Hellvape Fat Rabbit Sub Ohm Tankのレビューです。
Fat Rabbit = 太ったウサギ
名が体を表していますね、なんかカワイイ。
HellvapeといえばDead Rabbitが人気ですが、これもRabbitシリーズの一員なんですね。
RBAではなく、コイル交換式のクリアロマイザーです。
上下のエアフローからたっぷり吸気し、0.2Ωのメッシュコイルを使用して爆煙ミストをモクモク炊くタイプのアトマイザーになります。
HellvapeのRabbitシリーズで今一番の話題はデドラビ2だとは思いますが、
こちらは購入済でもうすぐ届く予定です、時期的にちょっと遅れ気味なんですよね。
なので先におデブちゃんを。
この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
パッケージはデドラビシリーズと共通のデザインですね。
ちょっとポップな感じ。
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチを削った下にあるコードを、公式サイトの下にあるフォームに入力すると、コピー品でないかを確かめることが出来ます。
ロゴのイラストの、このふてぶてしい顔よ。
正直これ、めちゃめちゃ好きです、超カワイイ。
これだけでもう個人的な好感度爆上げでした。
開封の第一印象が「えっ、でかっ!」
公式や通販サイトとかの写真だとストレートタンクがついたものばかり見ていたのでもうちょっとシュッとして見えていたのですが、バブルタンクが標準装着なんですね。
ベース部分は25mm、バブルタンクが28mmと確かに大柄ではあるのですが、数値以上に太く感じたのは背が低いからかな。
パッケージ内容
- Fat Rabbit 本体
- 予備ガラスチューブ(ストレート)
- 510ドリップチップアダプター
- 0.2Ωメッシュコイル(装着済)
- 0.15Ωクアッドコイル
- 予備Oリング
- ユーザーマニュアル
- ステッカー
Oリングがこれでもかってくらい付属してますね。
てかステッカー、ファトラビステッカーじゃないの!?ナンデ!?(必死)
ユーザーマニュアルは多言語で書かれており、日本語の表記はありません。
外観
うーん、ファット。
正直、ストレートタンクの写真を見ていた時はそれほどピンと来なかったのですが、このおデブ感はなかなか。
以前はバブルタンクってどうしても受け付けなかったのですが、最近はバブルタンクの似合うデザインが多くなってきていますよね。
ストレートだとこんな感じ。
樽っぽくて悪くはないんですけどね。
タンク内部の中央、コイル部分のフレームに、小さくデブウサギが入っています。
この小ささは寂しいなぁ、RTAみたいにここの面積を広げるのは難しいでしょうけど。
トップキャップとボトムパーツのローレット加工はデドラビ譲りですね。
最初、トップ側にエアフローを見つけて
「ほう、トップ・トゥ・ボトム式エアフローか、漏れにくそうだな」
と思っていたのですが、
よく見たらボトム側にも普通にエアフローがあるじゃないですか。
え?
てか、コイルは普通のクリアロマイザータイプだから、下から上に通す形だよね?どうなってるの?と一瞬混乱したのですが、
やはりトップからのエアフローは下に運ばれていて、ボトム部分で合流する形になっていました。
吸気口が増えただけという感じか。
上下ともエアフローコントロールリングで無段階調整できます。
とはいえ、まー軽いですよ、コイツは。
底面にはHellvapeのロゴと、デドラビシリーズのコラボパートナーであるHeathen氏のネーミング。
ポジティブピンはしっかり飛び出していますが、クリアロマイザーなのでハイブリッドメカはNGです。
クリアロマイザーのポジティブピンは大抵のものは刺さっているだけですしね。
510スレッド式のModで使用するようにしてください。
フィッティング
サイズ的にも、コイル抵抗値的にも、大柄なModに合わせる形になるかな、と思います。
詳細
メーカー公式
スペック
直径 | 25mm(バブルガラス径28mm) |
リキッド容量 | 2ml(ストレートガラス装着時) 5ml(バブルガラス装着時) |
ドリップチップ | 810規格(510アダプター付属) |
コイル | 0.2Ωメッシュコイル 0.15Ωクアッドコイル |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
構造
分解してみました。
コイル側面のフレーム、片面にはデブウサギのマーク、もう片面にはFat Rabbitのロゴが彫られています。
内部は空洞になっており、トップ側から吸気したエアーはここを通って下へと運ばれます。
最終的にボトムの吸気と合流し、一つの大きなボトムエアフローになります。
コイル
- H7-02 0.2Ωメッシュコイル
- H7-03 0.15Ωクアッドコイル
2種類のコイルが付属しています。
両方とも推奨80wて。
しかもレンジ表記でなく80wのみて。
少なくとも18650シングルでは使いたくない設定。
これに倣おうと思うと21700でもちと不安だし、常用するならデュアルバッテリーですかね。
実際自分はそこまで高ワットにはしないと思いますが。
吸ってみる
E-LabさんのFarmer、低抵抗で美味しかったのでこれをガッツリ炊いてみようと思います。
コイルはプリセットの0.2Ωメッシュを使用。
コイルが大きいので、直接コットンに垂らしておいて浸透待ちの時間を少し短縮。
結局同じくらい待つんですけどね、おまじないみたいな物です。
どう見ても爆煙でガンガン消費するイメージしかないので、バブルタンクになみなみ注いでおきます。
初回のリキッド注入後は、コイルにリキッドが浸透するまで数分〜10分くらいは置いておきます。
さて推奨の80w…はいきなりはちょっと…。
まず50wくらいからいってみましたが、すごい爆煙。
抵抗値や出力に関しては過去にも同じくらいのを色々吸っていますが、それらよりも激しい気がする。
エアーの流量が多いからかな。
正直、50wや60wでも、一瞬くらいしかパフ出来ないです。
自分があまり強い爆煙に慣れていないというのもあるかもですが。
シュッっと一瞬パフして、モクモク吐く感じ。
職場に持ち込んだ時なんかはあまり爆煙なのもなんなので45wとかで吸っていましたが、正直自分にはこのくらいの出力で十分です。
AegisのMod読みでピッタリ0.2Ω、45wでピッタリ3.00V
出力としては弱めに見えるかもですが、普段メッシュコイルはこのくらいで吸うこと多いですね。
しっかりミストも出るし、味もちゃんと出てます。
そう、味、
かなり濃いんですよ。
60wくらいで長めにパフしたら何度かむせそうになりました。
エアーの流量が多いというのもあると思いますが、
背が低くてコイルが凄く近いんですよね。
さっきのこの写真を見ると、チムニー的なものはほぼゼロで、メッシュコイルのすぐ上にドリップチップが乗ってる感じ。
最初「これ、熱いんじゃない…?」と思っていましたが、そこは大丈夫でした。
この辺はエアー量のおかげなのかも知れない。
エアフローは上下独立で調整できるのですが、基本的にはスカスカです。
両方全閉にすると流石に重くなりますが、それでも重めDLで吸えちゃいそうなくらい。
このコイルでそれすると激しくむせますが。
上だけ全閉、下だけ全閉など試してみましたが、最終的なエアーの通り道は同じだし、味の差はそう感じなかったですね。
下を閉じるとちょっとだけ熱いかなー、くらい。
まとめ
まずなんと言ってもこのフォルム、
自分はかなり好きです。
ロゴのウサギも凄くツボ。
そしてアトマイザーとしてのポテンシャルも、爆煙アトマイザーとしてはかなり高め。
低抵抗コイルのミストを大量のエアーで無理矢理冷やしながらダイレクトに口に放り込んでくる感じ。
リキッドによって合う合わないはあるかも知れませんが、かなり濃いし美味しい。
クリアロなのが惜しいなぁ。
海外だとこうしたクリアロ単品の製品も結構需要高いみたいで結構出ているのですが、
恐らく日本でこうしたクリアロがいまいち元気ないのって、コイルの入手性のせいもあるのかな、と思います。
定番のスターターキットや人気Podなどのコイルは手に入れやすいのですが、それ以外は国内だと入手しづらいので、本体も使いにくいという状態になりがち。
物はいいだけに惜しい。
凄く贅沢な事言うとですね、
このデザインとこのマークでRTAが欲しいなぁ…。
でっかいチャンバーにデブウサギマークをでっかく付けたりして。
キット付属の爆煙タンクとかとはまた一味違う感じですし、
予備コイル含めて輸入で揃える、という気概があれば、お手軽に爆煙を楽しめるアトマイザーかなと思います。
Healthcabinさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
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