Azalea CBDリキッドのレビューです。
私は20年くらい抱えていた重度の不眠症がCBDで改善して以来、継続して使用しているユーザーの一人でもあるのですが、今回のはまず価格にびっくりしました。
1000mg配合で¥3,780はかなり破格です。
私自身、CBDは劇的な効果を直接得ることを期待しているわけではなく、それでいて毎日使用する物なので、コスパ重視でして、価格にはやはり反応してしまいます。
あとは吸ってみてどうか、という所なので、ちょっと日数を頂いてしばらく使用してみました。
この製品はAzaleaさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
CBDについて
CBDとはカンナビジオールの略で、麻の茎と種から抽出される成分 です。
麻から抽出した物ということで怖いイメージを持たれる方もお見えかもしれないですが、
大麻の成分と言われるTHCとCBDのうち、強い精神作用性があるとされて違法となっているのはTHCの方のみで、国内で流通するCBD製品はこのTHCを含まず、CBDのみを含有した製品となっています。
CBDの方は逆に、かなりの薬理効果を期待されている物として研究が進められており、主な効果としては、ストレス軽減、リラックス効果、睡眠の改善などがあるとされています。
オイルやサプリメントなどとしても利用されておりますが、電子タバコで気化させて摂取するのが一番摂取効率がよいとのことで、
認知度の向上に伴って取り扱うショップも増えてきたし、昨今では国内メーカーの製品も増えてきています。
製品の詳細
10mlにCBD1000mg(10%)配合で、価格は¥3,780
フレーバーはまずは定番のヘンプ系フレーバーであるO.G.KUSHのみで勝負されているということですが、今後他のフレーバーも展開していく予定とのこと。
現在はO.G.KUSHのナチュラルとメンソールの2種類がラインナップされています。
公式の説明を引用します。
【商品説明】
株式会社Azalea(埼玉)のクリーンルームで食品用の原材料のみを使用して作られたCBD1000mg配合の安心.安全な国産CBDリキッドになります。
植物由来の天然テルペン配合でCBD単体の商品より高いアントラージュ効果(相乗効果)が期待出来ます。
フレーバーは麻本来の香りを楽しめるOGKUSH(ナチュラル)と爽やかな刺激がプラスされたOGKUSH(メンソール)の二つの味からお好みに合わせてお選び頂けます。OG KUSH(オージークッシュ)とは、世界中で人気のヘンプ(大麻)の品種で柑橘系の爽やかな香りとほのかな甘さが特徴のどなたでも吸いやすく続けやすい人気No1のカンナビスフレーバーになります。
ボトルは通常のVAPEリキッドと同じユニコーンボトルが使用されており、PodなどのVAPEデバイスにも注入しやすくなっています。
吸ってみる
CBDの吸い方と注意点
CBDの吸い方は、通常のVAPEとは若干異なります。
効果を得やすくするためには、DLで直接肺に送り込んで、すぐにはミストを吐き出さずに数秒間肺に溜めておいてからゆっくりと吐き出します。
慣れていない場合は喉にイガイガとした異物感を感じたり、むせてしまう事があります。
なるべく低い濃度から徐々に慣らしていくのが良いと思います。
CBDは、サブオームなどの高出力の設定で吸うと効率的に効果を得ることができません。
少なくとも1Ω以上の高抵抗コイルで、低出力にてじっくりと吸うことをおすすめします。
また、CBDの特性として、長期間タンクに入れていると再結晶化が起こり、アトマイザーの中がドロドロになる事があります。
その為、RTAなどのタンクアトマイザーの使用はあまりオススメできません。
RDAでドリップ吸いするか、もしくはそのまま使い捨てできるPodタイプのデバイスが適していると思います。
もしアトマイザーを使用して再結晶化で汚れてしまった場合は、水洗いではなかなか落ちないのですが、エタノールを使用すると比較的容易に落ちます。
軽度であればアルコールのウェットティッシュでも拭き取れます。
試飲環境
家で普段CBD用として使用しているAmmit MTL RDAで、
Ni80 28gaの2.5mm7巻、1Ωの環境で吸ってみました。
リビルドやリウィックを挟みながら、両方のフレーバーを一週間程試してみました。
私は普段、寝る前に少量ずつ吸っているので、それを置き換えという形で。
まずは味や吸い心地の感想から。
O.G.KUSH(ナチュラル)
ヘンプ系ということで、慣れないと吸いづらい味なのかな、と警戒していたのですが、柑橘系の爽やかさが混じって、思っていた以上に吸いやすいです。
凄くサッパリしてる。
吐き出す際と後味に、やはりヘンプ系の草の香りはあるのですが、柑橘系の爽やかさでかなり軽減されますね。
CBDが高濃度なので、未経験の方などは少し慣れが必要かと思います。
吸い込んで肺に貯めている際に、苦味や喉へのイガイガ感、チクチク感のような物があります。
慣れていない方はむせてしまうかもしれません。
これは高濃度なCBDでは必ず感じる物なので、ホント慣れです。
むしろしっかり入っているんだな、と実感出来たりしますね。
O.G.KUSH(メンソール)
ベースのフレーバーは同じなので、味の感じはナチュラルと変わりません。
ヘンプの香りに柑橘系の爽やかさが混じった吸いやすいフレーバー。
ただメンソールの清涼感がある分、こちらのほうがより吸いやすいかもしれませんね。
メンソールは強すぎず、ほんのり清涼感が増している感じでいい塩梅です。
柑橘の香りとも合っていると思います。
しばらく吸ってみて
と言っても私は常用しているユーザーなので、環境の変化はありません。
毎晩寝る前に吸って、寝付き寝起きOK!というサイクルのまま。
ということは問題ないとも言えるとは思います。
最近は低濃度な物を吸っていたので、一度に吸う回数は少なくなりましたね。
満足感というか、吸った感はかなりあります。
まとめ
とにかく高コスパですね。
1000mg配合で3000円台は破格かと思います。
りきっどやさんも破格なので愛用していますが、更にちょっと安い。
味に関して言うと、ヘンプの味と言うか香りは好き嫌いが大きいというか、苦手な方は多いかもしれません。
元々味を楽しむものではないとは思っていますが、自分もちょっとウッってなる事はあります。
ただ、CBDリキッドである以上どうしても吸った時に苦味やイガイガ感などヘンプの感覚はあるので、落差の少ないこちらの味の方がむしろ自然とも言えるのかな。
あと、何か凄そうなものを吸っている感、はありますね。
こちらのO.G.KUSHはかなり柑橘系の香りがしっかりとあって爽やかなので、ただのヘンプフレーバーよりはかなり吸いやすいとは思います。
高濃度でこの価格は、一度試してみたいという方にも良いかもしれません。
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