Augvape x MASS MODS S2 Squonk MODのレビューです。
Merlinシリーズなどでお馴染みの、中国のメーカーAugvapeと、アメリカのメーカーMASS MODSのコラボ製品となります。
MASS MODSは所謂ハイエンドと呼ばれる製品をリリースしているメーカー。
大量生産の工業製品ではなく、品質に拘った製品を少量ずつ作成しております。
その為、1台1台のお値段は高め。
このS2のデザインは、同社のS1というスコンカーがベースになっており、見ての通り外観はかなり似ているのですが、S1の方は公式で$200で売られています。
今回は、アメリカデザインのメイドインチャイナという形で、中国のマスプロダクツメーカーであるAugvapeが生産を担当。
大幅に価格を下げて、ハイエンドのデザインをお求めやすい価格で、といったコンセプトの製品です。
大量生産のラインに乗せる事で、流石に素材や加工精度などの品質には差が出てしまうのですが、それでもこれ、デザインはもとより質感などもかなり上質で、実売価格が5000円くらいである事を考えるとかなり頑張っている方なのではないかと。
最低限の保護機能のみというMOSFETのセミメカスコンカーという事で少し人を選びますが、なかなか所有欲を満たされる一品です。
この製品はAugvapeさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
はじめに(メカニカルMODについて)
今回の記事では、メカニカルModを紹介しております。
これは、ある程度VAPE製品の扱いに慣れた方を対象とした製品となるので、予めご了承ください。
基板制御のあるテクニカルModと異なり、バッテリーの出力をそのままアトマイザーに伝えるタイプのModで、安全に使用するにはバッテリーや抵抗値についてある程度の知識が必要です。
今回のModは、MOSFETと呼ばれる制御基板を搭載したセミメカニカルと呼ばれる物で、短絡(ショート)防止等の最低限の保護機能のついた製品となります。
パッケージ
白基調のシンプルなパッケージデザイン。
パカッと開くと中身もシンプル。
セミメカスコンカーの単体ですしね。
パッケージ内容
- S2 Squonk MOD本体
- ワランティカード
以上!
外観
先ほど挙げたとおり、同社のCS1がベースとなるデザイン。
長方形の2辺が少し飛び出して、アルファベットのSの字のような形になっております。
ハッ……S2やCS1の”S”ってもしや……。
やや厚みはあるものの、サイズはかなりコンパクト。
基板や液晶等が不要なメカニカルの強みですね。
手に持った感じもよく馴染みます。
持ってみると、出っ張りの部分がいい感じに指に引っかかってなかなか持ちやすいんです。
形式としては、最近あまり見かけなくなったフロントドア式の箱形スコンカー。
親指で押せる場所に大きめの窓が開いており、BFボトルを押してリキッドを供給します。
裏側のパネルにはMASS MODSのロゴが刻印されています。
ボディフレームは樹脂製ですが、両面のドアパネルは金属製。
マットな感じに表面処理がされており、なかなか高級感があります。
そして、背になる部分の下の方にはAugvapeのロゴの刻印。
金属製のファイアボタン。
これまでに触ったメカニカルスコンカーのイメージから、ここはストロークの深い機械式ボタンかな、と想像していたのですが、
カチッとしたクリック感のあるスイッチ式ボタンでした。
削り出しのような質感もよいですし、押し心地も良好です。
上面には510スレッド。
コンタクトピンはスプリングで上下するようになっており、アトマイザー側の個体差を吸収します。
また、スレッドの周りにはOリングが埋め込んであり、スレッドからリキッドが滲んだとしても外まで漏れ出しにくいようになっています。
フィッティング
まだ未レビューの品ですが、似合いそうだったから引っ張り出してきました。
買って開封したばかりなので、近いうちレビューします。
そういえばこれも大分前に買って使っているのにレビュー書いてなかった……。
タイミングが悪かった不運なアトマイザー。
詳細
メーカー公式
Augvapeの方にはこれのページないので、MASS MODSの方。
スペック
サイズ | 80mm x 52mm x 27mm |
重量 | 113g |
使用バッテリー | 18650 x1本使用 (別売) |
基板 | MOSFET搭載 |
BFボトル容量 | 8.5ml |
保護機能 | 短絡(ショート)保護 バッテリー逆刺し保護 |
重量
本体重量113g、バッテリー込みで160g
シンプルなメカスコですし割と軽量な感じはするのですが、
両面パネルが割と重量ある感じ。
構造
パネルは表裏両面ともマグネットで固定されています。
裏側のパネルも外れますが特に何もなし。
着せ替え用でしょうね。
内部構造は非常にシンプル。
ほぼほぼメカスコですね。
ですが、底のこの緑の基板がMOSFET基板となっており、短絡(ショート)やバッテリー逆刺しなど、最低限の保護機能を備えています。
しかし基板がこの位置って、ボトルなどからリキッドが漏れるのが少し怖い。
一番ありそうなのは、ボトルを外した時のノズルからのポタポタかな。
なので裏を向けてあるのかとは思いますが。
BFボトル
少し大きめのシリコン製のBFボトル。
リキッド容量は8.5mlと、スコンカーの中でも多い方かと思います。
蓋の上面はかなり大きく窪ませてありました。
多少リキッドが垂れてもここで充分受け止められそうです。
蓋はスクリュー式で開くようになっており、蓋部分の厚みもあるので開閉はしやすい方かと思います。
ボトルの取り外しも割としやすい方なので、直接チャージでも割といけそう。
ただやはり少し手間なのは確かですし、前述したとおり外した際に基板にリキッドが垂れるのも気になるので、リフィルボトルなどの使用も検討したほうが良いかもしれません。
バッテリー
バッテリーは18650を1本使用します。(別売)
入れてみると、以外とスペースがなくギチギチですね。
これ、バッテリーがかなり取り出しにくいです。
せめて裏のパネルを外して押せるようになっていれば……。
とりあえず自分は、蓋を開けた状態で自分の手にトントンと叩きつけて出してます。
バッテリーの充電は行えないので、別途充電器が必要になります。
操作方法
MOSFETのセミメカMODなので、特別な操作は何もありません。
バッテリーを入れている間は常時電源ONとなり、ファイアボタンを押して吸うだけです。
まとめ
こういう王道スタイルのメカスコって久しぶりに触った気がする。
最近はテクニカルスコンカーも一般的になって、全然見なくなりましたね。
メカといってもMOSFETの入ったセミメカなのですが、
MOSFETは本当に必要最低限の保護機能のみで、電源を切ったりも出来ません。
スイッチにロック機構もないので、安全の為に持ち運びの際はバッテリーを抜いておく必要があるし、充電も出来なければバッテリー残量も分かりません。
色々と便利になった最近のテクニカルスコンカーなどと比べると不便なのは確か。
こういった品はホント趣味の品なので、MASS MODSのこのデザインに惚れた方向けといった感じでしょうか。
実際これ、カッコイイですね。
自分はかなり好き。
質感もいいですし、MASS MODSのネームが入っているだけでもなんだか気分が変わるし、なかなか所有欲を満たしてくれる品です。
価格調査
意外とこれ、自分が普段見ているサイトでは置いてませんね。
中華系通販では扱っていないっぽい。
MASS MODSの公式では$40で載っていますが、現在品切れ中
国内だと、Beyond VapeさんとVape Steezさんで扱っているみたいです。
どちらも5000円台。
単価はBeyondさんの方が安いですが、送料込みだと送料無料のSteezさんの方が安くなるかな。
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