なんだかここの所アメリカで電子タバコ関係のセンセーショナルなニュースが続いてVAPE界隈がザワザワしていますね。
今日も大きなニュースがありました。
日本の報道ではこれがまた変に切り取られたり歪曲して訳されている物も多く、正しく伝わってなくて更におかしな空気になっていますが、冷静に推移を見守りつつ対処していきたいです。
さて、今回は、かなり期待していたデバイスです。
SMOK RPM40 Pod Mod Kitのレビューです。
大きい液晶画面を搭載したVWモード付きのPod型デバイスになります。
名称を見ていて思ったのは、ついにPodデバイスの名称にもModという単語が入ったかー、と。
もともとModって名称の定義も曖昧ではあるのですが。
Vape界では本体のバッテリー部分をModと呼んでいますが、元々Modって「Modification」の略で、改造とかそういうニュアンスの言葉。
自分らのようなPCゲーム勢だと、ユーザー側でゲームを色々カスタマイズするための改造プログラム的なニュアンスのイメージが強いです。
VAPEの場合は、「ユーザーがデバイスを自由にカスタマイズして使える」という意味でModと呼ぶようになった感じですかね。
好きなアトマイザーと組み合わせたりとか。
でもこれ、アトマイザーを選べないPodデバイスじゃんね?としばらく考えていたのですが、
うーん、VWモードのテクニカルPodなので、一応そういう意味ではカスタマイズとは言える?あとはコイルを選べるくらい?
まぁいいや細かいことは。
余談が長くなった、ちょっと名称見て引っかかったので。
しかし、Podもドンドン進化して、この手のデバイスの境界ってホント曖昧になってきましたよね。
恐らくですが、普段やり取りしているVapeSourcingの担当者さんはSMOK推しっぽい。
レビュー依頼もSMOK率が結構高かったりしますし、
先日は「SMOKのPodもいいのに、日本にはPasitoやORION Qばかり売れてゆくの(´・ω・`)」とぼやいていたり。
俺もSMOKは結構好きですよ。
そんなSMOK推し(推測)の担当者さんが、この機種は特に推しているのか、
VSさんにしては珍しく、事前にプレビュー記事の依頼などもありました。
この記事を書くために色々と調べていたら、自分も
「あれ?これよくない?」
と思いはじめまして、ちょっと期待していました。
アクセスもなかなか多いですし、気にしている方は結構いるのでは。
まだプレオーダー状態ですし、発売は恐らく今月の後半?とちょっと先ですが、
先行でサンプルを送って頂けたのでしばらく使用しておりました。
いいですねこれ、
ちょうどいいサイズ感のVW機って感じ。
バッテリー1500mAhにリキッド容量も4.3mlと、メインユースも十分いけそうな容量ですし、
専用コイル以外に既存のNordコイルもサポートしていて、対応コイルの幅が広いしコイル流通に関する安心感もなかなか。
また、RBAコイルも予定されているとの事です。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
THE REAL POD MOD
ほう…?
側面には正規品チェック用のスクラッチが貼られています。
Code Aが認証用のアプリのURLで、
スクラッチのかかったCode Bが認証コードになっています。
対応コイルが違うとはいえ、最初からPodが2つ入っているというのはちょっと嬉しいですよね。
パッケージ内容
- RPM40 MOD本体
- RPMコイル用Podカートリッジ
- Nordコイル用Podカートリッジ
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
直方体。
ちょっと角が面取りされた直方体ですね。
意外とこれが、薄型より持ちやすかったり。
サイズ感はこんな感じ。
Podとしてはちょっと長さがあるかな。
手に持ってみるとサイズ感は気にならないと言うか、むしろコンパクトに感じます。
ボディは艶のある塗装になっていて、液晶の面以外の3面はカーボン調のパネルが貼ってあります。
カラーバリエーションは8色あり、パネル部分はカラーによって異なります。
カーボン調か、レジン調かですね。
レジン調の方は恐らくですが、Mico Podのようなプリントかな。
上の正方形のボタンがファイアボタン。
その下に大きめのカラー液晶があり、UP/DOWNの操作ボタンがあります。
ボタンは結構出っ張っていて、ストロークは大きめ。
カチッ、カチッって感じの押し心地です。
底面は少し絞られており、真ん中に充電用のmicroUSBポートが付いています。
IQ-R CHIPというのが搭載されている基板のチップ名かな。
Podカートリッジを外した所。
固定はマグネット等ではなく、Pod側の突起でギュッと押さえる形ですね。
コイル交換式で同じPodを長く使用することになるので、ここの摩耗は少し気になるトコロ。
本体の左右にあるスリットはエアーの取り入れ口ですね(青い矢印)
取り込んだエアーは、Podの突起の隙間を通ってコイルに届けられるみたい。
見た感じかなりスカスカでドローは軽そう。
Podカートリッジ
2タイプのコイルに対応する為、Podカートリッジは2つ付属してきます。
透明な方が、新型のRPMコイルを使用するPod
黒い方は、既存のNordコイルを使用するPod
色とコイルの取付部が異なるのみで、それ以外の形状などは全て同じ。
リキッド注入口の蓋に、RPM/NORDと書かれています。
形状は同じですがコイルのサイズが若干異なるので、
リキッド容量はRPMコイル用が4.3ml、Nordコイル用が4.5mlとなります。
どちらにしても4ml以上の大容量。
シリコン製の蓋をめくるとリキッドの注入口があります。
穴は結構大きく、ユニコーンボトルの先端くらいは余裕で入りますね。
マウスピースはダックビル型。
ドローが軽めなDL向けPodなので、吸口の穴も大きめです。
コイルはOリングで固定されており、底面から摘んで引き抜きます。
RPMコイルは0.4Ωメッシュコイル
Nordコイルは0.6Ωのレギュラーコイル
それぞれ1つずつ付属していました。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 25 x 25 x 99mm |
重量 | 99g |
リキッド容量 | 4.3ml (TPDエディションは2ml) |
対応コイル | RPMコイル(4種類) Nordコイル(4種類) RBAコイル |
付属コイル | RPM 0.4Ωメッシュコイル Nord DC0.6Ωコイル |
バッテリー容量 | 1500mAh |
スイッチ | マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 1~40w |
出力電圧 | 0.5V〜4.1V |
対応抵抗値 | 0.2Ω〜2.5Ω |
充電 | MicroUSB 5V/0.88A |
保護機能 | 自動カットオフ(8秒) 短絡(ショート)保護 過放電保護 高温保護 |
対応コイル
新型のRPMコイルが4種類。
そして既存のNordコイルが4種類。
Nordコイルは同社のNord Podを始め、いくつかの製品にて採用されているコイルです。
人気のトランシーバー型PodであるTrinity Alphaでも採用されているので、コイル流通の心配はそれほどなさそうです。
先日レビューしたN19 KitのアトマイザーもNordのメッシュコイルを使っていましたが、中々美味しかった。
RBAコイルも発売予定
まだ予定の段階ですが、RBAコイルも予定されているそうです。
Pasito同様、コイルユニットの中をRBAにするタイプのようですね。
最近はRBA可能なPodが珍しくなくなってきましたね。
元々Pod型が流行った経緯って、小型でメンテナンスフリーだから、という面が大きかったので、近年徐々に大型で高機能になっていったり、RBA可能になったりといった点には賛否両論あるように見えます。
個人的にはこの流れは賛成。
色々楽しめますし、同じデバイスが長く使えますしね。
自分も最初「メンテフリーで手軽というメリットどこいったの?」って思っていたのですが、
最近の製品を見ていると、初期のPodとはもうコンセプトが変わってきている感じですよね。
一昔前、TritonやCleitoなどの人気のクリアロマイザーにRBAコイルって出てたじゃないですか、
今のPodのRBAってあの辺と同列くらいのイメージがあります。
VAPE入門やサブ機向けのデバイスとして気軽に使用できて、
更にこだわりたい人やコストを抑えたい人はRBAも出来るよって感じの立ち位置になってきているのかなと。
今のPod機は、少し前で言うクリアロスターターキットや、eGo AIOやPocketXなどのAIOくらいの位置に居るのかなって思っています。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
起動時はロゴが複数出るので少し時間がかかります。
POD ATTACHEDの表示はPod差し替えの際に出るものと同じ。
出力調整、ベーピング
画面切り替え等は無く、全てこの画面で操作を行います。
UP/DOWNボタンでワッテージの設定を変更。
ファイアボタンを押している間のみミストが出ます。
ロック機能
電源ON中にファイアボタンを3クリックするとパワーロック切り替え。
これは全操作が不可になります。
UP/DOWN同時押しでワッテージロック切り替え。
こちらはワッテージ操作のみが不可になります。
パフカウンターのリセット
ファイアボタンとDOWNボタン同時押しでパフカウンターをリセットします。
カラー設定
ファイアボタンとUPボタンを同時押しすると、液晶画面のカラーが切り替わります。
吸ってみる
両方ともサブオームコイルとのことなので、ニコチンソルトはやめておきます。
VW Podなので出力調整次第では行けそうですけどね。
RPM 0.4Ωメッシュコイル
CRISPのSTRAWBERINEを使用します。
先日VaporLEMONさんで買った福袋に入っていた物で、名前とラベル写真のまんまストロベリーとタンジェリン、余分な甘さも無く、なかなかいけます。
ユニコーンボトルの先端は余裕で入るサイズの穴なので、リキッドチャージはらくらく。
4.3mlなのでかなり入りますね…。
推奨25wとのことで、それに倣います。
ちょ…
0.4Ωのメッシュコイルという事である程度予想はしていましたが、かなり爆煙ですな、これ。
ドローはやはりスカスカ気味。
調整も出来ないし、爆煙向けのPodですね。
味は結構しっかり出ています。
Pasitoのメッシュコイルと比べると…僅差でアチラが上かなぁ…。
でも、爆煙ですし、結構満足感はあります。
Nord 0.6Ωレギュラーコイル
こちらはちょっとおとなしいコイルなので、タバコ系を。
Vegasです。
まだレビュー書いてないけどどうしても吸いたくて使っちゃった。
こちらは22wで。
メッシュでなく通常のコイルですが、流石にこのエアフローとコイル抵抗値だと、こちらも結構なミストが出ますね。
実は正直期待していなかったのですが、このコイルも美味しい。
リキッド相性とかもあるかもですが、RPMのメッシュよりこちらが好きかも。
Vegas美味いですしね…。
味の解像度が意外と高く、タバコの風味も桃の風味もしっかりと感じられました。
まだRPMコイルは手に入らないから、とりあえずNordコイルを追加で注文しちゃった。
まとめ
これは、SMOKさん、やったな!って感じでした。
自分はかなり好きです、このデバイス。
正直言ってしまうと、コイルユニットとしての味の出方は、Pasitoに大分迫ってはいる物の、ちょっと負けてるかも?くらいの感じでした。
RPM 0.4ΩメッシュとPasitoの0.6Ωメッシュの比較で。
でも十分楽しめます、結構美味しいと思う。
あとはRBAに期待。
Nordコイルの方はかなり流通していますし、日本でも普通に変えるので、結構安心感ありますね。
形はかなり好きです。
握りやすいですし。
サイズ感もちょうどよく、
ちょっと車で近所にって時にポケットに入れていって車内で吸ったりとか、そんな用途に凄くフィットしました。
よくまとまった小型VW機って感じで、これは俺も推したい。
販売リンク
現在のところまだプレオーダーです。
今月下旬〜末くらいじゃないかな、という予想みたい。
$22.59と、内容の割に元々結構安く販売されていますが、
以前の記事で紹介したクーポンコードもまだ使えました。
クーポンコード RPM40VS で、$22.59になります。
VapeSourcingさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZ」を入力することで、全商品10%引きになります。
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