リキッドに酸味が欲しくて、クエン酸に手を出してみた

酸っぱいの、好きなんですよ。

ええ、とても好きなんです。

レモンをそのｍ……もういいかこれは。

何とかVAPEのリキッドに酸味をつけたくて、前回はリンゴ酸を試してみたのですが、結果は微妙。
折角なのでクエン酸の方も試してみるか、と思い、そちらも入手して試してみました。

これ、リンゴ酸の記事上げた直後にはもう入手して仕込み始めてたんだけど、
タイミング悪く、仕込みの直後に風邪を引いてしまい、味が全然わからなくなってたので確認が大分遅れました。

溶液が溶け残って困っていたのがその間の猛暑のおかげで大分溶けたので、まぁ結果オーライ。

クエン酸入手

今回もアマゾンで調達しました。

１ｋｇ。

またしても9割以上余るパターン。

リンゴ酸よりもかなり大きめの結晶。
砂糖に対するグラニュー糖くらいの感じ。

粉の状態でちょっと舐めてみます。

うん、酸っぱい。
でも、酸っぱさとしてはリンゴ酸の方が強かったので、案外拍子抜け。

味としては、スポドリとかでほのかに感じる酸味のソレって感じ。

うーん、これ大丈夫か？

クエン酸溶液作成

とにかく溶液を作ってみます。

前回同様、15mlの遮光瓶にちょっと余裕持った状態で10%溶液を作るので、まずはPGを12ｇ

そこにクエン酸を1.2g投入。

ひたすらシェイクして、数時間放置。

溶けねぇ……。
リンゴ酸より結晶がしっかりしているのか、10%でも溶け残る。

このまま一晩置いたけど溶け残ってるのは変わらず。

れどばぐさんがTwitterで「湯煎＋リューターで20%溶け切った」と仰っていたので、
俺も濃度を20%に増した上で、リューターでガッツリ撹拌。

そしてこの頃、名古屋は40℃に届く猛暑が続いていたので、家の中にも暑い場所が多く、
同じく溶け残っていたリンゴ酸と共に、乾式サウナみたいな状態になっている玄関に暫く置いておく事に。

そして風邪を引いたのでそのまま10日ほど放置。

吸ってみるよ！

綺麗に溶けた！
俺の調子も戻った！

ちょっと舐めてみたけど、かなり酸っぱくなってます。

早速吸ってみるよ！

既に試した方々から色々とダメそうな情報を頂いてしまっていたので、さっさと済まそうと思っているなんてことは、口が避けても言えないよ！

前はTFAのレモンを使いましたが、今回レモンって感じでも無さそうなので、CapellaのFuji Appleを使ってみます。

Capella Fuji Apple15滴に、クエン酸溶液を5滴入れて、VG70：PG30くらいに調整。

環境は、YURI RDAにカンタル26gaシングル 0.9Ω

お。

おぉ……！？

CapellaのFuji Apple美味しいなこれ！

あ、クエン酸。

うん。

察して。

リンゴ酸同様、ミストが舌に触れるときにちょっとピリッとした酸味があるかな？ってくらい。

焚き火味って聞いてたので警戒してたけど、そこまで焦げ臭い感じではないかな？
濃度の違いや物の違いとかもあるのかな。

あと、勢い良く吸うと喉がチクチクしてむせます。
かなり喉に悪そう。

折角なので、同じく暑い所で溶かしていたリンゴ酸も同じ環境でリベンジしてみます。

お。

Fuji Apple美味しい…いやもういいか。

個人的には、クエン酸よりリンゴ酸のほうが若干酸味感じるかな？
クッピーラムネ的な味がして、こちらの方が好み。

だけど、求めるものとは全然違いますな。
クエン酸もリンゴ酸も、溶液の状態で舐めると凄くいい感じで酸っぱいのに、
VAPEで炊くとそれが飛んじゃうのかな。

さて、クエン酸もリンゴ酸も、1kg買って数グラムしか使わなかったので大量に残ったわけだけど…どうしょうねこれｗ

クエン酸はスポドリにでもするかねぇ。

次回予告

次はレモンオイル(精油)を試してみようと思います。

精油って分離するし、VAPEのリキッドには向いてなさそうで、
しかもレモンの精油だとリモネンのプラへのダメージが凄そうですが…。

でも、俺が目指してる酸味のリキッドも、そんな感じだったんですよね。
あれもすっごい分離するし、プラへのダメージ凄いらしいし、スコンカーのプラパーツが溶けたって人も…。

なので、案外近いんじゃないかな？と思っています。

精油ってアロマ用とかエッセンシャルオイルが殆どで、食用の物はあまり無いんだけど、
T&Mさんにレモンオイルという物があって、そちらが精油100%とのことなので、そちらを今手配中です。