Innokin Kroma-R 80W Box Mod with Zlide Tank Kit レビュー|とてもバランスのいい18650シングルMod

Innokin Kroma-R 80W Box Mod with Zlide Tank Kitのレビューです。

InnokinというとVapeメーカーとしてはかなりの老舗ですね。
個人的にはCoolfireのイメージが強いです。

今回のKroma-R、前々から注目もされていたし、既にかなり人気の出ているModですね。
実はこれ、3月にはもうレビューを受けていたのですが、例のコロナの影響で最近ようやく到着したかわいそうな子です。

そんなわけで、既に新製品枠というほどでもないかも知れませんが、
このMod、実際使ってみた感じ凄くいいです。

サイズ感もいいし、使いやすいし、デザインもカッコイイ。
最近の18650シングルバッテリーのテクニカルModの中でもかなりイケてるModだと思います。

この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

真っ白に製品写真のみというシンプルなパッケージ。

裏面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトのVerifyのページで入力すると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Kroma-R 80W Box Mod
  • Zlide Tank アトマイザー
  • 1.2Ωコイル(装着済)/0.8Ωコイル
  • microUSBケーブル
  • 予備Oリング
  • 予備ドリップチップ
  • 予備ガラスチューブ
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

外観

このMod、デザインが凄くいいですね。
ヘアラインの入った金属で無骨な雰囲気を残しつつも、曲線を交えた滑らかなカット。

カラーバリエーションは4色です。
どれも金属管のある渋いカラーリング。

サイズ感も凄くいいです。

18650シングルバッテリーとしては標準的なサイズかな?
なかなか手に馴染むサイズ感。

この金属感のある表面仕上げが凄く雰囲気ありますね。
ロゴの刻印もいい感じに馴染んでいます。

背の部分はゴムとプラの中間くらいの質感の素材が使われています。
滑り止めですかね。

前面に液晶画面が入っており、この黒い部分全体がファイアボタンになっています。
下の方にUP/DOWNの調整ボタン。

更に下には、MicroUSBポート。

液晶はカラー液晶が使われています。

上面の510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。

底面はバッテリーカバーになっています。

レバーを動かすと、蓋がバネに跳ね上げられて開きます。

フィッティング

Wotofo COG MTL RTA

Zlide Tank アトマイザー

キット付属のクリアロマイザーです。

リキッド容量4mlのガラスタンクを使用。

エアフローはボトムエアフローです。

コントロールリングを回してドローの重さを調整できます。
内部が小さな穴が複数開いている形状。

リキッドはトップフィルで、キャップはスライド式。

標準ドリップチップはスライドキャップのロックも兼ねているので、ドリップチップを取り外してからスライドさせます。

予備ドリップチップは標準タイプで、ロック機構にはなっていませんでした。

コイル交換の際は、ボトムパーツを半時計回りに回して取り外して、コイルをまっすぐ引き抜きます。

付属コイルは1.2Ωと0.8Ω、どちらもレギュラーコイルです。
タンク容量の割には結構高めの抵抗で使う想定なんですね。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 131mm x 26mm x 40mm
素材 Premium Zinc Alloy
重量 138g(実測)
バッテリー 18650×1本 (別売)
動作モード VWモード
VVモード
カーブモード
バイパスモード
出力ワット数 6w〜80w
出力電圧 1.0V〜7.5V
対応抵抗値 0.05~3.5Ω
充電 MicroUSB 5V/2A

本体重量138g、バッテリー込みで183g

サイズの割には少々重量があります。
ただ、外観からするとこんなものかなと。

Modの操作方法

電源ON/OFF

Vapeデバイスはファイアボタン5クリックで電源を入れる物が多いのですが、
このModは、ファイアボタン3クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

モード切り替え

  • UP/DOWNボタンを同時に長押しすると、メニューが表示されます。
  • WATTAGE:VWモードに切り替え
  • WATT MODE:VWモードの出力カーブ変更(SOFT/NORM/HARD)
  • VOLTAGE:VVモードに切り替え
  • VOLT MODE:VVモードの出力カーブ変更(SOFT/NORM/HARD)
  • CURVE:カーブモードに切り替え
  • BYPASS:バイパスモードに切り替え
  • CUTOFF:自動カットオフの時間を3〜18秒の間で設定
  • SCREEN:液晶画面のタイムアウト時間を設定

操作ロック

ファイアボタンとDOWNボタンを同時に長押しすると操作ロックを切り替えます。

パフすることは可能ですが、UP/DOWNボタンが効かなくなります。

パフカウンタークリア

ファイアボタンとUPボタンを同時に長押しすると、バッテリーやコイル、パフカウンターの情報を表示

この画面でパフカウンターをクリア出来ます。

吸ってみる

付属アトマイザーを試飲してみます。

コイルはプリセットの1.2Ωを使用
リキッドはVegasにしてみました。

ドローはまぁぼちぼち重くはあるのですが、
この抵抗値で吸うならもうちょい重くしたいなぁ、くらい。

重めDL〜軽めMTLくらいのドローですね。

えっと、普通。

飛び抜けて美味い!とかそういうわけではないけど、味がしないとか不味いとかいうわけではなく、
普通に味が出て、普通に吸えます。

不満は一切ないです、が、特別な感動も無く。

これは、自分が普段RBAのMTLタンクを近い抵抗値で使っているという事もあると思います。
流石に比べると酷だけど、併用するとどうしても比べてしまう。

例えば、これが初めてのアトマイザーだったりしても不満に感じることはないだろうな、とは思います。

届いたのが先月の5/27で、どうせ遅れたし、とちょっと寝かせてしまっていたのですが、その間ダラダラと吸ったり吸わなかったりしていて、
置いていた期間もリキッド漏れが全然発生していなかったので、その辺はなかなか優秀なんじゃないかと思います。

まとめ

とにかくこのModがいいですね。
久々に、惹かれる18650Modに出会った感。

サイズ感もいいし、縦長の持ちやすい形状もいいし、大きくて押しやすいファイアボタンもいいし、なによりデザインが凄くいい。

温度管理モードはないですが、VW/VV/カーブ/バイパスと、温度管理が必要なければ必要十分な機能を揃えています。

公式で0.03秒の高速な立ち上がりを謳っていますが、実際立ち上がりも速いと思います。
かなり快適に使えていますね。

付属のアトマイザーは、既に他の物を持っている人には必要ないかな?
悪くはないですが、これじゃないとダメ、というわけではないです。

Vapeデビューのスターターや、手軽に使えるサブ用としてなら十分活躍できるポテンシャルはあるとは思います。

とにかくこれ、Modがいい。
このModを推している人が多いですが、自分もこれかなり推しですね。
こういった金属感のあるデザインが好きで、温度管理が必要なければかなりアリ。

Healthcabinさんだと、アトマイザー付きのKitが¥4,683
Mod単体は¥3,477です。

Healthcabinさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZHC10」を入力することで、全商品10%引きになります。

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