SMOK S-Priv kit | 色物だけど、中身はしっかりなのです。

SMOK S-Priv kit | 色物だけど、中身はしっかりなのです。

今回もまた趣味全開で、正直需要があるかはかなり微妙なネタです。
でもなかなか面白いブツなので、もしお時間頂けるのであれば寄っていってくださいまし。

これ、うちの妻のお気に入りなんですよ。

SMOK S-Priv kit

はい、めっちゃ光ってますね。
パソコンのゲーミングデバイスかってくらい光ってます。

まさかアトマイザーまで光るとは思わなかった。

そんでまぁ、デザインがこれまた独特。
シルクハットを被った髑髏。

これ、結構前に発売されたデバイスでして、
去年の冬頃に、妻が通販サイトで見かけて一目惚れして、買ってくれ買ってくれってずっと言われてたんです。

でもこれ、18650バッテリー2本で225wも出せるモデルだし、うちらの使用状況だとそこまでのパワーはいらないし、
デュアルバッテリーならバッテリーも新品2本買うべきだしなぁ…って感じで、まぁのらりくらりと誤魔化していたのですが、

結局、今年の6月、誕生日に合わせて買っちゃいました。
未だに200wどころか100wすら使わない我が家なので、もてあまし気味ではありますが、とにかくお気に入りのようです。

まぁVAPEは見た目が8割って言いますしね。
気に入った物を使うのが一番いいんですよね。

まだ通販サイトで売っているのは見かけますが、だんだん見つけづらくなってきてるし、
SMOK公式にはもう載っていないし、モデル末期なのかもしれません。
Picoのような人気モデルなら1年経とうが2年経とうがそんな事はないのでしょうが、こういう変わり種って需要がニッチだろうから、うちらみたいな物好きくらいしか買わないだろうしなぁ…。

見るからに色物だし、モデルとしても古い部類に入るけど、意外と?中身はしっかりしていて、現行モデルと遜色ないくらい高機能だし、なかなか出来る子なんですよ。

パッケージ

背景に、ちょっとおどろおどろしい中世っぽい町並みが描かれています。
蝙蝠も描かれているし、吸血鬼モチーフなのかな?

イラストの描かれたスリーブを外すと、しっかり目の化粧箱が出てきます。

化粧箱をあけると、早速MODとご対面。

箱は2段になっていて、下の段に付属のアトマイザーと、各種パーツが収まっています。

内容物

  • S-Priv Mod
  • TFV8 Big Baby Light Edition Tankアトマイザー
  • ユーザーマニュアル
  • USBケーブル
  • 予備ガラスタンク
  • VAPEリング
  • 予備Oリング
  • 予備コイル
  • カード類
  • シリカゲル

付属のアトマイザーは、TFV8 Big Baby Light Edition

TFV8 Big Babyというクリアロマイザーは単体で存在するのですが、それの光るやつです。
このMODの為に作ったのかな…これ。

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

色んな色のOリングが沢山付属しています。
MODを色んな色に光らせるから、めっちゃオシャレしてくれよな!って事ですね。

付属のVAPEリング、ちょっと細めの作りで、オレンジと黒の2色です。

S-Priv Mod

外観

とにかくこのMODは、1にも2にも外観ですね。
外観のインパクトを語ったらもうこのMODの特徴の9割くらいは語った事になるんじゃないかと。

インパクト抜群。

シルクハットを被った髑髏の顔が立体的に彫り込まれていて、シルクハットの部分が液晶画面になっています。

背面にはSMOKのロゴと、USBポート。

ボディは金属製(Zinc Alloy)で、塗装もとても綺麗です。
金属製ではありますが、かなり薄く作られているようで、それほど重量感はありません。
見た目のイメージからするとむしろ軽く感じるくらい。

液晶画面はカラー液晶です。
大きい画面に各情報がバランスよく配置されているので、スッキリとして見やすい感じ。

ファイアボタンは側面。
右側面全体がボタンになっており、グッと握り込むとボタンが押されます。

シルクハットのつばの部分にある横長の2つのボタンが+/ーの操作ボタンです。
最初、このボタンに気づかず、髑髏の目を押そうとしてました……。

上面には510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式で、結構ガッツリと上下します。

サイズ感。

デュアルバッテリーのMODにしては、比較的小柄な方だと思います。
厚みはそれなりにありますが、却って持ちやすい感じ。

付属のアトマイザーを乗せたところ。
前述の通り、恐らく専用品かと思われますし、流石によく似合いますね。

もちろん他のアトマイザーを乗せても使えます。
光らないけど。

Zeus Dual RTAとか、意外とマッチしますね。

それなりに厚みもあるので、26mmのアトマイザーでもはみ出したりはしません。

詳細

スペック

サイズ 47mm x 66mm x 120mm
重量 実測161g
素材 Zinc Alloy(亜鉛合金)
バッテリー 18650×2本(別売)
出力モード VWモード
温度管理モード(SS/Ni/Ti)
VWメモリーモード(22個保存可能)※VWモードにはプレヒート機能あり。
出力ワット数 出力レンジ:1〜225w
温度管理 200~600°F/100~315°C

重量

バッテリー無しで161g
18650バッテリーを2本入れて251g

デュアルバッテリーMODにしては比較的軽めかな?
ボディが金属製で重そうな印象とのギャップもあって、実際に持つと数字以上に軽い印象を受けます。

光る

まず電源を入れると、髑髏の目が3色に光ります。

ファイアボタンを押して吸っている間にも光ります。

この目が光るタイミングや色などは、設定画面で細かく設定可能ですよ!
なんと10色も使えちまうんだ。

機能・使い方

電源ON

ファイアボタン5回クリックで電源ON

ロック

電源ON時のファイアボタン5回クリックは、電源OFFでなく、ロックのON/OFF切替になります。

電源OFFはメニューから行えます。

メニュー

電源ON時にファイアボタン3回クリックでメニューを表示します。

ファイアボタンを押すと各メニューに切り替わります。

モード設定

VWモード、温度管理モード(Ti/Ni/SS)、メモリーモードを切り替えます。
VWモードでは、プレヒートの強さを調整可能で、
温度管理モードでは使用するワット数の調整できます。

メモリーモードは、VWモードのワット数とプレヒートの設定を保存しておける物で、22パターン分保存しておけます。

パフ設定

パフカウンターの設定です。
カウンターの上限値設定、カウンターのリセットなどが行えます。

スクリーン設定

液晶画面のカラーテイストを6色の中から選択出来ます。
また、液晶画面の表示時間や、自動ロックも設定出来ます。

LED設定

骸骨の目の光り方を設定出来ます。

LEDカラーを10色、およびマルチカラー(順に切り替わる)から選択でき、
光り方(フェード/点滅)
光るタイミング(パフ時/スクリーン点灯時/常時/OFF)
を設定出来ます。

電源OFF

ファイアボタン5クリックはロック機能になるので、
電源を切る時はこちらから。

TFV8 Big Baby Light Edition Tankアトマイザー

SMOK製のクリアロマイザーです。

- SMOK® | Innovation Keeps Changing the Vaping Experience
The world’s most popular vapor brand. From gettings start kits to ultimate and flavor taste tanks to cloud beast ones, customize your vaping life with SMOK.

TFV8 Big Babyというアトマイザーは別途存在しており、それのLight Edition、要は光るやつです。

下部Oリング下に白色LEDが入っているようで、透かしたOリングの色が光の色になる模様。
色んな色のOリングが入っていたのはそういうワケか。

TFV8はSMOKの人気アトマイザーで、かなりの爆煙仕様です。
SMOKというと爆煙のイメージがありますね。

こういったキットの付属アトマイザーだと交換コイルの心配がありますが、
TFV8であれば人気もあるし、交換コイルの種類も流通も多いので当面は心配ないかと思います。

構造

バラすとこんな感じ。

ボトムパーツ、コイル、ガラスタンク、トップキャップに分かれます。

タンクはこの形で取り外せるので、リキッドが残っていてもコイル交換は可能です。

コイル

付属コイルは2種

T8 Baby Q2-core (シングルコイル 0.4Ω)
T8 Baby T8-core (オクタプルコイル 0.15Ω)

オクタプル(8つ)て…。
見た感じ4つしか見えないけど、縦に分かれてるのかな?

コンタクトピン

ちょっと独特の形をしたコンタクトピン。
物理的に浮いていて、やや小さめ。

出っ張りは少々心許ないですが、これをメカで使おうという人はあまり居ないと思うので問題無いかな。

ドリップチップ

ドリップチップは810。
汎用ドリップチップも使用可能です。

リキッドチャージ

トップキャップはスライド式で、リキッドチャージはここから行います。

エアフロー

ボトムエアフローです。
全閉以外は基本スカスカです。

吸ってみる

0.15Ωは怖いので、0.4Ωの方で吸ってみます。

リキッドは小江戸工房さんのCoe de Mojito
美味しいモヒート。低抵抗向きのリキッドです。

コイルの方にもしっかり染みこませておきます。
久々のクリアロなんで忘れそうになる。

40wにてぷはー。

0.4Ωコイルでも、なかなかの爆煙。
爆煙アトマのイメージだし、エアフローもスカスカなので、味については全然期待していなかったのですが、思っていたよりは出てるかも。
比較的高めの設定のコイルだからと言うのもあるかな。

人気のアトマだけあって、いい感じでまとまってる印象ですね。
リキチャが楽なのもいい。

ただね、これ、ちょっとお漏らししますね。
暫く使っていたらエアフローから少し漏れてきました。

まとめ

兎にも角にも、これはデザインですね。
購入動機が妻の一目惚れですし、100%見た目の為だけに買いました。

まぁ好みは人それぞれですし、というかこれは、恐らく大部分の人が「なんじゃこれ!」ってなる見た目だろうなぁ……。
正直色物だと思ってます。
でも、うちの妻本人は相当気に入っているのでOKでしょう。

俺もこういう一風変わった感じの物はわりと好きですね。
この先の人生でこれが人と被る事なんて恐らく無いだろうな、とか考えるとちょっと満足感を感じたりもするし。

と、まぁ、散々色物扱いしていますが、Modの機能としてはしっかりしています。
デュアルバッテリーでハイパワーな割に、サイズも重量も控えめで持ちやすいですし、
機能的にもなかなか高機能なのではないかと。

何気にプレヒート機能とかもついてたりして、今時の最新MODと比べても遜色ない?
あ、TCRモードがないか…自分は使わないけど。

とにかく機能的に不足・不満はないです。

アトマの方は……。
お漏らしがちょっと気になるなぁ…。
あと、クリアロは今は普段使っていないし、コイルを追加で買ったりするのも面倒。

とりあえず今は、このModに他のRTAアトマなどを乗せて使っている状態です。

でも、このアトマじゃないと光らないんだよなぁw

時々一発ネタ的に使いたい気はしますよねw
人に見せる時とか。

TFV8用にRBAコイルもあるらしいので、それが適合すればそれで使うのもありかなぁ。
そのうち買ってみるか。

ホント需要無視な記事でしたね。
これ、刺さる人はそうそう居まい、とは思いつつも、見せたくてウズウズしてたんですよ……。

でもあれだ、もし万が一写真見てズギューンと来ちゃった人が居たら、市場から消える前に是非。

https://www.gearbest.com/mod-kits/pp_1397292.html?lkid=16630347
https://www.gearbest.com/mod-kits/pp_1397282.html?lkid=16630349