Eleaf iJust AIO レビュー|軽量コンパクトなスティックAIO型Pod

Eleaf iJust AIOのレビューです。

なんかこのフォルム、少し前くらいに多かったスティックタイプのAIO(オールインワン)デバイスを思い出しますね。

商品名や見た目は当時のAIOそのものといった感じですが、やはりこれも時代の流れに乗って、カードリッジ式のPodデバイスになっています。

シンプルなデバイスではありますが、コイル交換式、エアフロー調整機構、3段階の出力調整と、今時のPodといった感じの機能をしっかり搭載。

またこれ、61gとかなり軽量。
持った感じが非常に軽く、短めのスティック形状ということで気軽に持ち出しやすいデバイスだなと感じました。

バッテリーは1500mAhと、軽さの割には容量がありますし、使用コイルはiStick Amnis2付属のGTiO Tankと共通のGTコイル。
これのメッシュコイルはなかなか優秀でした。

道具としていい感じの所でまとまっているデバイスですね。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

真っ白のシンプルなパッケージ。

手前の面にSIMPLY SMARTと書かれていますが、これが今回のコンセプトですね。
実際そんな感じに仕上がっていると思います。

側面に正規品チェック用のセキュリティコードが貼られています。
めくるとコードが書いてあるタイプ。

このコードを、公式サイトのSERIAL NUMBERの所で入力するとコピー品でないかどうかの確認ができます。

パッケージ内容

  • iJust AIO本体
  • microUSBケーブル
  • GT M 0.6Ωコイル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルには日本語の記述もあります。

外観

飾り気のないシンプルなスタイルですね。

全体的に”喫煙するための道具”に徹している感じがします。

でもピンクあたりはなかなかなオシャレ感。
Podの樹脂パーツもピンクなのがいいですね。

カラバリは5色です。

サイズ感はこんな感じ。
小型Podデバイスほどではないですが、なかなかコンパクト。

一昔前のスティックAIOより少し短い感じで、1500mAhのバッテリーでこのサイズ感ならアリかなと思います。

手に持つとこんな感じ。

ファイアボタンは、なんかその、ブリーフみたいなフォルム。

周りの枠の部分はLEDインジケーターになっています。

反対側にはmicroUSBポート。

Eleafさんって早々にType-Cに移行したイメージですが、これはmicroUSBなんですね。
このサイズのバッテリーには必要ないという判断かな?

底面にはくぼみがつけてあります。
剛性アップ?

中央はベントホールですかね。
プラで蓋をされていますが、とがった物で押してみたら動くくらいの柔らかさでした。
バッテリートラブル時にはここからガスが抜けるのだと思います。

マウスピースはストレート形状。
Podと一体のパーツになっており、ドリップチップ交換などは行えません

Podのタンク部分は透明で、窓が設けてあるのでリキッド残量は見やすいです。

タンクの下にある穴はエアフローになっており、Podを回すことで開き具合を無段階に調整できます。

Podの固定はマグネット式になっています。

ちょっと軽めに感じますが、不意に外れるほどではないです。
ただ、エアフローコントロールはちょっとズレやすいかな。

Podカードリッジ

素材の記載はなし、
樹脂製なのでリキッドは選ぶ必要があるかも知れません。

リキッド容量は2mlです。

リキッドチャージは少し変わっています。

上にかぶっている黒いパーツを回転させると、白いシリコンのパーツが出てきます。

シリコンパーツにはスリットが開いているので、そこにボトルのノズルを差し込んでリキッドを注入します。

コイルはOリング固定で、脱着は下から抜き差しするだけ。

付属コイルはGT M 0.6Ωのメッシュコイル。

付属のGT Mの他、1.2ΩのGTコイルも使用可能です。

このコイルはEleafの規格品で、iStick Amnis2やiJust Miniの付属アトマイザーなどと互換性があります。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ Φ22mm x 102.5mm
重量 59.5g
バッテリー 内蔵1500mAh
出力ワッテージ 最大23W
出力切替 Low/Medium/High 3段階切り替え
対応抵抗値 0.3~3.0Ω
充電 MicroUSB
保護機能 過充電保護
過放電保護
過電流保護
自動カットオフ(10秒)
短絡(ショート)保護

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

べーピング

ファイアボタンを押している間だけミストが発生します。

出力切り替え

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると出力を切り替えます。

切り替える際の点滅の色が出力を表しています。

  • 赤:Low
  • 青:Medium
  • 緑:High

の3段階。

それ以外の時はLEDの色はバッテリー残量を示しています。

  • 緑:60~100%
  • 青:20~60%
  • 赤:0~20%

吸ってみる

吸ってみます。

リキッドはNameless ElementさんのJessica Coleman

コイルを装着し、リキッドを注入。
コイルにリキッドが浸透するまで10分ほど置いておきます。

このコイル、iStick Amnis2のレビューの時にも同じ物を吸っていますね。

これまでのEleafのGSコイルなどはあまり好みではなかったのですが、このGT Mのメッシュコイルは大分美味くなっているんですよね。

メッシュによるシルキーなミストに、このリキッドのチェリーの味もしっかり乗ってきて、なかなかの満足感。
最高!ではないけど十分美味い。

出力に関しては、Amnis2の時も思ったのですが、このコイルは高めに設定した方が味が出る印象です。
Low(赤)だとちょっと物足りない感じで、自分は断然High(緑)がイイと思う。

エアフローは結構軽めです。
ドローの調整機構はあるものの、マグネット固定のPodで隙間を埋めているだけなので、それほど精密というわけではないです。

全開状態で、少し抵抗感があるくらいの軽めのドロー、
絞っていくと抵抗感は増していきますが、MTLできるくらいの重さにはならず、全閉でも重めDL位で吸えますね。

ただ、このメッシュコイルはMTL向けというわけでもないし、軽めのドローでDLしてちょうどいいくらいだと思うので、それほど気にはなりません。

気になるのはAFCの動きの軽さかな。
Podの回転が結構軽いので、持ち歩いたりしているといつの間にか動いていてドローの重さが変わっている事もあります。
大雑把なAFCなので適当に調整しながら吸えますが。

まとめ

使いやすいデバイスです。

デザインはシンプルで飾り気がなく、喫煙用の道具、といった感じ。
ですが道具としていい感じにまとまっており、デザイン性や趣味性などを重視しないのであれば必要十分。

軽量コンパクトなチューブ型で携帯性は高いですし、出力調整とAFCである程度好みにも合わせられるし、付属のGT Mコイルは美味しいですし、バッテリー容量もサイズの割には大きめ。

今はコロナのせいで職場の喫煙室がしまっており、日中は吸う機会が少ないのでバッテリーの持ちなどはしっかり検証しづらいのですが、
毎日持ち歩いて、家でも吸いつつで、3日ほど使ってリキッド2ml吸いきってもまだバッテリーは緑表示でした。

あとは、ちょっとした買い物とかでポケットに放り込んで出かけたりとかにも重宝しましたね。

気になったのはAFCの動きの軽さくらいですかね。
まぁここもちょっと指でひねってすぐ戻せるので特に困りはしませんでした。

あと多分ですが、
付属のGT Mコイルは美味しいのですが、
ドローが軽めなので1.2Ωの方は相性よくなさそうな気がするし、重いドローが好きな人にはあまり合わないかもしれません。

あくまでDL運用向けですが、売価も安めですし、携帯用や喫煙具としてコスパのいい品だとは思います。

スターターキット(本体)はこちら。

交換用コイルはこちら。

VapeSourcingさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZ」を入力することで、全商品10%引きになります。

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