Ultroner Mini Stick Kitの購入品レビューです。
なんか無性に18350チューブが欲しくなって衝動買いしました。
Achilles IIを乗せて使いたくてですね。
何個かあるにはあるのですが、Cthulhuではちょっと段差が気になるし、101ではちょっと長いし、Atto“っぽい”のは凄くフィットするのでそれで使っていましたが、その、まぁ、クローンですし。
そんなわけで、Luxemでも買おうかな〜、と思ってフレキチさんを見ていたのですが、
そういやUltronerのスタビチューブもあったな……と。
はい、即堕ちしました。
フレキチさんはスタビの柄を1個1個乗せていて選べるようにしてくれているのですが、
ズギューンと来る柄が目に入ってしまったので…。
Ultronerさんというとスタビライズドウッドを使ったModで定評のあるメーカーさんで、
AsmodusとコラボしたLuna Squonkerも人気です。
Luna Squonkerは凄く好きなスコンカーですし、最近海外の通販サイトで投げ売り価格で売られているので、ついつい3個も買ってしまいました。
そして、今回のMinistick Kitに付属しているアトマイザーがLuna RDAなんですよ。
「あ!これ買えばLuna SquonkerにLuna RDAを合わせられる!」というのも購入動機の一つでした。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
はじめに(メカニカルMODについて)
今回の記事では、メカニカルModを紹介しております。
これは、ある程度慣れた方を対象とした製品となるので、予めご了承ください。
基板制御のあるテクニカルModと異なり、バッテリーの出力をそのままアトマイザーに伝えるタイプのModで、安全に使用するにはバッテリーや抵抗値についてある程度の知識が必要です。
MOSFETと呼ばれる制御基板を搭載したセミメカニカルと呼ばれる物で、短絡(ショート)防止等の最低限の保護機能のついた製品となります。
パッケージ
窓の開いたつや消しブラックのパッケージは、Lunaの時と同じ。
パッケージ内容
- Mini Stick Mod
- Luna RDA(本体装着済)
- ネックストラップ
- 22mm→23.5mmビューティリング
- 24mm→25.5mmビューティリング
- 六角レンチx2(ビルド用/BFピン用)
- 予備Oリング
- 予備イモネジ
付属のネックストラップは革紐のような素材のちょっとゴツい物です。
また、フレキチさんのMinistickはセットになっており、
Vapecellの18350バッテリーとウルテム製のビューティリングがついてきました。
外観
ボディにスタビライズドウッドが配された綺麗なチューブModです。
スタビライズドウッドとは、木材に色付きの樹脂を含浸させて硬化し、強度とデザイン性を高めた物で、木材ながら乾燥にも強く耐久度があり、色鮮やかで退色も起きません。
自然の木目等がそのまま柄になる為、1つ1つ異なる自分だけのデザインとなります。
前述したとおりフレキチさんは通販でも柄を選べるので、気に入った柄を選んで買いました。
妻には「ヴォルガノスっぽい」と言われてしまいましたが、
右側の柄がなんか和柄っぽく見えて、強く惹かれたんですよね。
LunaやPumperなどのスタビModは木の質感そのままのサラサラな表面でしたが、
こちらはコーティングが施してあり、ツルツルになっています。
このModの場合、金属のチューブの上に薄いスタビウッドの筒を被せている形になるので、強度を確保するためでしょうか。
上下の金属部分はシルバーと黒の2色があります。
少々厚めに溝が掘ってあり、この溝が指に引っかかるので外す際に回しやすくなっています。
ファイアボタンは、これもウルテム製なのかな?
基板に付いているのボタンを直接押し込む為、カチカチと少し弱めのクリック感があります。
Mod上面は510スレッドになっています。
スレッドの真下にMOSFETの基板があり、アトマイザーのポジティブピンが基板上の端子に直接接触する仕組み。
一つ注意点が。
このModはビューティリングの使用を前提としているようで、510スレッドは浅めに作られており、
そのままアトマイザーを装着するとこのように隙間が空きます。
ここで無理に締め込んでしまうと基板にダメージが入ってしまう可能性があるので、注意が必要です。
必ずビューティリングを装着するようにしてください。
底面はバッテリーキャップになっており、ベントホールが2つ開いています。
内側のパーツがスレッド式で締め込めるようになっており、
バッテリーの長さの違いをある程度吸収できるようになっております。
また、ちょっとした非使用時にはここを緩めることで通電を防ぐことも出来ますね。
サイズ感はこのくらい。
この小ささが、18350メカの魅力。
うちにある18350メカと並べてみました。
全部同じ仕組み(MOSFET基板を挟んだセミメカ)なので、長さは同じになりますね。
フィッティング
これが主目的です。
タンク乗せるならこのへんかなぁ。
24mm径のチューブなのですが、形状とビューティリングのおかげで22mmアトマイザーを乗せても違和感は少ないですね。
Luna RDA
付属のLuna RDAは、22mmでロープロファイルの小柄なドリッパー。
底面にはLuna Sqionkerの文字が。
やはりアレとセットになるRDAなのね。
ポジティブ品の出っ張りは1mmないくらいか。
付属品にBFピンが付いていないので、
「もしかしてBF非対応?Squonkerって書いてあるのに?」
と思ったのですが、
なんとポジティブピンが2重ピンになっており、
付属の六角レンチの細い方で内側のイモネジを外すとBFピンに早変わり。
いいなこの方式。
ウルテム製のキャップがエアフロー調整も兼ねており、構造もシンプルです。
キャップ内側は緩やかなドーム状。
深さがあるように見えますが、ベース部分までスッポリと被さるので、デッキ部分のスペースはかなり狭くなります。
デッキはベロシティタイプのシングルコイルデッキ。
コイルをセットしてから余った分をカット出来るので、ビルドはかなり楽が出来ます。
エアフローはサイドエアフローになっています。
ジュースウェルは浅いのでリキッド保持量はそれほど期待できないかな。
できればBFで運用したいですね。
詳細
メーカー公式
スペック
Mini Stick Mod
サイズ | 24mm x 48mm |
重量 | 68g (18350モード) |
素材 | スタビライズドウッド+ステンレス |
使用バッテリー | 18350 x1本使用 (別売) |
基板 | MOSFET搭載 |
対応抵抗値 | 0.45Ω〜 |
保護機能 | 短絡(ショート)保護 バッテリー逆刺し保護 |
Luna RDA
直径 | 22mm |
スレッド | 510規格 |
ドリップチップ | 510規格 |
コイル | シングルコイルRBA |
BF対応 | ○ |
エアフロー | サイドエアフロー |
構造
Modを分解してみました。
スタビウッドの部分は筒状の部品になっており、アルミのチューブの上にかぶせてあります。
くるくる回らないよう、2本のOリングで固定されていました。
1.5mm厚とのことで、レザースリーブに換装するのも容易そう…。
折角スタビを買った意味が無くなりそうではありますが、ちょっとやってみたい。
基板
基板はトップ側のパーツに組み込まれています。
ファイアボタンは基板で押さえているだけなので、取り外す際にポロッと落として無くさないよう注意です。
端子の下には柔らかい樹脂パーツがクッションとして挟み込んであり、端子が破損しにくいようになっています。
バッテリーを+側が上になるようにセットし、ボトム側のパーツを締め込んだら、ボトムパーツの内側を締め込んでバッテリーを両側の端子にしっかりと密着させます。
Luna RDAをビルドする
当初の予定通り、Luna RDAはLuna Squonkerで使います。
今回は、小江戸工房さんで売ってるクラプトンワイヤーを使ってみました。
開発部さんのお気に入りとの事ですが、使ってみたら確かにこれ使いやすくていい感じ。
ベロシティタイプのデッキなので、コイルの足の長さは雑でOKです。
いい感じの場所で固定して、あとで余った分をカットします。
とりあえずサイドエアフローのセオリーどおり、コイル位置は中央、BFピン真上くらいで、高さはエアフローがコイルの下半分に当たるくらいの位置でOKかなぁと。
2.5mm径の5巻で0.46Ω
シングルでこのくらいの抵抗値が出せるクラプトンが欲しかったので、このワイヤーは最近重宝しています。
ウイックも、デッキから少しはみ出すくらいの長さでカットして、そのままジュースウェルにストンと。
プライベートな品なのでいきなり実用に回します。
Lunaに乗せて、自作のタバコ系リキッドを。
このドリッパーも優秀だと聞いていましたが、確かにいいですね。
ドローは重めDLくらい。
絞ってもMTLにはちょっと向かないかなーって感じ。
なので今回くらいのビルドは合っているのかな。
狭いデッキ空間で凝縮されたミストが中々濃い。
クラプトンで組んだというのもあるかもですが、じゅわーって味が出ます。
ビルドも楽だし、日常使用に適した感じです。
もともとセットの品なだけに、Luna Squonkerとのフィッティングもバッチリ。
まとめ
まぁ正直言ってしまうと、自己満足の品です。
MOSFET入りとはいえメカなので運用には気を使いますし、
実用を考えるなら、小型のテクニカルModとか使っていた方が断然快適ですしね。
電源は切れないので持ち歩く時はバッテリーを抜いてますし、充電も出来ないので充電器が必須です。
正直、味が良くなるとか立ち上がりがいいとか、そういうのもハッキリと体感出来る程の違いはないと思っています。
なら何故敢えてメカを使うかというと、もうホント自己満足なんですよね。
18350のメカは小ささというのも利点ではありますが、とにかくこのスタイルに惚れたのです。
VAPEなんて見た目が8割だと思っているので、デザインが気に入ったデバイスで吸うとそれだけで満足感という要素が加わって、何割増しか美味しく感じます。
そんなわけで、とても満足しています。
かわいいんですよ。
販売リンク
現在フレキチさんは、楽天のスーパーセールでこれを大幅値下げしています。
バッテリー付きで通常価格¥11,500が、¥8,800に。
三千円近く下がってますね…。
消費税も上がる直前なので、狙っている人は結構チャンスかも知れません。
柄の写真が1つ1つ載せてあり、見て選ぶことが出来るようになっているので、商品ページが紫系/赤系/緑系の3ページに分かれています。
紫系
赤系
緑系
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