eXvape eXpromizer V3 Fire RTA購入 | 眠っていたステルスMODを呼び起こす?ドイツメーカーの長尺タンク

eXvape eXpromizer V3 Fire RTA購入 | 眠っていたステルスMODを呼び起こす?ドイツメーカーの長尺タンク

先月買った中で、めちゃめちゃお気に入りになった3つのアトマイザーうちの最後の一つです。

爆煙タンクとしてHellvape Dead Rabbit RTA
MTLドリッパー&スコンカー用としてCthulhu 1928 RDA

そして、

ステルス(Witcher)専用機&かっこよさ要員として、このeXpromizer V3 Fire

この3つが、当分の間うちのエースアトマイザーに収まりそうです。

これは、大好きなWitcherをどうしても再度メインで使いたいという目的で買いました。
前出の2つに比べると、これはあまり万人向けのアトマイザーではないと思います。
長尺アトマイザーなので(多少短くはできますが)乗せるModも選びそうですし、ちょっと構造がややこしくて、触っていると色々と細かいマイナス点が見えてきます。

でもこれ、

メカメカしくてカッコよくないですか?
刺さる人にはめっちゃ刺さるデザインだと思うんですよね。
自分にはもうグッサグサ刺さりました。

触って見るとちょっとしたギミックもあったりして、とてもココロオドル。

完全に見た目と、サイズ(Witcher向きの22mm長尺)目当てで買いましたが、
肝心な味の方もかなりよかったですよ!

自分にとっては、この見た目と味でテンション上がって、細かいマイナス点は案外どうでもよくなる感じでした。

eXvape?eXpromizer?

あまり聞いたことのない名前ですね。
少なくとも自分は今回の製品で初めて聞く名前です。

このアトマイザーの存在を知った時に、知らないメーカーだな…と思って調べてみたら、どうやらドイツのメーカーだそうで。

欧州のメーカーか…。
確かにハイエンドっぽい見た目だし、ってことは結構お高い品なんだろうなぁ、と思っていたのですが、
後日再度話題を見かけた時に調べてみたら、なんとFasttechで$30くらいで売ってるじゃないですか。

多分、設計などはドイツのメーカーで行って、実際の製造はMade in Chinaとかそんな感じなんだろうなぁと思います。

このアトマイザーは4mlバージョンと2mlバージョンがあり、今回買ったのは4mlバージョンの方です。
違いはエクステンションパーツの有無だけで、4mlバージョンの方もパーツを外せば2mlに出来るので、4mlの方を買ったほうがお得かなと思います。

パッケージ

厚手の紙製のパッケージです。
最近、豪華なパッケージを見慣れてしまっていて、若干チープな感じはするかも。

裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

開封。

ビニールに包まれた本体と、アクセサリーバッグが入った箱が見えます。
空きスペースはスポンジの緩衝材で埋められていました。

内容物

  • eXpromizer V3 Fire本体
  • ユーザーマニュアル
  • プラスドライバー
  • 予備Oリング
  • 予備ネジ

付属品はかなり簡素です。

ガラスタンクも予備がないので気をつけないとですね。
フレームがガッチリでかなり割れにくい構造だとは思いますが。

外観・特徴

最近あまり見かけなくなった22mm長尺アトマイザーです。

ほぼ全体を金属パーツで覆われており、ガラスタンク部分はかなり小さめ。
キャップ部分、タンク上部、タンク下部の3箇所にローレット加工が施されています。
それぞれ、分割する為に回す部分なので指の引っかかりを良くするための実用的な加工なのですが、
これがまたメカっぽさを出していて、デザイン的にもいいアクセントになっています。

ドリップチップは金属製の物が最初からついています。
少々長いですが、本体に合わせたデザインでカッコイイと思います。

ドリップチップは510規格で、汎用品も装着可能です。
が、少し緩く感じました。
物によってはグラグラするかもしれません。

見た目的にも、標準の物が一番安定してそう。

こちらは4mlバージョンとなり、全長55mm(ドリチ込70mm)と非常に長いアトマイザーなのですが、
タンク部分のエクステンションパーツを外すことで、2mlバージョンに切り替えることも出来ます。

2mlバージョンにすると全長48mm(ドリチ込63mm)と、7mm短くなります。
これでもまだ若干長いですが、普通のボックスModに乗せるならこちらの方が扱いやすいかなと。

底面にはexvape&eXpromizerのロゴと、シリアルナンバーが円グレーピングされています。

コンタクトピンは特にメッキ等はされていません。
出っ張りは初期状態でこのくらい。

デッキの固定も兼用していますが、ポジティブポスト直結では無いので、若干調整は効くのかな。
むしろ初期状態で充分出っ張っていて、締めすぎると出っ張りが無くなっちゃう感じです。

MODに乗せてみる


Vaporesso Armour Pro (2ml)

やはり普通のModに乗せるなら2mlの方が収まりが良さそうです。
22mmと細いアトマイザーだからか、これでも若干長く感じるかな?


Tesla WYE 85w (2ml)

いっそ細身のMODと合わせてシュッとさせたほうがいいかもですね。


Vaporesso SWAG 80w

22mmなのでSWAGやPicoにも乗りますね!
電池蓋の出っ張りのおかげで、案外長尺も違和感なかったりするんですよ。

そして本命。
Witcherに、2mlバージョンと4mlバージョンで乗せてみました。

そういえば、Witcherってもうディスコンなのね…。

もうね、これの為に作ったんじゃないかってくらい似合ってると思います。

2mlが綺麗に収まるけど、リキッドチャージが少々やりにくい感じでした。
トップキャップがギリギリで、一旦アトマを外さないと開けにくいんです。
なので右の4mlバージョンで使ってます。

うちのWitcherはガンメタ部分の塗装が剥げ剥げになってしまっているので、早く塗り直したい…。

詳細

公式ページ

eXpromizer V3 Fire - eXvape, 29,90 €
eXpromizer V3 Fire is the third generation of the MTL RTA designed in Germany. The eXpromizer was originally developed in previous versions for easy and com

スペック

直径 22mm
高さ 48mm(ドリチ込63mm) / 55mm(ドリチ込70mm)
リキッド容量 2ml / 4ml
ドリップチップ 510規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアフロー

カラーバリエーション

7色と、意外と種類は多いのですが、同じような色が多いですね。
レインボー以外は無彩色系です。

構造

とりあえずバラしてみたらこんな感じ。

パーツ多くない…?
組み立ての時なんて、パズルやってるみたいでしたよ。

この位置で外れるので、リキッドが残ったままのデッキアクセスは可能ですね。

タンクのガラス部分はこれだけ。

Oリングは挟まっているだけなので、ポロって落として無くさないように注意です。

トップの部品がバラしづらくて、構造を把握するまで苦労してました。

ジュースコントロールの為に内側の軸とチャンバーが独立して回るようになっているので、そちらを押さえながらチャンバーを回します。

2ml→4mlのエクステンションパーツは、チムニーの延長パーツと、タンクの延長パーツの2つ。

リキッドチャージのギミック

リキッドはトップフィル。
トップキャップを回して引っ張ると、このようにシャキーンと伸びて、

このサイドの穴からチャージします。
キャップ開閉の与圧でリキッド漏れを起こさない為の仕組みですね。

まぁ効果は置いておいて、こういうギミック、結構好きなんですよ。

このせいで余計に本体が長くなってる気がしますし、正直無駄なギミックではあるんですよね。
若干入れづらいですし、満タンもわかりやすいですし…。
あと、意外と蓋が固くて、別の部分のネジが回っちゃうこともしばしば。

でも…。

なんだかニヤリとしちゃうので許しちゃうんです…。

ジュースコントロールのギミック

最近のアトマにしては珍しく、ジュースコントロールが搭載されています。

トップパーツの内周部分を回すと、チャンバーが連動して回り、ジュースホールを開閉できます。

最近はそもそも漏れにくくなっているアトマイザーが多く、
ジュースコントロールの付いたものを使うのは久しぶりなので、結構閉め忘れますが、
別に締めなくても案外漏れない気がします。

でもこのギミックも割と好きですね。

エアフロー

エアフローは一般的なボトムエアフローです。
5つの穴とエアフローリングで無段階に調整でき、コイルの真下から吹き付けます。

ドローは全体的にやや重めではありますが、ガチのMTLで吸うにはちょっと軽いかな?
標準ドリチもMTLには少し太めの径なので、重めDL〜軽めMTLくらいが向いてそうな気がします。

チャンバー

チャンバーはかなり小さめ、チムニーも相当細く、MTLアトマ寄りな感じですね。

チャンバーの天辺は緩やかにテーパーがかかっており、チムニーへの出口周辺のみ少し平らになっていました。

デッキ

デッキもなかなか小さめ。

Kayfunとかと同じ、2つのネジで上から締め付けるタイプです。
前回の1928もこのタイプでしたが、あちらと違ってガイドがないので、ビルドはちょっと慣れが必要かも知れませんね。

ジュースホールはこのようになっています。
結構ガッツリと開いているので、コットンは多めに詰めたほうがよさそうです。

ビルドしてみる

片手でカメラを構えながら作業してたらコイルがめちゃめちゃ崩れちゃいましたが…。

この手のデッキは、このようにワイヤーを半周回して、軽く引っ張りながら締めるようにすると、コイル足が逃げにくくてやりやすいかと思います。

巻き方向は、ネジの回転に沿うように時計回りで巻いてます。

はい、やり直しました。

Ni80 26ga 3mm 7巻で0.8Ωです。

ジュースホールをしっかり埋められるように、ウイックもしっかり気味に詰めています。

今回は、いきなり実用に投入する予定だったので、最初からちょっといいワイヤーとコットンを使っております。

リキッドボトルと一緒の写真を撮り忘れてた……。

リキッドはHiLIQさんのHey Cowboyです。
抵抗高めなのでタバコ系が合いそうかなって。

早速Witcherで吸うんですよ、ふふふ。

で、これがですね…。

正直見た目のみを求めて買った物なのですが、なんだか美味しいんです。
HasturやAMMITなどのMTLタンクと比べると流石に少し落ちますが、予想以上に美味しいですわこれ。

長尺なので、細くて長いチムニーで冷やされたミストが濃い目に口の中に飛び込んでくる感じです。

これは、他のお気に入りアトマと並んで充分常用に足る感じ。

まとめ

とにかく見た目にベタ惚れなので、結構贔屓目は入っていますが、冷静な目で見るとマイナス点はいくつかありますね。

少なくとも自分が感じたのは、

  • 長いのでMODを選ぶ。
  • 構造がややこしい。
  • 分解の時に手を切った。
  • 分解できるパーツが多いので、リキチャの時に違うところが回りやすい。
  • リキチャしづらい、満タンがわかりづらい。

この辺り。

リキッド漏れに関しては、もう2週ほど使っていますが今の所ないです。
ジュースコントロールもロクに閉めてないのですが。

そんな感じで若干癖のあるアトマなので、万人には進めづらいです。

でも、ルックスがカッコイイんですよね…すごく好み。
ギミックもなんかワクワクするし。
もうそれだけで上のマイナス点はどうでも良くなって、日々Witcherとのコンビで使っています。

VAPEって見た目が8割なので、見た目が気にいると味も余計に美味しく感じるもの。

多分、これが刺さる人は俺の他にも居るはず。


大体どこでも30ドルちょいくらいかな。

https://www.efun.top/expromizer-v3-fire-mtl-rta-4ml.html/?mw_aref=82c8f7d8db1417652a9433c3780ace78