STARSS Bravo kitのレビュー記事です。
こいつぁブラボーだぜ。
STARSSというと、人気機種のCKS Stride VR-80のOEM、Defender Kitが記憶に新しいですね。
元々Strideを生産していたメーカーなのですが、生産終了になったから自分で出したって感じなんでしたっけ、
これカッコイイですよね。
Podは、少し前にICONっていう丸い形の物を出していた記憶。
それなりに実績のあるメーカーさんです。
ですが最初、あまり乗り気じゃなかったんですよ。
やたらとPod型が沢山届いていた時期にこれも届いたので「またかよ!」って。
レビューの試用開始の時も「また同じような感じなんでしょう?」って。
開封して触っている時に「お?意外とカッコイイな?」と思った程度で、味についてはあまり期待しておらず、まぁマニュアルを見ると1.5Ωって書いてあるし、塩ニコリキッドでも入れてダラっと消化するかー、くらいに。
で、吸ってみたんですけどね、
美味いんですよこれ…。
なんこれ。
メッシュコイルらしいのですが、やはりPodでもメッシュコイルはつおいのか。
てかこれ、1.5Ωの味の出方じゃないような…。
ちょっとややこしいので後述しますが、多分0.9Ωのメッシュコイルだと思う。
でもかなり美味いです、これ。
こういった小型タイプのオートスイッチPodは自分の中ではずっとRenova Zeroがトップでしたが、今回これZero超えした感。
レビューで色々なデバイスを触らせて貰っていると、たまにこういう出会いがあるから面白いですね。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
白ベースのシンプルなパッケージ。
箱の側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトの一番下にあるProduct Verificationの部分に入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。
パッケージ内容
- Bravo Pod本体
- 専用Pod x1(装着済)
- 充電用USBケーブル
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは英語で書かれています。
外観
よくある涙滴型のPodデバイスではありますが、
メタリックなボディにカーボン調パーツで、なかなか渋く仕上げてあります。
ちょっとモタスポ感を感じるし、なかなかカッコイイ。
この角度とか、モーターショーのコンセプトカーとか、その内装パーツとかのような雰囲気があって結構好き。
カラバリが妙に気合入っていて、12色もあります。
今回のレビュー品はGun Greyですね、この中では一番好みかも。
サイズは少々大きめ。
重量も結構あるので、手のひらの中でもなかなかの存在感があります。
サイズ感はこんな感じ。
Tance Maxほどではないけど、この手のPodの中では結構大きい方ですね。
吸い込むだけでスイッチの入るオートスイッチPodですが、ここにボタンが一つ。
3段階の出力切り替え機能があり、このボタンで切り替えます。
ボタンはスモークのクリアパーツになっていて、中にLEDインジケーターが入っています。
お尻の部分に、充電用のmicroUSBポートがあります。
Podを外した所。
Podはマグネットなどはなく、浅めの突起に支えられてギュッと刺さっているだけ。
ですがかなりしっかり固定されていて外れたりする事は無さそうです。
むしろ結構固くて取り外しがちょっと大変。
初期状態で付属のPodは本体に装着された状態でパッケージングされているので、通電による事故防止のため、絶縁用のシールが貼ってあります。
専用Pod
本体サイズに合わせてガッシリとしたPod。
リキッド容量は2mlです。
PCTG製とのことでメンソールへの耐性はあると思いますが、プラへの攻撃性の高いリキッドは極力避けたほうが賢明かと思います。
大抵のPodは遮光のために黒のスモークが入っているのですが、これは特に色が濃くて透過度は低め。
リキッド残量の視認性が低いのはちょっとマイナス。
吸い口は定番のダックビル形状。
チムニーがやや太い?ので中心が少し盛り上がっていますが、緩やかなのでそれほど気にならず。
底面にあるこの緑のシリコンパーツが外れ、ここからリキッドを注入します。
穴が大きくて注入しやすいですが、蓋のパーツをなくしそうでちょっと怖い。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 86.8 x 39.3 x 16.9mm |
重量 | 83g |
素材 | Zync Alloy(亜鉛合金) |
Pod素材 | PCTG |
リキッド容量 | 2ml |
コイル | 0.9Ωメッシュコイル 1.4Ωセラミックコイル |
出力 | 3段階切替 3.0V (セラミック7w/メッシュ10w) 3.3V (セラミック8w/メッシュ12w) 3.5V (セラミック10w/メッシュ14w) |
バッテリー容量 | 1000mAh |
スイッチ | オートスイッチ |
充電 | マイクロUSB 5V/1A |
保護機能 | 自動カットオフ(7秒) 低抵抗保護 過放電保護 過充電保護 |
コイルについて
ちょっと混乱したのですが、
今回のサンプル、パッケージにはmesh coilって書いてあって、
マニュアルにはCeramic Coreの1.5Ωって書いてあるんです。
でも吸ってみると少なくとも1.5Ωの感じではないし…。
販売サイトで検索してみると、1.4Ωって書いてあって更に混乱。
公式ページを見てみたら、
1.4ohm(ceramic) and 0.9 ohm(mesh)
という記述があり、Mesh Coilがpreinstalledとなっているので、今回のサンプルも付属しているのは0.9Ωのメッシュコイルだと思います。
まだプレオーダーだしサンプル版なので色々記述が迷走していそう。
操作方法
電源ON/OFF
ボタンを5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
ベーピング
オートスイッチ型のPodなので、吸い込むだけで自動的にスイッチが入ります。
出力調整
電源ON中にボタンを3クリックすると、出力を変更出来ます。
その際のLEDインジケーターの色が、現在の設定を表しています。
- 緑:3.0V
- 青:3.3V
- 赤:3.5V
充電
MicroUSBケーブルでアダプタと繋ぐと自動的に充電が始まります。
充電中はLEDインジケーターが赤点灯、完了すると青に変わります。
吸ってみる
吸ってみます。
リキッドは、HiLIQさんのソルトニコチンリキッドの新作、Summer Water。
スイカ味の塩ニコリキッドです。
ニコソルBの35mg
これもレビュー予定なのですが、前がつかえてるのでまだ出せてません。
だけどこれ、うんまいです…。
記事はまだ書きかけなのですが、かなり気に入ってます。
チャージホールが大きいので注入はらくらく。
ただ、チムニー部分の空間がちょっと狭めで奥まで流れてゆきにくいので、勢い良く入れすぎると溢れるかもです。
リキッド残量はやはり見づらい。
もう何度かリキッドチャージして吸っているのですが、2回ほど枯らしかけた…。
予備Podがないので焦ります。
リキッドチャージ後、コイルにリキッドが染み込むまで10分程置いてから喫煙開始します。
まず3.0Vで吸ってみたのですが……。
おいおい、これでも充分だよ……。
味が相当濃いし、清涼剤のスースー感、ニコチンのキック感もしっかり。
ニコソルリキッドの、後からずーんと来る感じ、あれもかなりのもの。
その後、3.3V、3.5Vと切り替えてみましたが、
このコイルはそもそも3.0Vでもガッツリ味と吸った感があったせいか、あまり大きな違いは感じませんでした。
いや、とにかく美味いです。
これはちょっとハマる。
SMOK Micoの0.8Ωメッシュコイルも美味しかったですが、やはりPod型でもメッシュコイルって美味いんだなぁ。
このサイズ感でこれだけ味が出れば満足です。
まとめ
ちょっとカッコイイだけの普通のPodかなー、くらいの気持ちで吸ったのですが、やたら美味くてビックリしました。
今、Pod型ってPasitoが美味くて凄く人気じゃないですか、
ただあれはちょっとサイズが大きな高性能タイプPodって感じで、こういう小型タイプのPodとは若干ジャンルが異なるかな、と思っていて、
このタイプでは、Renova Zeroが一番美味いな、という認識を持っていたのですが、
今回のこれは自分の中ではZeroを超えてきました。
少しサイズは大きいですが、リキッド容量2ml、バッテリー容量1000mAhでどちらもかなりもつし、使いやすいと思います。
メッシュコイルのせいなのかリキッドは他のPodよりちょっと減りが早くは感じますけどね。
先週後半から使っていてもう3〜4回は空っぽにしてるし。
だって美味いんですよ…。リキッドも、ですが。
まだプレオーダー状態の製品ですが、これはちょっと気になりますね。
Sourcemoreさんはまだ1.4ΩセラミックコイルのPodしかラインナップに載っていないけど、メッシュコイルのPodが安定供給できるなら追加で買いたい。
今後注目です。
販売リンク
提供元のSourcemoreさんはまだプレオーダーで、$25.20です。
予備Podの方は現在1.4Ωセラミックコイルのほうのみ。
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