ステビアをスイートナー(甘味料)として使う※2018/08使用感を追記

ステビアをスイートナー(甘味料)として使う※2018/08使用感を追記

リキッドを自作しだすと、スイートナー(甘味料)が便利すぎて手放せなくなりますな。
作ったリキッドにもうちょっと甘みを足したい時に使ったり、
微妙に失敗したなーって時にちょっと垂らすと案外吸える感じになったりとか。

でもね…でも…。

ガンク、凄いよね……。

最初はこのガンクって、リキッドによって出方も違うし香料によるものかなぁと思ってたんだけど、
どうも、甘味料由来の場合が多いらしいです。

市販のスイートナーの原料はスクラロースというものが使われていることが多く、
うちにあるCapellaのSuper SweetやHiLIQの甘味料はこれ。

これは、砂糖の600倍の甘さがあって、
130℃で分解して焦げ、カラメル状になるとのこと。
なるほど、それがガンクの原因になるのね。

代替品を探してみると、ステビアかモンクフルーツが良さそう。
両方とも、砂糖の300倍程度の甘さで、熱に強く、調理程度の温度では変質しないみたい。

ステビアは食品に使われてる例も多いし、Capellaの香料にも「with Stevia」という物が幾つかあるので、今回はステビアを使ってみることに。

前記事のVGと同じNow Foodsの品。
一緒にiHerbで購入。

蓋を開けて、密封シールを剥がす。

調味料ボトルのような穴の空いた蓋だったので、
え、ボトルとかに移すのどうしよう…って思ってたら、小さいスプーンが中に入ってました。

ちょっとだけ指に乗せて舐めてみる。

あっま。

舌が混乱しそうな甘さ。
流石砂糖の300倍。
こりゃぁ確かに300倍だ。

ステビア溶液を作る

さて、粉のままじゃ使えないので、PGに溶かして溶液を作りますよ。

10%のステビア溶液を作るので、30mlのボトルに3g。

1g単位しか測れないはかりなので、2から3に切り替わた直後のギリギリの所で止める。
俺はいい加減、0.1g単位のはかりを買ったほうがいいと思う。

比重が軽いらしく、たったの3gでこんなに埋まります。
これだとPGが入る量も減りそうなので、10%にするならもっと少なめにすべきかな。
溶けるか心配になってくる。

PGを満タンまで注いでみるも、粉が下で固まっていたので、細長い棒で崩しつつかき混ぜる。

瓶の色のせいでわかりづらいけど、めちゃめちゃ白濁してる。
ホントに溶けるの?これ。

そしてなぜ俺は透明のビンを空けて置かなかったのか?

数時間後。

すげぇ、全部きれいに溶けた!
PGすげぇ!

粘度はかなり高い感じ。
既存のスクラロースのスイートナーと比べると大分トロトロしてる。
やはり濃度が高かったかな?

ちょっと舐めてみる。

あっっっま。

というか、苦甘い。
粉の時はただ甘いだけだったけど、溶液にしたら苦味が出た。
この苦さはPGの苦さなのかな?

うちにある既存のスイートナーと比べてみます。

Capella Super Sweat
3つの中では一番サラサラしてる。
舐めてみたら、やはり苦甘い。
甘いは甘いんだけど、ちょっとサッパリしてる印象

HiLIQ甘味料
粘度としては中間くらい。
これも直接舐めると苦甘い。
甘さは一番甘いかな?

恐らくどれも甘味料の原料+PGだろうから、味的にはそうそう変わらないよね。
甘さの差があるのかもだけど、正直全部甘すぎて舌がおかしくなるので、そこまでハッキリとは比べられないレベル。

リキッドに入れてみる

ちょうど、以前に清涼剤の比較で同じフレーバー比率で2本作った物があるので、それで比較してみました。

ベース液5mlにCapellaのグレープフルーツを10滴入れたもの。

清涼剤はHiLIQ清涼剤とTFA清涼剤の違いはあるけど、HiLIQ6滴、TFA9滴で大体同じくらいになってます。

HiLIQ甘味料と今回のステビアをそれぞれ3滴ずつ入れて吸い比べてみる。

甘さ的にはHiLIQ甘味の方が若干上かな?でもステビアも充分甘い。
これは実用レベルですわ。

コストはめちゃめちゃ安いっす

28g入りで693円。
3g使用して30mlの溶液ができるので…。

正直、VAPEだけに使用してたら使い切るのに何年かかるかわからないレベル。

紅茶に入れたりして使わない限り無くならなさそう。

ガンクは軽減するかな?

問題はガンクが軽減するのか。
これが元々の目的だったし。

でもこればっかりは、ステビアを実際に使ったリキッドを作って実際に運用してみないとわかんないっすね。

その段階はまだこれからなので、追って確認します。

https://iherb.co/2dSMNJZW

【2018/08追記】使用感について

この後普通に違和感なく通常使用しちゃってたので、ここへの追記を忘れていました…。

この後現在、普通に甘味料の代わりとして使っています。

甘みに関しては、Super SweetやHiLIQ甘味料などのスクラロースベースのものと比べると、若干控えめ。
同じ甘さを出そうと思ったらちょっとだけ多めに入れる感じです。

気になるガンクですが……。

これを使ったレシピで、ガンクが付くものもあったけど逆に全然つかないものもあり、
もしかして、ステビア由来のガンクって全然ないのでは…?といった感じです。

一番顕著な例だと、Gu Berriもどきのレシピに甘味料を使っていて、
スコンカーに入れて吸っているのですが、2週間くらいでボトル3杯分くらい吸ったけど、その間コイルをノーメンテでいけちゃってました。

あれ?そういやこのコイルっていつ変えたっけ…?って感じで。

『ステビアをスイートナー(甘味料)として使う※2018/08使用感を追記』へのコメント

  1. 名前:通りすがり 投稿日:2021/05/06(木) 01:52:37 ID:cfa14d86f 返信

    今さらだろうけど……
    その苦味、使ってるステビアエキス由来で間違いないです。
    ナウフーズのは当方もよく使っていましたが、精製の具合の関係か、もともとのステビアの(菊の)風味がしちゃいます。
    ※ナウフーズのやつ、淡黄色?なんですよね。

    モノによっては、粉糖のような風味のモノもあるとか聞きますが、まだそこまで極めてません(^∀^;)

    • 名前:Marz 投稿日:2021/05/06(木) 02:03:08 ID:3790cc7da 返信

      コメントありがとうございます!

      やはりそうなのですね…。
      コストは安いんですけどねぇ。

      最近はリキッドに甘味料も入れなくなったし、元々使いきれない量でもあったので、紅茶に入れて消費していますw

      • 名前:通りすがり 投稿日:2021/05/06(木) 04:17:40 ID:cfa14d86f 返信

        当方が飲み物に使うときは、リキッドが多いですね。
        市販のやつも使いますが、エキス末をホワイトリカーとか焼酎(安いペットボトル級でOK)で溶かして自作してもいます。
        エキス末100gで完成時260mlくらいで、ナウフーズのリキッド並の感覚です。(ヲイ)

        水500mlに2~3個のティーバッグを投入し、冷蔵庫で一晩置けば、あとは甘味の添加で市販の紙パックやペットボトルの紅茶も真っ青です。(個人の感想です)
        ※まぁ、常温なら2~3時間くらいでOKですが

        • 名前:Marz 投稿日:2021/05/06(木) 14:21:32 ID:3790cc7da 返信

          普段何も入れないのですが、なにぶん、このときに買った粉末の処理に困ってしまいまして…w