Gas Mods – KREE 24 RTAの購入品レビューです。
少し前に出たKREE RTAの24mm版ですね。
綺麗な見た目で、味も良いしビルドも遊べるので愛用者の多いアトマイザーです。
22mm版は付属のエアフローパーツが0.8mm〜2.5mmでMTLから重めDL向けって感じの仕様でしたが、
今回は付属エアホールが最小3.0mm以上と、完全にDL向けに特化した形になっています。
Gas Modsさんのアトマイザーって22mm径のMTL〜というイメージが強いので、今回はちょっと珍しいなぁと思いました。
また、22mm版はSSのガラスキャップ仕様のみでしたが、今回はSS、ブラック、グレーの3色展開となり、
ブラックとグレーはタンクにPMMA素材の物が使用されています。
FasttechさんでETA(発送予定)が6月末になっていたのでそちらでプレオーダーを入れていたのですが、それより先にフレキチさんが入荷しており、
しかも7月に入ってもFTから発送されず、ETAも徐々に延びている感じだったので、もうキャンセルしてフレキチさんで書い直しました。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
Gasさんはいつもパッケージがコンパクトで好き。
送料の安いネコポスでもそのまま送ってもらえますしね!
あと、空き箱を取っておくタイプなので、嵩張らなくて助かります。
箱の側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチを削った下にあるコードを、公式サイトの下にあるSecurity Verificationのフォームに入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージ内容
- KREE 24 RTA本体
- 5.5mlチューブ&チムニーエクステンション
- 510ドリップチップアダプター
- ビルド用ドライバー
- 交換用エアフローパーツ
- 予備Oリング、予備ネジ
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは非常に簡素な内容で、英語で記載されてます。
エアフローパーツは3.0mm/3.5mm/4.0mm/4.5mmの4つが付属しています。
…んだけど、なんか左の2つが同じ径に見える。
どうやらうちのは、3.0mmが2つ入っていた模様。
まぁいいや、どうせ多分自分は3.0mmしか使わないと思うし。
外観
ガラスタンクの方がいいなぁ、って思ったけど、
22mm版はSSなので、今回は黒にしてみました。
ガラス製のタンクは単体300円で別売りしているので、そちらを別途買いました。
見た目や構造はそのまま、サイズだけアップした感じですね。
一見トップフィル出来なさそうに見えるのですが、
マウスピース部分はトップキャップとして取り外せるようになっており、リキッドをトップフィルでチャージすることができます。
マウスピースはトップキャップと一体になっており、標準の状態ではドリップチップの取り付けは出来ませんが、
トップキャップを付属のアダプターに交換すると510ドリップチップが装着できます。
好きなドリップチップが使えるというだけでなく、私はローレット加工大好きマンなので断然右の状態が好きですね。
標準のドリップチップもヌルっとした質感で綺麗なんですけどね。
22mm版はロングタンクは形状が異なりましたが、今回のロングタンクは同じ形状をそのまま伸ばしたような感じですね。
リキッド容量を3.5ml→5.5mlに拡張できます。
ただし、このアトマイザーはリキッドが残った状態でデッキにアクセスできないので、小容量のまま使うほうが楽かもしれません。
エアフローはボトムエアフロー。
外側の穴は固定になっており、デッキ内のエアフローパーツを交換することでドローを調整します。
底面のエングレもシンプル。
ポジピンはそれなりに出ています。
フィッティング
5.5mlタンクに換装すると、MIXXにフィットする高さになります。
詳細
メーカー公式
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 40mm(コンタクト、ドリップチップ含) |
素材 | SS |
リキッド容量 | 3.5ml / 5.5ml |
ドリップチップ | 独自規格(510アダプター付属) |
コイル | シングルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
構造
特殊な構造の割に、パーツ点数は少なめです。
チャンバー
薄めのお椀のようなドーム状のチャンバーです。
チムニーの入り口も滑らかにアールが付けられていますね。
高さは大分抑えられています。
デッキ
2本のネジで固定するシングルコイルデッキです。
22mm版の形状をそのまま広げた感じ。
ネジは頭の大きなマイナスネジで回しやすいですし、脇にはワイヤーの逃げを防ぐガイドが設けられており、ビルドしやすい形になっています。
22mmのデッキよりも隙間が少なくていいですね。
初期状態ではエアフローパーツは取り付けられておらず、大きな穴がガバッと開いています。
スカスカが好きならこのまま使うのもありかな。
エアフローパーツにはスレッドが切られており、しっかりねじ込んで固定します。
ただ、精密ドライバーだと幅が足りなくて回しづらいので、この溝に刺さる厚みの幅広のマイナスドライバーが欲しい所。
工具箱を出してくるのが面倒なのでいつもの精密ドライバーで頑張って締めましたが。
ビルドしてみる
ネジの頭は大きいしガイドもあるのでそうそう逃げないとは思いますが、
念の為、単線の時はいつものようにネジに半周巻きつけるようにして固定しています。
コイルの高さは少し下げてこのくらいにしてみました。
ジュースホールは幅と深さがそこそこあるので、このくらいの長さでセットしました。
Ni80単線ビルド
まずはスタンダードに単線で、Ni80 24ga 3mm7巻で0.49Ω
エアホールパーツは最小の3mmです。
ちょうど買ったばかりの、Ripe VapesのVCT Strawberryを吸ってみます。
なんかいきなり正解引いた感というか、美味いなこれ。
22mmの方も0.5Ω〜0.7ΩくらいのDLで組むのが好きだったのですが、形状が同じなだけに似たような感覚があります。
むしろ単線は22mmより美味い?
あちらはミストの密度をしっかり上げてやる必要がありましたが、これ、単線ビルドでもかなり満足感あります。
ドローがスムースになった影響でしょうか。
やはりKREEは甘みがしっかり出るデッキですよね。
エアフローは最小の3.0mmを使用しましたが、これでも完全にDL向きです。
ちょっと抵抗感のあるDLといった感じですね。
リキッド漏れは、初回チャージでは一切起こらなかったのですが、
リキチャするとやはりボトムから滲み出ます。
リークプルーフ機構のない一般的なボトムエアフロータンクと同等といった感じかな。
クラプトンビルド
FlatwireのFlaptonで3mm5巻して0.44Ω。
折角なので、エアフローの違いも見ておこうと、も一番大きな4.5mmに交換しました。
ドローは、3.0mmも結構軽めだったので劇的な違いはないのですが、抵抗感がゆるくなった感じはします。
ミスト量の多いビルドだとこちらの方がスムーズに吸えてよさそうですね。
こちらのビルドは結構な爆煙になり、味の密度も濃い感じ。
好みによりますが、こちらの方が好きという人は多そう。
やはり甘みがしっかり出ます。
まとめ
相変わらず独特な見た目というか、綺麗なアトマイザーですよね。
ガラスタンクは割りそうでドキドキしてましたが、黒はPMMAなのでちょっとだけ安心して使っています。
GASでDL特化って珍しいかも?と思いましたが、味もいいですね。
22mmもDLの方が好みだったのでDLで使っていますが、24mmは最初からDLに振られているのでより合ってる感じで、自分はこちらの方がより好みです。
なんというか、吸った感じがスムースなんですよね。
デメリットは22mmの時と同様で、
リキッドが残った状態でデッキにアクセスが出来ないのと、若干リキッド漏れを起こしやすい所。
リキッド漏れは、逆さリキチャである程度改善されるとは思います。
リキッドを入れて、こぼれない程度に軽めにキャップを締めて、逆さにしてリキッドをトップ側に集めてから残りを締め込む感じです。
上記デメリットを理解の上で使うなら、総じて良アトマイザーだと思います。
価格調査(20200731現在)
自分はこれ、上述の通りFTを蹴ってフレキチさんで購入しました。
送料200円のネコポスでもパッケージありで届きます。
海外をざっと見たけど、FTもまだ7day表記だし、3FもSMも24HRS表記が付いておらず、入荷が安定していない感じで載せづらい。
VapesourcingさんだけIn Stock表記でした。
¥2,516.96円+クーポンコード「MARZ」で10%OFFです。
配送が4PXで700円くらいかかるのでそれほど国内との価格差は大きくなく、配送に日数がかかる事を考えるとあまりメリットないかも。
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