Wotofo MDura Pro Modのレビューです。
MDura Box ModというデュアルバッテリーModも同社から出ておりますが、そちらのPro版という位置づけ?
違いは防水性能の追加とチップの違いですかね。
Proが付いていない方は防水性能がなく、チップもVWモードのみの最大200wみたいです。(Proは230w)
こちらのMDura Proは、IP67相当の防水防塵と耐衝撃性能を備えたデュアルバッテリーのテクニカルModとなります。
以前はこの系統というとGeekさんのAegisシリーズの独壇場でしたが、最近はいくつかのメーカーからこうした防水防塵耐衝撃のModがリリースされ、選択肢は広がってきたイメージがあります。
果たしてVAPEのModにそこまでの防護性能が必要なのか、とか、実際そこまでの性能があるか、とかそういう話は置いておいて、
外で使うことが多い方やアウトドア趣味の方、不意のリキッド漏れなどに対しても心強い存在ではあると思います。
この手のModは防護性能の実現の為にサイズが肥大化しがちですが、その中でも割とコンパクトに抑えられているとは思います。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
全面透明のプラ蓋という、いつものWofotoさんのパッケージスタイル。
パッケージ内容
- Mdura Pro Mod本体
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルには日本語の表記も含まれています。
外観
耐衝撃用にラバーコーティングされた本体、両面には金属フレームが配されています。
凄くWotofoみのあるデザインですよね。
質実剛健といった雰囲気もありつつ、ちょっとスポーティな雰囲気もありつつ。
背面には、ロゴとステッチの入ったレザー素材。
こちらの面は大きめのカラー液晶と操作ボタン、USB Type-Cポートが付いています。
USBポートは、防水のために分厚いキャップで塞がれています。
側面には大きなファイアボタンがガッチリとネジ止めされています。
底面はスライドロック式のバッテリーカバーになっています。
こちらも、防水の為にかなり分厚いパッキンが使われています。
ベントホールも開いていますが、当然ながら防水の為に貫通はしていません。
これは意味あるのだろうか…。
上面の510スレッドはフラットな作りになっています。
フィッティング
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 47.4mm x 88.1mm x 33.1mm |
素材 | Zinc Alloy(亜鉛合金)+ラバー |
重量 | 195g(実測) |
使用バッテリー | 18650 x2本使用 (別売) |
充電 | USB Type-C 5V/2A |
チップ | Nexchip V1.0.2 |
出力モード | VWモード(Standard/Power/Power+) 温度管理モード(SS/Ni/Ti) VWメモリーモード(9個保存可能) |
VW出力レンジ | 5〜230w(VW) 10〜230w(TC) |
温度管理 | 100〜315℃ / 200〜600°F |
出力電圧 | 0.5〜8.2V |
対応抵抗値 | 0.1~2.5Ω |
重量
本体重量195g バッテリー込みで287g
正直重いですが、防水防塵耐衝撃を持った他のModと比べると大体同等。
バッテリー
18650バッテリーを2本使用します(別売)
デュアルバッテリー機のお約束として、極力同時に購入した同じへたり具合のバッテリーを使用してください。
2本の状態に差があるバッテリーを使用すると片方に負荷が集中することがあり、非常に危険です。
我が家では、同時に購入した物を2本ずつペアで管理してデュアルバッテリー機専用にしています。
操作方法
一般的なMODよりボタンが1個多いので、経験者の方は「これなんだ?」となるかも知れませんが、
UP/DOWNボタンの隣にあるボタンはスクリーンボタンで、これを押すと液晶画面の表示をON/OFFします。
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
パワーロック
電源ON中にファイアボタンを3クリックでパワーロックになります。
これはスクリーンOFFを除く全ての操作がロックされます。
ワッテージロック
UP/DOWNボタンを両方同時に押すとワッテージロックになります。
こちらは、不意な操作で設定が変わってしまうのを防ぐためUP/DOWNボタンの操作のみをロックします。
モード切替
電源ON中にスクリーンボタンとUp/Downのどちらかを長押しすると、モード切替メニューが表示されます。
WATT(VWモード)はSTANDARD/POWER/POWER+の3段階
TEMP(温度管理モード)はTI/NI/SSの3種類
温度管理の動作ワッテージやTCR値などもここで設定出来ます。
最後のMEMモードは、よく使うワッテージを9個まで保存しておけます。
パフカウンターのクリア
電源ON中にファイアボタンとDownボタンを同時押しすると、パフカウンターをクリア出来ます。
液晶カラーテーマ変更
電源ON中にファイアボタンとUpボタンを同時押しすると液晶画面のカラーテーマが切り替わります。
全部で6色の中から選択できます。
まとめ
よくまとまっている防水Modだな、と思いました。
デュアルバッテリーかつ防水防塵耐衝撃ということで、サイズに関してはどうしても大きくはなってしまうのですが、
それでも、同様の防水系Modと比べたらややスリムに作られていて握りやすいです。
重量も重いっちゃ重いですが、Aegisシリーズのデュアルバッテリーとほぼ同等。
テクニカルModに必要な機能は一通り備わっていますし、液晶も大きく、各種設定の操作がわかりやすい”イマドキのMod”という感想です。
メニューの呼び出しなどのボタンの組み合わせなどは覚える必要がありますが、メニューに入ってからの操作は直感的でわかりやすいので、迷うことはないと思います。
見た目も、程よいゴツさでいいですね。
防水防塵、耐衝撃ということで、現場仕事などのハードな環境やアウトドアなどでの使用に向きそうに思います。
Sourcemoreさんでは$59.95表記ですが、会員登録してログインした状態だと$32.24になります。
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