機構は廃され、代わりに物理スイッチによるロック機構、バイブレーションによるフィードバックなどが追加され、本体各部のディティール強化や液晶の演出強化なども施されています。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
Geekvapeさんのカラーであるオレンジと黒が使用された、シンプルなパッケージデザインです。
側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- Aegis Legend 5 Mod本体
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- カード類
ユーザーマニュアルは多言語で書かれており、なんと今回日本語の記述もあります、しかも翻訳も割としっかりしてます。
公式サイトも日本語サイトを用意しかけてる節があり、おやおや?となっています。
外観・特徴
基本的なフォルムは、代々続くAegisスタイルを踏襲。
所々ゴージャス感が増しているかな?といった雰囲気です。
カラーバリエーションは8色、
渋めのカラーから、ツートンやグラデーションカラーまで。
サイズ感はこんな感じ。
前作のAegis Legend3と並べてみました。
1年しか経っていないということもあり、ホント細かい部分の変更のみといった感じがします、
大きく変わったのはフロントパネル部分の形状くらいかな?
特徴的なフレームの中にレザー系素材という、いつものAegisスタイル。
今回はフレームの内側にロゴパネルが配置されています。
また、スライド式のロックスイッチが追加となっています。
背面側、レザー系素材とラバー系素材がステッチで繋がれています。
左右には凹凸のあるラバー系素材が配置されており、グリップ感がかなり高いです。
前面パネル部分、上からファイアボタン、液晶画面、+/-ボタン。
液晶はカラー液晶で、アニメーション効果のある派手目なインターフェースになっています。
今回は前面パネルが側面まで入り込んでいるデザインになっているな、と思っていたのですが、
こんな所にLEDが仕込まれており、操作時や使用時に色々と演出が入ります。
この部分は設定で光り方を変更したり、OFFにしたりも出来ます。
上面、510スレッドのパネルの下に、衝撃を吸収するラバー系素材が挟み込まれています。
こんな所にも装飾が施されていますね、基板風でちょっとテクニカルな雰囲気。
510スレッドのコンタクトピンはスプリング式です。
前方にあるラバーキャップをめくるとUSB Type-Cポートが出てきます。
底面はバッテリーカバーになっています。
こちらも耐衝撃のラバー系素材で覆われています。
レバーをスライドさせるとロックが外れ、バッテリーカバーが開きます。
フィッティング
デザイン的にSSでも黒でも合いますね。
シンプルなカラーリングだから割とどんな色でも違和感なさそう。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 54.0mm x 29.3mm x 91.1mm(実測) |
重量 | 176g(実測) |
使用バッテリー | 18650 x2本使用 (別売) |
充電 | USB Type-C |
チップ | AS 4.0 chipset |
出力モード | SMART、POWER、ECO、TC、CUSTOM |
VW出力レンジ | 5〜200w |
出力電圧 | 0.1〜12V |
対応抵抗値 | 0.1~2.0Ω |
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
メニュー表示
電源ON中にファイアボタンを3クリックするとメニュー画面が表示されます。
- 出力モード変更
- パフカウンターリセット
- サイドLEDテーマ変更
- 液晶輝度変更
- スマートバッテリー管理切り替え
- 情報表示
などが行えます。
出力モード
- SMART
- NORMAL
- ECO
- CUSTOM
- TC
の5つのモードがあります。
SMART/NORMAL/ECO/CUSTOMの4つはVWモードです。
- SMART:自動調整などの調整補助のついたVW(可変ワッテージ)モード
- NORMAL:通常のVW(可変ワッテージ)モード
- ECO:コイルに合わせてバッテリー消費量を抑えたパワーで出力するモード
- CUSTOM:必要に応じて電力を自由に調整出来る、特にRBAアトマイザー向きのモード
CUSTOMって、NORMALとどう違うの?と謎だったのですが、CUSTOM以外の3モードは出力の上限/下限が設けられているみたいで、一定以上/以下にワッテージを切り替えようとすると自動で他のモードに切り替わるようになっていました。
CUSTOMは、そういう縛りがなく自由に設定できるモードのようです、むしろこれが昔ながらのVWモードというか。
TCは温度管理モードです。
予め、プレヒートのワッテージ設定とTCR値をセットして使用します。
ワイヤー素材ごとのプリセットなどは無く、TCRモードオンリーと言った感じです。
LEDテーマ変更
側面にあるLED装飾の光り方を5種類+OFFから切り替えられます。
スマートバッテリー管理切り替え
これはなんだろう?と思っていたのですが、表示される説明を見ると、バッテリーの充電が最大80%までに制限される機能のようです。
満充電にしないことで、バッテリーの寿命を延ばす効果があるそうです。
本体ロック
本体側面にあるロックスイッチを下にスライドすると本体ロックがかかります。
ロック中は全ての操作が効かなくなります。
+/-ボタンロック
+/-ボタンを同時に長押しすると+/-ボタンのみがロックされます。
まとめ
長い間人気を保ち続けている長寿シリーズなだけあって、相変わらず質の高い作りです。
Modとしての完成度は非常に高いと思います。
前作の3からそれほど時間が立っていないということもあり、デザインからチップの性能まで大きな変化はありません。
チップはどちらもAS4.0ですし。
機能的な違いとしては、
・タッチセンサーのスマートロック(握っている時だけ使える)がなくなり、スイッチ式のロックに変更
・BOOSTING/MEMORYモード廃止、変わりにCUSTOMモード追加
といったあたりでしょうか、
あのスマートロック機能は賛否ありそうでしたが個人的には好きだったのと、3のスッキリしたデザインが好みだったので割と3推しだったり。
モード周りに関しては操作に迷う部分が減り、より幅広いユーザーさんが使いやすくなった感じに思います。
現在3を愛用されている方が慌てて買い換えるような物ではないかな、
ですがこれからデュアルバッテリーのModを探すという方には有力な選択肢の一つになるとは思います。
販売情報
Sourcemoreさんでは$35.99にて販売中。
クーポンコード“GAL5M”で$38.99というのを頂いていますが、現在セール中でそれより安くなっているので使用出来なくなっているみたい。
ですが、セール用の10%OFFコード”LAB10″は入力出来たので、それで$32.39になりました。
また、会員登録してログインした状態だと$34.09になりますが、セール用のコードは5%OFFの”LAB5″になり、最終的には$32.39で同価格でした。
※現在Pre Order表記になっているので注意です。
新しい製品なので大きな心配は無いかと思いますが、時間はかかるかも知れません。
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