eXvape Expromizer TCX RDTA 購入|え?Expromizerがワイヤー供給のメッシュコイル!?

eXvape Expromizer TCX RDTA 購入|え?Expromizerがワイヤー供給のメッシュコイル!?

eXvape Expromizer TCX RDTAの購入品レビューです。

でかいなあ、でかい…。

味とデザインがよく、品質も安定していて国内でも人気の高いExpromizerシリーズの新作なのですが、

Expromizerシリーズ | marz04.net
「Expromizerシリーズ」の記事一覧です。

自分はV3に一目惚れして以降、V3、V4と買っているのですが、このシリーズ、代々MTLアトマイザーとして評価の高いシリーズなんですよね。

しかし今回はメッシュコイルの爆煙DL向けアトマイザーで、7mlの大容量タンクからワイヤー供給するというサイズの大きなRDTAになりました。

ワイヤー供給のRDTAと言うと、ここ最近のマスプロで記憶に新しいのはVapeflyのBrunhilde、更に近くなるとVandyのMATO、メッシュコイルとなるとWofotoのProfile RDTAが一番近いかな、
Profile以外は買っていますが、大体使用感は似通っており、大容量且つ漏れにくいRDTAという使いやすさはあるものの、どうしてもサイズが肥大化するので若干持て余す感じです。
今回のTCXもまさにそんな感じ。

確かどのアトマイザーもドイツ製のワイヤーを使用していたと思うので、ドイツメーカーであるeXvapeさんがワイヤーを使うのはまだ自然な流れかもですが、
連番のバージョン番号こそ付けていないとはいえ、Expromizerの名前でこのタイプのアトマイザーって結構思い切ったな…。

そんなわけで、面白そうなのでプレオーダー入れて買ってみました。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

前のV4の頃から黄色と黒のパッケージになった感じですが、今回は一段と派手ですね。

箱の側面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
QRコードを読み込むとexpromizer.comに接続されるのですが、そのサイトだとまだV4が最新の状態になっていて、TCXの事書いてないんですよね…。

最下段までスクロールすると入力フォームがあるので、そこでスクラッチ下のコードを入力して正規品チェックが出来ます。

パッケージ内容

  • Expromizer TCX RDTA本体
  • メッシュコイル用ジグ
  • ビルド用ドライバー
  • 予備シリコンパーツ・ネジ
  • メッシュコイル x1
  • コットン
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルは、ドイツ語と英語で書かれた冊子です。

メッシュコイルはWotofoやVandyの初期の物とほぼ同サイズなので、この辺りの物が流用できます。

これらは初代Profile〜Profile Unityや、Kyrin Mに使用されていたサイズで、
Profile V2やMESH V2以降の物はサイズが上がっているので厳しいかも。

外観

この手のタイプはどうしても背が高くなりますね。
そしてロゴの主張が結構激しい、キャップにも彫られているし、タンクの窓も”EX”の形になっています。
それでもデザインが大きく破綻していない辺りはさすが。

ドリップチップは810規格のでっかいのが付いています。
Expromizer…?

汎用の810ドリップチップも使用可能です。

エアフローはトップエアフローで、キャップの上半分がコントロールリングの役割になっています。
5つの穴の開度で、ドローの重さを調節できます。

リキッドチャージはサイドフィルです。

キャップを回し、下の水滴マークの部分に穴を合わせるとリキッドチャージ用の穴が出てきます。
チャージホールはリキッドの逆流を防ぐためのシリコンの弁が設けられています。

使用時はトップエアフローの位置を合わせるために、三角マークと水滴マークを合わせた位置にしておきます。

このキャップの回転がなかなか渋くて…。
2本のOリングでガッチリと止まっています。

リキッドをちょっと塗ってみたりはしているのですがまだ硬いので、キャップを外してリキチャすることも多いです。

タンク部分、EXの文字を模した窓と、六角形の窓。
ワイヤーが6本も入っているので結構な密度です。

底面は割とシンプル。

ポジティブピンは結構出っ張っていますが、メッシュコイルはメカでの使用はオススメ出来ません。

フィッティング

詳細

メーカー公式

スペック

直径 25mm
高さ 52mm(ドリチ込み62mm)
素材 ステンレス鋼、パイレックスガラス、POM
リキッド容量 7ml
ドリップチップ 810規格
コイル メッシュコイルRBA
リキッドチャージ サイドフィル
エアフロー トップエアフロー

構造

バラしてみました。
基本的な構造としてはBrunhildeやMATOとほぼ同じ感じ。

タンク部分だけバラすことも出来るので、デッキを維持したまま洗浄することも出来ます。

キャップ

キャップ内部ですが、ちょっと不思議な形。
フラットな形状で、出口付近に一段大きめの段差が付いています。

エアフローの位置なのですが、段差の側面。

え、これ、コイルにエアー当たるの…?
タンク内のミストを上っ面だけ拾って吸い上げる感じなのかな?
キャップ形状と合わせて、どんな味が出るのかちょっと心配になってきました。

デッキ

もう見慣れた感のある、クランプ式のメッシュコイルデッキ。

WotofoがProfileでやって以降みんなこの形で作っているので、現状これが一番効率いいんでしょうね。

真ん中の白いパーツはスプリングで上下し、コットンを通しやすいようになっています。

クランプ式なので、一応通常コイルもセット出来ます。

メッシュコイルは大きなコットンを使用するので、供給のためのワイヤーは6本も入っています。

ジュースウェルの床面はほぼワイヤーの断面。

ビルドしてみる

メッシュコイルは、付属の専用ジグを使用して、まずはアーチ状に整形します。

そのままクランプにセットしてネジを締めるだけ。
ビルド自体は非常に簡単です。

焼入れは、メッシュコイルの場合は通常のオームメーターなどで行うのは推奨しません。

メッシュコイルは非常に通電効率が高く、一瞬で赤熱化するので危険です。
テクニカルModなどを使用し、20w以下の出力で行ってください。

付属のメッシュコイルは0.3Ω、
この手のメッシュコイルって軒並み0.1Ω台のイメージだったので、意外と高めでした。

コットンは、付属のものやWotofoの物など専用の物を使うと楽ですが、
シートコットンを使う場合、両面の硬い所を剥がして軽くほぐした後細く丸めると、ちょうどいい量になります。
量使いますしね。

コットンは、ジュースウェルの底面にちょうど断面が触れる長さでセットすると毛細管現象で供給しやすくなるかな、と思います。

吸ってみる

そろそろ寒くなってきて、HiLIQのPot of Goldをメッシュで吸いたくなる季節。
去年の秋冬はKylin Mでずっと吸っていました。
買い込んだ分も残り1本だから、今年の送料無料でまた買い足さないと。

メッシュコイルの抵抗値が0.3Ωだったので、45wくらいから試してみます。

あれ、ちょっと面白い味の出方する。

まず、ドローが結構重めです。
全開だとそれなりに軽いのですが、AFCを締めていくと明らかにドローの抵抗感が増してきます。

メッシュコイルって、爆煙ミストをスカスカドローでガッツリ吸い込むイメージがあったので、ちょっと新鮮というか。

AFCを半分くらい締めて抵抗感増しのドローで吸う感じが結構好きです。
ミスト自体はメッシュ特有のシルキーで柔らかいミストなのですが、なんというか、密度が濃い。

キャップの構造を見て、味ちゃんと出るのかな?と心配していましたが、思った以上にしっかり出ていますね、
あれ、キャップの中でどういう動きをしているのだろう?
メッシュのミスト量でキャップ内を満たして、それを吸い上げている感じなのかな?

ミストも熱くなく、バナナの甘みもしっかり出ていて好みな感じです。

まとめ

eXvapeの正気を確かめるつもりで、半分ネタのために購入したのですが、さすがはExpromizerというか、思ったよりしっかりしてました。

使用感としては、以前よく使っていたワイヤー供給のBrunhildeとほぼ同じ感じです。
リキチャの方式も同じだし、タンク容量が大きくてリキチャの頻度が少なくて済んだり、RDTA形式なのでデッキへのアクセスやリビルドが楽という利便性も同じ。
あと、デカイので持ち出しには適さないというデメリットも同じです。

デッキはメッシュコイルなので、Profile RDTAを使っていたらそれが一番近かったかな。
ただ、吸った感じは他のメッシュRBAとは若干異なる感じ。
結構重いドローで吸えて、まとまったミストが来る割にそれほど熱くもないんですよね。

困る点は、前述の大きさの点もありますが、キャップのOリングがしっかりと止まりすぎていて、リキチャの際に回しづらいというのもありました。
多分これは使っているうちに少しマシになるとは思いますが。

これがExpromizerという名前で出ているのはまだちょっと慣れませんが、物自体は良質でした。
今年の秋冬のPot of Gold担当として活躍してもらいます。

価格調査(20201019現在)

国内にはまだ入っていない感じですね。

通常のMTLアトマとしての続編であれば既に入っている頃だとは思うのですが、やはりイロモノ扱いされてるのかも。

今回はFasttechで購入しました。
現在は$28.11で、送料無料〜(ePacketにして+$1.1くらい)

現在、ブラックとサンドブラストのみIn Stock、あとはプレオーダーだったりETAが7daysだったりしているみたいです。

8月の終わりにプレオーダー注文したので発売まで1ヶ月ほど待ちましたが、発送されたらePacketで10日位でした。

Sourcemoreさんが相変わらず単価が安いです。
ログイン後価格で$21.55〜

コロナの影響でシンガポールポストが止まっていてずっとオランダ経由の配送でしたが、サイトにはSingapore Post is Backのバナーが。
どうやら使えるようになった?

Healthcabinさんも結構安かったです。
シルバー系は$27.99、その他の色は$30.99で大体In Stock。
送料の問題があるので他と合わせて買う予定等あればって感じでしょうか。