りきっどや – 巨峰極/鬼フリーザーリキッドレビュー｜鬼コスパ国産リキッド新作、こだわりの濃厚巨峰と、添加向け特濃清涼剤

りきっどやさんの

巨峰極
鬼フリーザー

のレビューです。

りきっどや

“りきっどや”のリキッドレビュー記事一覧です。

りきっどやは、老舗喫煙具メーカーであるサロメさんのVAPEリキッドブランドで、自社生産＋シンプル化にてコストを削ぎ落とし、大容量なリキッドを格安価格でリリースされています。

りきっどや(LIQUID YA)

りきっどや(LIQUID YA)は、安全・安心、リーズナブルな電子タバコ用の国産リキッドを提供しております。

www.liquidya.jp

国産低価格リキッドのパイオニア的存在で、30mlで￥800(税抜)、100mlで￥1,500(税抜)というコストパフォーマンスの高さは今でも群を抜いています。

ローコスト故にシンプルなフレーバーでありながら味に関しては全体的に評価が高く、ハズレがない印象。
中でも極シリーズは、爆煙環境での味わいを敢えてオミットし、Podなどの低出力環境に特化した調整が行われており、低出力デバイスで吸った時のパフォーマンスはかなり高いものになっています。

今回は”巨峰極”、ぶどう極でなく巨峰です。

開発期間2年、サンプル数1000というこだわりの一品。
再現度はかなり高いと思いました。

もう一つの”鬼フリーザー”は添加用の清涼剤です。
添加による味の変化を抑えるため、少量の添加で済むように極限まで濃くした清涼剤とのこと。

この製品はりきっどやさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ（VAPE/ヴェポライザー）は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

1 詳細
- 1.1 巨峰極
- 1.2 鬼フリーザー
2 吸ってみる
3 まとめ
4 恒例のプレゼント企画、ですが

詳細

いつものシンプルなボトル＆ラベル。

巨峰極は30ml￥990(税込)、100ml￥1,650(税込)
鬼フリーザーは30mlのみで、￥1,320(税込)

巨峰極

公式の説明

芳醇で香り高いブドウ「巨峰」味のリキッド。濃厚さと酸味のバランスにしっかりとした甘さ、みずみずしい果汁感を再現。
PODに最適な極シリーズで登場です。

VG60:PG40 ノンニコチン。

ラベルには製造年月も記載されています。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。
少し甘そうなグレープと言った感じかな。

鬼フリーザー

公式の説明

添加用清涼剤リキッド。リキッドに数滴加えるだけで、雑味のないクリアでキレのある清涼感を生み出します。
メンソールの添加と違って、苦みや辛さが増えてしまうこともなく、リキッド本来の味わいを楽しめます。

成分：PG+香料

メーカーさん曰く、PGで溶かせる限界まで清涼剤を溶かした飽和清涼剤とのことです。
市販品としては飛び抜けた濃さになっています。

キャップを開けてみました。
基本的に無臭。

とにかく濃度が高いため、乾燥するとキャップの中で結晶化することもあるかも……との事なので注意です。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL： Cthulhu 1928 RDA Ni80 28ga 1.2Ω 13w
シングルDL： Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL： Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

更に、極シリーズは”Pod向け”を明言されているリキッドでもあるので、OXVA XLIMのPodも1個下ろして、入れてみました。

まずは、これらで巨峰極を吸ってみます。

高抵抗MTL：1.2Ω 13w

吸い込むと同時に、ブドウの甘みと酸味が舌に当たります。
MTLで肺に送る際に、甘みが口の中にふわっと広がり、一気に「あ！巨峰だ！」となります。

凄いこれ、ホントに巨峰だ、
あの、普通のブドウとちょっと違う独特の甘みが凄くよく再現されています。

ミストを吐き出すと、巨峰の甘みとほのかな酸味が再度ふわっと口の中に広がり、そのまま後味として残ります。

繰り返し吸っているとますます巨峰感増してくる、これ、ハマりそう。

シングルDL：0.63Ω 23w

Pod向けに調整されているリキッドですが、このくらいの出力ならRBAでもまだいけます。

ただ、ちょっと甘みが強く出過ぎちゃっているかな？という感じはありますね。

吸い込みから吐き出しまでしっかりと巨峰感ありますが、やや甘み先行気味で、人によってはややきつめに感じるかも。

デュアル低抵抗DL：0.25Ω 47w

あれ？爆煙でも案外いける……？と思いましたが、続けて吸っているとどうしても出てくるケミカル感。

Podなどの低出力向けに調整されたリキッドなので、流石にここまで高出力だとバランスが崩れてくるみたいです。

巨峰感はあるっちゃありますが、私はちょっと苦手な感じに。

Pod使用(XLIM 0.8ΩメッシュPod)

内蔵コイルは0.8Ωのメッシュコイル。

出力調整、エアフロー調整が可能なPodなので、
14w、エアフロー全閉、MTL吸い
16w、エアフロー全開、DL吸い
と試してみました。

MTL吸いだと巨峰の甘みと酸味が舌先でより強調され、最後まで舌に甘みが残り、若干キャンディ感があります。

DL吸いだと喉から口の中全体に巨峰の香りが広がり、口の奥の方に甘みがじわっと残ります。

この辺りは好みかと思いますが、私はDL吸いの方がしっくりきました。

総じて、RDAよりPodの方が美味く感じました……。
0.8Ωということで、出力的には上のRDAの1.2Ωと0.63Ωの中間くらいすね、更にメッシュコイルなのでミストがきめ細かく、巨峰の味と香りがじゅわっと出てくるのが凄くよいです。

鬼フリーザー添加

ここで、鬼フリーザーを添加してみます。

メーカーさん曰く、「2mlのPodやタンクに1滴入れるだけで味が全く変わります」とのこと。

高抵抗のRDAは、コットンの端っこにちょこっと一滴。
Podの方は、注入口を開けてそこに一滴垂らし、よくシェイクした上でしばらく放置してから吸ってみました。

元のリキッド量に対する比率が大きいので、RDAの方は、一気にスースーリキッドの仲間入りです。
たっぷりリキッドを垂らした後、端っこに1滴垂らしただけなのに、凄い変わりよう。
もうこの段階で、強清涼が苦手な私にはちょっとキツいくらいになっています。
更に上から追いリキッドでビシャビシャにして濃度を下げてやっとといった感じ。

Podの方は、それに比べるとややマイルドな感じですね、これならまだ余裕で吸え……
いや、吸い続けていたら徐々にスースー感が増してきました、
添加前にコットンに染みていた分を吸いきって、タンク内で混ざった分を取り込み始めたかな。

2mlのリキッドに1滴足しただけなのですが、それでも市販の”清涼剤入りリキッド”位のスースー感があります。

私にはちょうどいいくらい……いや結構ギリギリ……？といった具合でしたが、
思い切ってもう1滴入れて振り振り…………。

…………

……アカン。

私は2mlPodに2滴でもう結構キツいです。
鬼フリーザー、威力半端ない。