Aspire Favostix miniのレビューです。
AspireさんのFavostixは、昨年リリースされたPodデバイスで、
非常に優秀だった為、人にオススメを尋ねられた際にもよく名前を挙げていた記憶があります。
今回のFavostix miniは、そんな名機Favostixの簡易版という位置づけとなります。
本体からボタンや液晶画面、ワッテージ調整機能などを廃し、吸い込むだけでスイッチの入るオートスイッチのみという構成とまり、”リキッドを充填して、あとは吸うだけ”というお手軽なデバイスになりました。
PodカートリッジはFavostixと同じ物が使用出来るので、パフォーマンスは同等。
「Podにワッテージ調整までは必要ないな」という方には必要十分なデバイスです。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
Aspireさん、丸井みたいなマークになった?
白基調のシンプルなパッケージです。
側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- Favostix mini本体
- 1.0Ω Podカートリッジ(本体装着済)
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは英語とフランス語で記載されています。
外観・特徴
直線基調のシュッとしたPodデバイス。
基本的なデザインは元のFavostixと変わりません。
無印Favostixと並べてみました。
カートリッジ共通なので幅や厚みなどのサイズはそのまま、液晶の廃止やバッテリーサイズの縮小(1000mAh→700mAh)があり、長さは少しだけ短くなっています。
サイズ感はこんな感じ。
面取りされたソリッドな形状に艶消しブラックというシックな外装。
ボタンなどの操作系は一切なく、バッテリー残量を示すLEDインジケーターが1個だけ埋め込まれています。
底面には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
Podの固定は、左右の突起でパチッと留まるタイプ。
突起の形を見ると一見固そうですが案外程よい固定力。
Podカートリッジ
無印Favostixと同じ物を使用します、コイル内蔵の使い捨てタイプのPodカードリッジです。
リキッド容量は3ml、透明度はそこそこあるのでリキッド残量の確認は容易です。
リキッド補充は底面から行います。
底面の大きな蓋をめくるとシリコンパーツに穴が2つ開いており、大きい方の穴から補充します。
もう片方の小さい穴は空気抜きですね。
詳細
スペック
サイズ | 25mm x 13.6mm x 106.8mm |
重量 | 40g(実測) |
リキッド容量 | 3ml (TPD:2ml) |
コイル | 1.0Ωメッシュコイル 0.6Ωメッシュコイル |
バッテリー容量 | 700mAh |
充電 | USB Type-C 5V/1A |
保護機能 | 自動カットオフ(7秒) 短絡(ショート)保護 オーバーヒート保護 過充電保護 過放電保護 低電圧保護 |
重量
実測で40g
カラーバリエーション
カラバリは全部で5色
使用方法
ボタンのないオートスイッチPodなので、特別な操作も無く使用できます。
Podにリキッドを入れて本体にセットしたら、後は吸うだけ。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
吸ってみる
りきっどやさんのコーラを入れてみました。
無印Favostixと共通のPodなので、やはりパフォーマンスは高いです。
メッシュコイルのおかげか、1.0Ωにしてはミスト量も多くて吸い応えがありますし、味もガッツリ出ています。
ドローの重さも無印で感じた時と同じく、同タイプのスティック型Podの中ではやや重めといった感じです。
重めDL~MTLくらい。
一つ気になったのがオートスイッチの感度。
重めDLで吸っている時は全く気にならなかったのですが、MTLで吸うと時々途切れるような感じ。
無印+同じ1.0ΩPodがあったので色々付け替えながら吸い比べてみたけど、Pod側でなく本体側要因で、やはり少々感度が低いように感じました。
意識して吸っている時はいいけど、ふと気を抜いて雑に吸った時に途切れる感じかな?
DLで吸っている分には快適です。
まとめ
非常に優秀だったFavostixと同じカートリッジを共用するので、パフォーマンスに関しては間違いありません。
バッテリーが1000mAh→700mAhとダウンしていますが、元々かなり余裕があったし、1.0Ω/0.6Ωのコイルで700mAhなら余裕で1日使える水準かと思います。
ワッテージ調整をしたいこだわり派は無印、そこまで必要ないから手軽にという場合はminiといった感じで選択の幅が広がった感じかな。
両者の価格差は600円くらいです。
オートスイッチ感度だけ少し気になりました。
構造自体は同じだろうし、個体差かな、とも思うのですが。
ベプログショップさんにて¥2,480で販売中です。
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