ここのところ、Pod型デバイスがホント盛り上がっていますね。
昨年あたりから、海外では手軽にニコチン摂取が出来るPod型の人気が急上昇しておりまして、
最近の製品の傾向を見ていると、高抵抗デバイスはPod型がメインになりつつあり、
従来のアトマイザー+Modのようなタイプはハイパワー&低抵抗へシフトして、両極端な状態になっていっているような感じがします。
新しくリリースされるModもデュアルバッテリーや21700対応の物が多く、18650シングル80wみたいな物は減ってきていますし、アトマイザーに付属するコイルも0.2Ω以下なんてものがザラになってきてますね。
Podデバイスに関しては、各メーカーが次々と色々なPodデバイスを発売しており、
正直どれを選んでいいかわからない状態になってきてますし、それぞれの製品でPodの互換性もない為「大丈夫なの…?」とちょっと不安になる状態。
どこかが超ヒット作とか出して覇権を取ったりしたら少しは規格化が進むのでしょうか。
そんな中、iStick Picoシリーズなどで人気のEleafさんから、新しいPodデバイスがリリースされました。
Eleaf Elven Kit
スリムでシンプルなデザイン。
パフスイッチを持たず、吸い込むことでセンサーが反応してスイッチの入る、オートスイッチタイプのPodデバイスとなります。
まだ発売前でプレオーダー状態の製品となりますが、一足先に試させて頂きました。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
目次
特徴
“吸い込むだけ”のオートスイッチ
ボタンを押さずにただ吸い込むだけで吸えるオートスイッチPodです。
この仕組みは以前100円祭りで買ったmybluで初体験したのですが、Pod型だとこれが結構楽なんですよね。
と、書いていて、このデバイスを触っていた時に感じていた既視感がスッキリしました。
そうだ、これ触ってて思ったのは、”分解しなくてもリキチャが可能なmyblu”だ。
エアフローが2段階から選択できる
こういうPodタイプのデバイスはエアフロー調整が出来ない物が殆どなのですが、
このElvenは、Podを差し込む方向によってドローの重さを2段階から選択出来ます。
パッケージ
真っ白のシンプルな箱。
蓋付きの紙箱にスリーブが被せてあるタイプです。
側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パカッと開封して……えっ?Pod1個のみ?
まさかの本体入れ忘れ?
Podが装着された状態で下の段に隠れていました、よかった…。
恐らく本来は、こんな感じで収まってるのだと思います。
まぁサンプル品だし、多少はね。
パッケージ内容
- Elven本体(バッテリー)
- 専用Pod x2個
- USBケーブル
- ユーザーマニュアル
さすがのEleafさん。
ユーザーマニュアルは日本語表記ありです。
外観
出始めの頃のUSBメモリくらいのサイズかな?
デザインはかなりシンプルで、Pod側にリキッド残量確認用の窓が開いている他、下の方に小さいLEDランプが1つ付いているだけ。
ロゴも側面に小さく入っている程度です。
側面。
結構薄いですね。
うちにある他のPodと並べてみます。
流石にminifitよりはサイズがありますが、その分薄くて細長いので、持ち運びには不便しないサイズかと思います。
逆に長さが少しある分、シャツの胸ポケットとかに入れて使いやすいな、という感想でした。
minifitはよくポケットの底で横になってて取りづらかったりするので。
お尻の部分には充電用のmicroUSBポートが付いています。
Pod部分と吸い口。
Podの取り付け部分には小窓が開いており、ここでリキッド残量を確認出来るようになっています。
詳細
公式ページ
スペック
サイズ | 20mm x 10mm x 100mm |
重量 | 24g |
リキッド容量 | 1.6ml |
コイル | 1.6Ω |
バッテリー容量 | 360mAh |
保護機能 | 短絡保護 オーバーヒート保護 過充電/過放電保護 過電圧保護 自動カットオフ(10秒) |
コイル抵抗値やバッテリー容量などの基本スペックはminifitとほぼ同等な感じですね。
保護機能もしっかりと搭載されています。
Pod
なかなか綺麗なPodですね。
本体への着脱もスムーズでした。
リキッドチャージは側面のシリコンキャップを開けてここから行います。
チャージホールは結構大きめなのでチャージはしやすいです。
ユニコーンボトルなら楽勝、スポイトタイプでも割といけるかも?
コイル部分を覗くと、結構ガッツリとコットンが見えています。
これ、分解ができればリウィックくらいは結構容易にやれちゃいそうな印象。
コイル部分のパーツがこのツメで固定されているようなので、これを両面で計4箇所外せばコイル部分が外れそうです。
ちょっと試してみましたがかなりしっかり止まっており、最悪壊してしまう覚悟が必要そう…。
流石に使用前に壊してしまうのはマズいので、一旦このPodが劣化するまで吸ってから再挑戦しようと思います。
LEDランプ
本体下部のLEDランプは、吸っている最中と充電時にこのように光ります。
LEDのカラーは、バッテリー残量に応じて3色に切り替わります。
吸ってみる
吸うだけで使用できて、使用方法の説明もなにもないので、いきなり吸っちゃいます。
こういうPodデバイスはやはり塩ニコフィーダー的な用途が多いかな、ということで、
HiLIQの塩ニコチンリキッド、Doctor Mentholを使用して、同じリキッドを吸っているminifitと吸い比べてみます。
リキッドチャージは、やはりとても楽です。
minifitと吸い比べてみましたが……。
同じくらい。
味の出方も、煙の出具合もほぼ同等かなーと思います。
正直断言できるほどの差を見い出せなかった。
minifitの喫味には非常に満足しているので、充分よい、ということでもありますけどね。
エアフローに関しては、
軽い方のドローにすると、MTLで吸うのは厳しいレベル。
DLでちょっと強めに吸ってやっとって感じなので、Podとしてはちょっと微妙かな、という感想。
ドロー重めの状態にすると既存のPodと同等で、吸いやすいです。
まとめ
自分の場合、Podデバイスの用途ってニコフィーダー的な感じになるのですが、
その用途は充分満たしてくれる機種だと感じました。
オートスイッチはやはり楽ですね。
ボタン操作等ないので、向きさえ間違えなければノールックで使えます。
吸気がスイッチになる関係でミストの発生はほんの一瞬遅れますが、気になるほどではないです。
サブ機兼ニコフィーダーとしてここの所持ち歩いていますが、ポケットからスッと取り出して、咥えて数回吸ってまた戻すって感じで使えています。
この辺は同じオートスイッチのmybluを使った際にも感じた利点ですね。
何故アレを使わなくなったかというと、充填済みリキッドの満足感に不満があったのと、好きなリキッドを入れられるようにするまでの加工の手間が煩わしかったからで、
これだとその辺は解消されるので、自分には合ってそうに感じます。
バッテリー容量は360mAhとちょっと心許なく感じますが、これもminifitとほぼ同等で、
自分の使い方(サブ機用途)だと、丸2日使ってようやくLEDが青になる感じでした。
その段階でリキッド消費も満タンから丁度半分になったかな、くらい。
価格等
VapeSourcingさんにて、$16.29にて現在プレオーダー受付中です。
Podは4個入りで$4.99
おお、Pod安いですな……。
また、Wismecの公式直販サイトでも取り扱うかも、とのことです。
まだそれっぽい表記はないですし、ん?と思いましたが、
大本は同じ会社だし、ありうるのかな。
コメント
プレオーダーで気になってたけど良さそう!
eleafの端末は色が良いしなにより交換用のpod安いってのが良い(^^)
ただ早めに頼まないと旧正月に巻き込まれそうww
コメントありがとうございます!
さすがEleafさんなだけに、作りはかなり良かったです!
交換用Podが4個入りでこの値段というのもいいですね〜
そうか、もうすぐ旧正月ですね…自分も購入予定の物とかどうするか考えとかないと。