Nameless Element JLT(Jamie x Lich x Tabacco) リキッドレビュー|上品で吸いやすいタバコリキッド

Nameless Element JLT(Jamie x Lich x Tabacco) リキッドレビュー|上品で吸いやすいタバコリキッド

国産リキッドレーベル、Nameless Elementさんの新作リキッド、
JLT(Jamie x Lich x Tabacco)のリキッドレビューです。

Nameless Element初のタバコフレーバーとのこと。

以前、Jamieという英国紅茶フレーバーのリキッドをレビューさせて頂きましたが、

Nameless Element Jamie(ジェイミー) リキッドレビュー|茶葉感しっかりの上品な紅茶リキッド
国産リキッドレーベル、Nameless Elementさんの、Nameless Element Juice ~Gol...

今回のリキッドの名前にもJamieという単語が入っています。
おや?と思って公式を見に行くと

イングリッシュブレックファーストティーフレーバーの”Jamie”、バニラカスタードカルヴァドスの”Lich”これらとタバコフレーバーを掛け合わせたコラボリキッド。 バーレー葉をメインに数種類のタバコフレーバーをブレンド。

なるほど!

カルヴァドスというと、リンゴが原料の蒸留酒ですね。
Namelessさんには”Lich”というリキッドもあり、こちらがカルヴァドスにバニカスを合わせたリキッドとのこと。

これは好物の予感がしてきました。

この製品は、Nameless Elementさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

今回のリキッドは、Tatoo Girl Labelに属しています。
よく見ると、前回のJamieのラベルに居たお姉さんが、LichのラベルのTatoo Girlに扮したようなイラストになっていますね。

先ほど少しだけ公式の説明を引用しましたが、まだ続きがありまして、

非常にスムースな葉巻系タバコリキッドです。
灰感を極力抑え熟成されたタバコ葉と紅茶葉の複雑に絡み合う次のひと吸いを誘うスパイス的なタバコ感をお楽しみ下さい。

トップからミドルにかけて葉巻系のスムースかつ奥行きのあるタバコ感、ミドルからラストにかけてイングリッシュブレックファーストティーの上質な紅茶感、ラストはリンゴブランデーのカルヴァドスとバニラが優しくそして複雑に絡み合うリキッドに仕上げました。
味というよりは風味をお楽しみ下さいませ。

とあります。
今回はかなり複雑なリキッドとなるので、説明文もしっかりと書かれていました。

また、

※ノーマルは甘さ控えめに仕上げておりますので、甘みプラスをご希望の方は甘味料プラスをご選択下さい。

とあり、購入ページに”甘味料+”、”甘味料2倍”、の選択肢があります。

VG:PG比率は70:30、ノンニコチンです。

注意書きは今回も「ネコちゃん」表記でほっこり。

製造年月日を記載したラベルも貼られています。

リキッドカラーは薄めの黄色。

香りを嗅いでみると、まず最初に感じるのはリンゴの酸味、続いてJamieでも感じたアールグレイティーの香りが追いかけてきます。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗(MTL): Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 0.95Ω 15w
サブオーム(DL): Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.65Ω 23w
低抵抗(DL): Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.28Ω 47w

0.95Ω 15w:MTL吸い

吸い込むとまず、リンゴの酸味がやってきます。
そして紅茶が香ってきます。
Jamieを吸ったことがあると、「あ、これJamieだ」といった感覚。

吐き出す時に、リンゴの甘みがお酒とバニカスに支えられつつ抜けてゆきます。

タバコ感はホント控えめですね。
葉巻の香りが全体を通して風味をつけている感じで、気にして香りを探していないとタバコ系だと感じないかも。

シングル0.65Ω 23w:DL吸い

全体的に葉巻感と茶葉感がアップします。
リンゴの甘みは控えめになりますが、吐き出す時に酸味が増しました。

バニカスも少し引っ込む感じかな?
後味が葉巻+アールグレイっぽい紅茶とリンゴの酸味がメインになり、好みな感じ。

デュアル0.28Ω 47w:DL吸い

複雑なリキッドなのですが、ここまで出力を上げると色々飛び始めるのか、むしろシンプルな感じになります。
Jamieもそうでしたが、低抵抗向きではないかもしれません。

茶葉をメインで感じるようになり、そこにリンゴの香りが乗ったアップルティーといった感じに。

まとめ

かなり複雑ですが、香りがよく纏まっています。
リンゴの酸味と紅茶の香りを、葉巻、お酒、バニカスが下から支えている感じ。
それぞれの味や香りの移り変わりもスムーズで、吐き出した後にふわぁっとした余韻を楽しめます。

タバコ感は希薄というか、ホント風味付けに徹しているという感じで、意識していないとタバコだとは感じないくらいです。

タバコ系が苦手な人でも美味しく吸えると思いますが、逆に、ガッツリとタバコを求めている方には合わないかもしれません。
個人的には、もう少し臭くてもよかったかなぁと。(この辺は完全に好みですが)

でもこの組み合わせ、かなり好き。
気づいたらダラダラとチェーンしてしまう感じですね。
自分としては、高めの抵抗でじっくり吸うのが好みです。

確かにこれは、味自体を楽しむと言うより、香りを楽しむ感じですね。
パンチのある感じのリキッドではないので、喫煙としてメインでガッツリ吸おうと思うと若干物足りなさがあるかもですが、
食事やおやつ、お酒のお供に、またはリラックスタイムなどにまったりと楽しめそうなリキッドです。