Kangvape TH-420 BOX Vaporizer Kitのレビューです。
形は可愛いんだ、形は。
Podタイプにカテゴリーされる製品だと思いますが、細いアトマイザーを差し込むタイプのステルス型になっています。
Pico Babyみたいな形状。
ですが、アトマイザーはリコイル出来ないから使い捨てになるし、やはりジャンルとしてはPodになるかな。
公式サイトには”hemp cbd oil box cannabidiol hemp oil and disposable thc oil pen”と紹介されており、マニュアルにはアトマイザーの事をCBD Tankと記載しています。
最近の低出力PodはニコソルorCBDと書かれている物が多いですが、これは完全にCBD向けとして作られた製品みたいですね。
CBD向けデバイスらしく、プレヒート機能なども搭載されています。
価格を見ると$9.42と非常に格安で販売されているので、格安でお手軽にCBDを摂取するための物、といった感じでしょうか。
なるほど、先日CBDリキッドも買ってあるし、それで吸ってみましょうか。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
飾り気のないシンプルなパッケージ。
Kangvapeのロゴって、上の葉っぱのマークがあのメーカーに似ていて気になりますよね。
裏面には、パッケージ内容と仕様が記載されています。
側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下にあるコードを、公式サイトの一番下にあるSecurity checkのフォームに入力すると、コピー品でないかの確認ができます。
パッケージ内容
紙スリーブを外すともういきなり製品が出てきます。
- TH-420本体
- アトマイザー(装着済)
- 充電用USBケーブル
- ユーザーマニュアル
- 製品合格証
付属品も含め、チープなパッケージングですが、価格相応かなと。
ユーザーマニュアルと言うか、ユーザーガイドと言うか。
1枚の小さな紙の裏表に使用方法などが英語で書かれています。
物凄く字が小さくて、自分は実物を読むのはキツかった…。
こういうのは、スマホで写真を撮って拡大して読んでいます。
外観
形は、意外と可愛い感じだと思うんですよ。
全体的に丸みを帯びたフォルムでデザインも悪くないし、ステルス式でドリチだけ見えているけど、ドリチの形状もいい。
純粋なPod式だと吸い口の形状に制限を受けやすいので、この辺はアトマイザー式の利点ですね。
ただね、一つ言わせて。
凄く大きなことだと思うんだけど…。
これが、公式に載っているカラバリの画像なんですが。
これ、どの色なの!?
多分真ん中?でもメタリックかかってないよね?
カラバリの名称を見ると、”Red, Silver, Gold, Blue, Black”ってあるけど、
これ、なんというか、肌色だよね?
控えめに言って、ダサいよね?
最初これのレビューの話があった時、断ろうかなーってちょっと思ったんだけど、
他の興味ある製品と一緒に提案されていて断りづらかったし、
製品写真みて「あー、まぁそこそこ可愛い外観してるし、見てみるかー」って思って受けたのですが、
開封した瞬間、リアルでズコーってコケましたよ。
サンプルだからとか、塗りミスとかならいいけど、これちょっと不安。
他の画像だとしれっと謎のピンクが居たりして、更に不安w
てか、アトマイザーも違いますね、これ、
AFCついてないし。
ステルス式で細身のアトマイザーが刺さっています。
側面にある窓からタンクが覗けるようになっており、リキッド残量を確認出来ます。
中央上部にはLEDインジケーター。
真ん中にある黒っぽい楕円のパーツはファイアボタンになっています。
このボタン、押すと光ってロゴが浮き出てきます。
ちょっとおもしろいけど、何故コウモリ。
底面には充電用のMicroUSBポートと、ベントホールが開いています。
そして、定格入出力の記載。ちょっと親切。
アトマイザーは完全に本体の中に埋まっており、ドリップチップだけが露出しています。
このドリップチップは割といいですね。
お気に入りのNautilus2ドリチに似た形状で、咥え心地もいいです。
アトマイザーはマグネット式で固定されています。
510スレッドにマグネットアダプターを装着する、これまたPico Babyと同じ形式。
これなら他のアトマも使える?と思っていたのですが、実物を見るとかなり細く、この径に合うものがなさそう。
この付属アトマイザーの径はデータがなかったのですが、互換があると思われる同社のK2というアトマイザーは10.5mmらしいです。
アトマイザーの詳細
パット見よくあるクリアロマイザーですね。
ただかなり小さいです。
リキッド容量は0.5ml
コイルは1.2Ωのセラミックコイルとのこと。
コンタクトは510スレッドになっており、マグネットアダプターが装着されています。
リキッドはトップフィルになっています。
ドリップチップ兼トップキャップがスクリュー式で固定されており、それを外して注入します。
これ、コイルも外れるのかな、と思ってやってみましたが、
まずここのガラスの下部がガッチリ固定されていて、外せませんでした。
スペック
サイズ | 35mm x 21mm x 57mm |
素材 | aluminium |
バッテリー | 650mAh |
重量 | 100g |
リキッド容量 | 0.5ml |
アトマイザー抵抗値 | 1.2Ω |
出力電圧 | 3.4V / 3.7V / 4.0V(3段階調整) |
充電 | microUSB 5V/1A |
保護機能 | 短絡(ショート保護) |
使い方
電源ON/OFF
ファイアボタンを5クリックで電源ON/OFFです。
ベーピング
オートスイッチタイプのPodではなく、通常のVape Modのようにファイアボタンを押している間のみミストが発生します。
吸わずに10秒間放置していると、自動的にパワーセーブモードに入るようです。
プレヒート
電源ON中にファイアボタンを2クリックするとプレヒート機能が発動し、
2.2Vの低出力で最大15秒加熱します。
出力切り替え
電源ON中にファイアボタンを3クリックで出力を切り替えます。
切り替えるとLEDインジケーターが点灯し、現在の出力を表示します。
- 赤:3.4V
- 青:3.7V
- 白:4.0V
また、使用時にはLEDインジケーターはバッテリー残量を表示します。
- 赤:10%〜40%
- 青:40%〜70%
- 白:70%〜100%
吸ってみる
CBD向きデバイスという事で、CBDリキッドを吸ってみます。
レビュー用を兼ねて購入した、naked CBDのAmazing Mangoです。
濃度は2%になりますが、30mlで600mg入っていて5千を切るのはコスパ高いかなぁと。
味も結構良かったので満足しています。
キャップを外してリキッドを注入。
このサイズ感は、一昔前のペン型デバイスみたいな感覚ですね。
入れにくくはないですが、勢い良く入れようとすると溢れるので注意です。
リキッド注入後、コイルにリキッドが染みるまで数分置いておきます。
吸ってみます。
……薄いな?
このCBDリキッド、オマケで1個Podデバイスが付いてきていたのですが、
3.4Vや3.7Vではそのオマケと同レベル。
4.0Vだとリキッドの味が出てきて、ちょっと勝ってるかなってくらい。
でもプレヒートがあるのはいいですね。
スムーズに吸える。
3.7Vくらいで、微妙なヘンプ感を感じつつじわっと吸えます。
用途を考えるとこれくらいでいいのかも知れない。
とりあえず、CBD吸引用としては普通に使えるイメージ。
味についてはあまり期待するとしょんぼりしちゃうかな。
まとめ
値段なり、というか。
これは、このデバイス自体を目的として買い物するというより、
家でちょっとCBD吸う目的とかで、他の買い物のついでにちょっとカートに入れとくか、くらいの位置づけになるかなぁと。
$10しないですしね。
しかし、この色はホントビックリ。
他のカラーはどうなってるんだろう?
あと、予備カードリッジの入手性が問題かな?
多分これ、同社のK5というアトマイザーだと思うんですけど、これが見当たらず、
K2というアトマイザーだけありました。
製品写真を見るとこれがついてるっぽいので、これが適合するのかな。
コンタクトは510なので、径さえ入ればいけるはず。
1個$1.30なら安いですな。
正直味的にはそれほど期待できない感じですが、
CBD吸引用デバイスとしては普通に使える感じですし、プレヒートもあって悪くない感じなので、
格安で1個置いときたい、ということであればアリなのかな。
ただ、これだけを買おうと思うと送料が凄くモッタイナイ感じになるので、
やはり何かのついで、という感じでしょうか。
VapeSourcingさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZ」を入力することで、全商品10%引きになります。
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