Vaporesso x MOTI – X MINI Podのレビューです。
おなじみのVaporessoさんと……MOTI、もち、のコラボ製品。
いやMOTIって見覚えがあるな、
あ、何年か前にちょっといい感じのPodを出していたメーカーさんかな?
レビューを見返してみると、セラミックコイルを使用していて「VaporessoのcCellに近い物かな?」なんて書いていたりして、案外昔からつながりがあったりしたのかもですね。
このPodは、ドバイで行われた”the 2022 Middle East & North Africa Vape Awards”にて”ベストクローズドポッドシステムアワード”を受賞したPodシステムです。
かなり小柄な機種ですが、1150mAhのバッテリー容量で最大29wとなかなかパワフル。
メッシュコイル使用でガッツリ濃いミストを吸えるPodです。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
銀色のパッケージ。
側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- X MINI Pod本体
- USB Type-Cケーブル
- X35コイル(0.35Ω) x1
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
外観・特徴
首から提げるタイプのピルケースのような、カプセル状の形状。
サイズ感はこんな感じ。
若干太さはありますが、かなり小柄です。
透明のタンクが大きく露出した、リキッド残量が見やすいデザイン。
マウスピースは円筒形。
Podの下にはエアフローの吸入口が付いています。
Podの装着部分がエアフローコントロールになっており、Podを左右に回す事で吸入口の開度が変わり、ドローの重さを調整することが出来るようになっています。
本体には最初、電源の入れ方を説明するシールが貼られていますが、これは簡単に剥がせるようになっています。
シールを剥がすとかなり透明度の高いスケルトンデザインで、中の基板がハッキリ見えるようになっています。
本体前面に濃いオレンジのボタンが1つ。
電源ON/OFFと、べーピングの際に使用します。
背面側にはロゴの透過。
底の方にはLEDインジケーターが入っています。
かなり広い範囲で光ります。
底面には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
Podの固定はマグネット式になっています。
Podカートリッジ
かなり透明度の高いPodです。
素材は不明、リキッド容量は4ml。
リキッドの補充は底面から行います。
シリコンキャップをめくると大きめの注入口。
キャップがかなり深く刺さるようになっているので、密封性は高そう。
コイルはOリング固定になっています。
底面からまっすぐ抜き差しするだけで脱着出来ます。
吸い口に繋がるチムニー部分がかなりタンク内部まで出っ張っているので、リキッドが半分位残っていても、逆さにして置けば溢れることなくコイル交換出来ると思います。
使用するコイルは0.35ΩのX35コイル。
バーチカルのハニカムメッシュが使用されています。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 73.3mm x 25.4mm |
重量 | 54g(実測) |
リキッド容量 | 4ml |
対応コイル | X35コイル 0.35Ω |
バッテリー | 内蔵1150mAh |
スイッチ | マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | チップによる自動調整 |
出力ワッテージ | 最大29w |
充電 | USB Type-C 5V/1A |
リキッド入れちゃってますが、重量の実測は54g
カラーバリエーション
カラバリは全部で6色です。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで、電源ON/OFFを切り替えます。
べーピング
電源ON時、ファイアボタンを押している間のみコイルが加熱されミストが発生します。
この機種には出力調整機構はありません。
内蔵のMCUチップがコイルに合わせたワッテージを自動調整するようになっています。
また、このチップは1秒間に2万回というペースで小刻みに通電し、最初から最後まで均一の出力を維持する仕組みになっています。
VaporessoさんでいうPULSEモードなど、最近多い方式ですね。
吸ってみる
IZANAMI4周年リキッド、ライチティーを頂いてみます。
Podの注入口はユニコーンボトルのノズルがすっぽり入るサイズなので、通常のユニコーンボトルであればストレスなく注入出来ます。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
最近このくらいのサイズのPodはオートパフ対応の物が多いので、つい癖で最初そのまま吸い込んで「あ、そうか」となりました。
しかし、リニアに立ち上がるボタン式を好む方も多いですし、このデバイスくらいのドローと出力ならボタン式の方が合っていそうですね。
改めてボタンを押して吸ってみると、おお、確かにパワフル。
メッシュコイルのおかげもあって、このサイズのPodにしてはかなりしっかりとミストが出ます。
Podを回す事でドローの重さを調整出来るのですが、全開状態だとかなりドローが軽いです。
ほんの僅かに抵抗感はあるものの、ほぼスカスカレベル。
ですが、そんな軽いドローでも物足りなさを感じないくらいにしっかりとした量のミストが出ます、味もしっかり濃厚。
今度は逆にエアフローを絞ってみます、
完全に閉じて全閉状態にすると、ちょっと吸うには難しいくらいのドローになり、無理に吸うとむせます。
少し隙間を空けてやると、抵抗感多めのちょい重DLくらいになります。
それによって若干ミストの密度が上がるのですが、このコイルの場合、エアフローを開け気味にして軽めで吸う方が合っている気がします。
正直私は全開でいい。
まとめ
アワード受賞しているだけのことはありますね、DL向けPodとしてかなりよい出来です。
メーカーが言っている、小さいのにパワフルといった言葉がまさにピッタリ合っています、
このサイズでこれだけしっかりDL吸い出来るのってなかなかないかも。
所謂爆煙というほどではないのですが、本体サイズからするとかなり多めのミストが出ています。
味もしっかり出ていて、エアフロー全開のかなり軽いドローでも全く物足りなさを感じません。
気になるのはサイズに起因するバッテリー容量くらいでしょうか、
サイズの割に1150mAhというのはかなり大きな方だと思うのですが、0.35Ωのコイルを25~29wで運用することを考えると丸1日は少々キツいかも知れませんね。
私の吸い方だと、4mlタンクを満タンにして在宅でずっとこればかり使っている状態で、朝から夕方くらいでタンクを吸いきって、ついでに充電といった感じでした。
在宅でずっとPC前に居ると吸う頻度がかなり増えるので、持ち出しだと朝出社~夜帰宅までギリイケるかな、といった具合です。
この辺りは個人差出ると思いますし、こればっかりはサイズとのトレードオフになるかなと思います。
他は特に気になる点はなく、
味やミストのパフォーマンス、見た目など、かなりよい物だと感じました。
小さいデバイスでもスカッと吸いたいという方にオススメできます。
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