Vandy Vape – MATO RDTA 購入|ワイヤー供給のシングルコイルRDTA、BFにも対応してます

Vandy Vape – MATO RDTA 購入|ワイヤー供給のシングルコイルRDTA、BFにも対応してます

Vandy Vape MATO RDTAの購入品レビューです。

かなりの長尺アトマイザーですね。

下の大きいタンクから、ワイヤーを伝わせてリキッドを上のデッキに供給するタイプです。

この仕組み、昨年Vapeflyが出したBrunhilde RTAを思い出します。
あれ、大きささえ許容できればかなり良かったんですよね。

なんでも、もうすぐWotofoさんもProfileの新作でワイヤー供給の物を出すみたいですし、Expromizerの新作もワイヤー供給のメッシュコイルみたいですね。

ワイヤー供給RDTAの流れ来てる?

そういえば、アトマイザーではないですが、同じVandyさんのKyrin M PodもそういえばPod内がワイヤー供給メッシュコイルという変態仕様でした。

このMATO、買おうかどうかちょっと迷っていたんです。

多分このサイズって、うちの場合しばらくすると使わなくなりそうなんですよね、
Brunhildeも美味しいし凄く気に入っていたけど最近眠っているし。

だけど、コロナ時の配送状況の実体を記事にした際に、FasttechのePacketのサンプルが欲しかったので、それを口実に買ってみました。

Brunhildeを思い出す使用感ですね、タンクにリキッドも沢山入るし、味も良好です。

あと、このサイズのタンクを持ったRDTAなのに、更にBF対応なんですよ。
タンクに5ml入れて、更にスコンカーに乗せたらかなりの量のリキッドを保持できますね。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

シックな黒いパッケージです。

側面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチを削ってQRコードを読み込めば確認出来るタイプみたいです。

パッケージ内容

  • MATO RDTA本体
  • コイルトリミングツール
  • ステンレスワイヤー(3.0mm x 5本 / 2.5mm x 4本)
  • 510ドリップチップアダプター
  • 六角レンチx2本
  • BFピン
  • 予備Oリング、イモネジ
  • プリメイドコイル
  • ユーザーマニュアル
  • カード類

ポストレスデッキのビルドに何気に便利なコイルトリミングツール。
コイルを差し込んで余った部分をカットするだけで最適な長さになるやつです。

このアトマイザーに合わせた7mmの所にマークしてあります。

タンクに差し込むワイヤーは初期状態では取り付けられておらず、パーツとして付属しています。

3.0mmと2.5mmの2種類が付属し、それぞれ5本、4本入っています。
なぜ本数に差があるのか。

3.0mmが標準で、1本は予備だよってことなのかな。

付属のプリメイドコイルはNi80のクラプトンで、0.23Ωとなかなかの低抵抗。

外観

直径は24mm
仕組み上仕方ないのですが、やはりかなり背が高いです。

タンク容量は5mlと大きく、一般的なサイズのタンクアトマイザーのバブルタンクと同じくらい入ります。

てかワイヤー入れてから撮ればよかった。

上半分は、ほぼRDAといった感じの構造です。

サイドエアフローになっており、キャップを回すことでドローの重さを調整出来ます。
内側にツブツブのハニカムホールが見えますね。

エアフローはデッキのエアホールと直結しており、コイル左右のハニカムホールから吹き出す形になっています。

キャップを上にずらすとシリコン製のパッキンがあり、ここからタンクにリキッドを補充出来ます。

こんな感じで、ノズルを差し込んで補充。
ユニコーンボトル以外では使いづらいですが、これがなかなか楽だったりします。

底面。

ポジティブピンは、インシュレーター部分を含めるとかなり出っ張っている方かと思います。

フィッティング

詳細

メーカー公式

スペック

直径 24mm
高さ 44.6mm(ドリチ、コンタクト含まず)
タンク素材 PSU
リキッド容量 5ml
ドリップチップ 810規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ サイドフィル
BF対応(BFピン付属)
エアフロー サイドエアフロー

構造

分解してみました。
意外とパーツ点数多くない。

タンク

タンク部分は独立して分解できるので、洗浄はビルドを崩さずに容易に行えます。

タンクのチューブが妙に黄色くて、え、このガラス汚くない…?って思ったのですが、
これはガラスでなくPSUという素材とのこと。

おいおいプラかよと思ったのですが、調べてみるとこれがかなり剛性の高い素材で、高温にも強く耐薬品性も高いそうです。

VAPEのアトマイザー用としてはあまり馴染みのない素材ですが、ドイツハイエンドのTaifun GTRなどがタンクに使用しています。

メンソール耐性もあるようですし、ウルテムと同じくらいの感覚で使用してよさそうです。

タンクからデッキへは、4本のワイヤーを伝ってリキッドを供給します。

ワイヤーは3mmと2.5mmが付属しますが、特に理由がなければ3mmを使用で良いと思います。
こちらがジャストサイズのようで、引っかかったりキツかったりすることなく、スムーズに差し込めました。

デッキ側からは先端が覗いているのみ、
この上にコットンを置いて吸い上げます。

こんなので本当にちゃんと供給するの!?と思ってしまうのですが、毛細管現象なのかな?スムーズに供給されるんですよね。

Brunhildeがデュアルコイルに対してワイヤー4本で快適に供給されていましたし、シングルコイルのこちらは余裕でしょう。

キャップ

一見フラットですが、中央付近がドーム状になっています。

外側のフラットな部分はデッキの外周と接触する部分なので、実質中央のドーム状の空間がチャンバーになると言っていいと思います。

そう考えると、意外と径は狭めのチャンバーですね。

デッキ

シングルコイル前提のポストレスデッキです。

コイルの両側が壁になっており、そこに開いたツブツブのハニカム状のエアホールでコイルの左右からエアーを当てます。

エアーの吹き出し口はやや斜めにカットされています。
コイルの斜め下から当てる想定ですね。

コイルの固定ネジはデッキの外側、この位置に六角のイモネジがあります。

ビルドしてみる

ポストレスデッキなので、予めコイルの脚の長さは調節しておく必要がありますが、トリミングツールが付属するので、そちらを使用すると楽です。

7mmのところにマーキングされているので、そこにコイルを差し込んで、下からはみ出した分の足をカットします。

あとは、イモネジを緩めてコイルを差し込んで締めるだけ。
脚の長さの調整が済んでしまえばかなり楽にビルドできますね。

7mmでカットしたコイルをそのまま設置するとこの高さになります。

ちょうどエアフローが斜め下から吹き付ける形になっており、最適な高さかな、と思います。

ウイックの長さはこんなもんかな。

コットンの断面がちょうどワイヤーの断面の上に乗るようにセットします。
あまり漉かずに、断面の面積を広げて密着させる感じですね。

初回ビルドの際は流石にないですが、使用中でワイヤーが十分にリキッドを吸っている状態だと、ウイックを乗せた瞬間からじゅわーっとコットンにリキッドが染み込んでいくのが見えて「ワイヤーすげー!」ってなります。

付属コイル使用

まずは付属コイルを使用してみます。

0.25Ω、やや誤差はあるけどほぼ表記通り。

リキッドはZap!JuiceのMelonadeを吸ってみます。
これホント好き。

あぁ、いいですね、普通に優秀なシングル爆煙系だ。

太めのクラプトンなので立ち上がりは若干遅いですが、チェーンしているとそれほど気にならず。
ふわっとしたシルキーなミストで味も濃厚です。
スピットバックが結構パチパチ来るのがちょっと気になったくらいか。

デッキの感じからずっとイメージしていたのでそのせいもあるかも知れませんが、感覚的にはWotofoのRecurveに似た感覚かも。

エアフローコントロールもなかなか精度高めですね。

全開だとやや抵抗感あるかな?くらいのスカスカ気味のドローですが、
絞っていくと意外なくらい重くなってゆきます。

Flat60単線

ドロー結構絞れるし、チャンバー空間もそんなにスカスカではないし、単線でもいけるんじゃないか、と思って試してみました。

Flat60 24ga 3mm6巻で0.46Ω
これくらいなら18650シングルでも普通に使えそうかなと。

結論から行くとアリですね。
AFCを1〜2mmくらいまで絞って、32wくらいでいい感じです。

ミストに空気が混じって薄くなるような感じもなく、物足りない感じもありません。

厳密に言うと、上の爆煙の方が美味いのは確かですが、MelonadeはDLだとミスト量が多いほうが美味く感じるリキッドですし、リキッド次第ではこちらももっと化けそう。

次はタバコ系とか入れてみたい。

まとめ

デカイですね。

流石に持ち出して使うには適さないかな、とは思いますが、家に置いて使うとかだとなかなか便利かもしれませんね。

普通にRDTAとして使ったとしても、リキッドは多めに入りますし、リキッドチャージも、キャップをずらして直接注入できるのでかなり楽です。

味についてはRDTAということでドリッパーの味わい。
優秀なシングル爆煙ドリッパーといった感じでかなり楽しめます。

これをタンクアトマイザーと同レベルのリキッドチャージして楽しめる、というのはメリット。

更にBFにも対応しているので、スコンカーと組み合わせたら超大容量の人をダメにするセットが完成です。

でもまぁ、使った感じ、5mlも入るならBFまで使わなくてもよさそうかな、と思いました、自分はね。
リキッドチャージも楽ですし。

長さに関してなのですが、これ、径が24mmなので、ステルスModで使うという選択肢もあるんですよね。

Brunhildeは25.5mmもあったので乗せられるステルスModは少なかったですが
(MTLはいけましたが)
24mmであれば、先日出たMIXXでもいけるし、Witcherとかでもいけるはず。

というか実際に今日MIXXにこれを乗せて職場に持ってきていて
「これなら持ち出しても違和感なく使えるよ!」って写真を追加で載せるつもりでいたのですが、職場にスマホ忘れてきちゃいました。

最近ちょっとステルスMod界隈が活発なので、24mm対応のステルスでRDTAとして使うのもアリかもですね。

価格調査(20200716現在)

海外

まだコロナの影響で海外配送は不安定なので、日数が余分にかかる可能性があります。
ご留意ください。

自分は今回、Fasttechさんで買いました。
ePacketの配送状況を調べるのが主目的でしたしね。

$31.77(SSは$29.82)でMAPは使用できず。
送料無料です。

3FVAPEさんはSSが$32.99、ブラックが$33.99、その他の色は$36.99
送料無料です。

Souurcemoreさんはログイン後価格で$22.74
相変わらず単価は最安レベルなので、あとは送料との兼ね合い。

HealthcabinさんはSSが¥2,881でその他の色は¥3,116
こちらも、あとは送料との兼ね合い。

国内

国内だとあまり見かけないよなぁ?と思っていましたが、
オフィスエッジさんが取り扱いしているようです。

『Vandy Vape – MATO RDTA 購入|ワイヤー供給のシングルコイルRDTA、BFにも対応してます』へのコメント

  1. 名前:おやぢ6号 投稿日:2020/07/16(木) 19:12:10 ID:941a749ae 返信

    やはり背は高いですよねえ。
    でも個人的には良RDTAだと同じく思います。私はガンメタを選びました。

    ただBrunhildeもこれも、家専用ではありますね。
    日本では大きめのやつはあまり人気ないみたいですね。
    MIXXと合わせてますがいいですよ。これなら持ち出せますし。

    • 名前:Marz 投稿日:2020/07/16(木) 19:13:46 ID:18d314bd5 返信

      こんばんは!
      流石に大きいですね〜
      ですが24mmだとステルスに乗せる選択肢もあるのでまだ使いやすそうです。

      自分も今日はMIXXに乗せて職場に持ってきてます!