Hellvape Dead Rabbit MTL 2 RTA レビュー|デドラビMTLの2作目、コンパクトなボディにジュースコントロールも搭載

Hellvape Dead Rabbit MTL 2 RTAのレビューです。

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Dead Rabbitと言えば日本でも大人気の爆煙系アトマイザーシリーズ、そんなデドラビにMTLが追加と言うことで、前作のリリース時には物議を醸しました。

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蓋を開けてみれば思いの外(?)しっかりとMTL運用出来る正統派のMTLアトマイザーで、パフォーマンスに関しての評判も良好なアトマイザーでした、コンパクトで色々丁度いい感じで、うちでも昨年購入してからまだ現役で使用しています。

今回はそのデドラビMTLの2代目、前作からの特徴であるロングな標準ドリップチップや4mlロングタンクのオプションなどの内容はそのままに、新たにジュースコントロール機能が備わり、見た目は最近のデドラビV3系のようなシュッとしたデザインとなりました。(いやV2系の方が近いかな?)

MTLアトマイザーとしての性能は依然として優秀な良作アトマイザーです。

径が22.5mmとやや半端な値になったのがやや惜しい?
でも前作は23mmだったので実は小さくなっているんですよね、何気に高さも少し抑えられています。
前作よりも全体的に小型化しています。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

オレンジx黒、いつものHellvapeさんのパッケージカラーです。
側面に正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

パッケージ内容

  • Dead Rabbit MTL 2 RTA本体
  • 4mlロングチャンバー&タンク
  • デルリン製ドリップチップ
  • +ドライバー
  • 予備ネジ、予備Oリング等
  • 交換用エアフローピン
  • プリメイドコイル&コットン
  • ユーザーマニュアル

付属のプリメイドコイルはMTLクラプトンで2.5mm径の0.7Ωです。
コットンはコイルに通しやすい靴紐状のコットンで、2.5mm径に合わせた太さになっています。

ユーザーマニュアルはしっかりした冊子タイプの物が付属、
他言語で書かれていますが日本語の記述はありません。

外観・特徴

前作同様、ロングタイプのドリップチップが目を引きますね、

デザインはやはりデドラビV2系に近いかな、スッキリとしたフラット形状で、トップとボトムにそれぞれ意匠が入っています。
個人的には前作や初期デドラビのようなローレットのゴツゴツした感じが好みではありますが。

チャンバーにはいつも通りデッドラビットマークが掘り込まれています。

付属のロングチャンバーとタンクを装着するとリキッド容量が4mlになります。
コンパクトな印象のあるアトマイザーですが、こちらにするとだいぶ印象が変わりますね。

ドリップチップは標準のロングタイプの他に、デルリン製の物も付属しています。

 

ドリップチップは510規格になっており、汎用品を使用出来ます。

トップキャップはスクリュー式です。
キャップ側に大きなシリコンパーツを押しつけて面で塞ぐ形になっており、キャップを閉める際に予圧によるリキッド漏れが発生しづらくなるようにしてあります。

今作からジュースコントロールが搭載されました。

タンク部分を回してジュース供給穴を開閉出来ます。
これにより供給具合を任意に調整出来るほか、リキッド補充でキャップを閉める際の予圧によるリキッド漏れを防ぐことができます。

エアフローはボトムエアフローになっています。
外側の穴は固定になっており、中に入れるピンを用いてドローの重さを調整する仕組みです。

底面はこのようになっています。
ポジティブピンは、絶縁用のインシュレーターを含めると1mmほど出っ張っています。

フィッティング

22.5mmというちょっと半端な径ですが、Picoに乗せてみると意外とツライチ?いやぱっと見では分からないけどほんの僅かに微妙ーーに出っ張ってる?といった感じ。

バッテリーキャップはギリギリに見えますが干渉すること無く取り付けられました。

ブルーってなかなかフィッティングが難しい。

やっぱブルー系と合わせるのが堅いですが、デュアルバッテリー機だとさすがに大きいですね。

ちょっと前のModですが、いいのがありました。

詳細

メーカー公式

スペック

直径 22.5mm
高さ 46.6mm (2mlタンク+デルリンDT)
53.6mm (2mlタンク+標準DT)
59.6mm (4mlタンク+標準DT)
リキッド容量 2ml/4ml
ドリップチップ 510規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアフロー

構造

分解してみました。

ジュースコントロールの回転を調整し、上下のドットが合う位置で止めるとタンク部分が外れるようになっています、
デッキアクセスが非常に容易です。

リキッドが残ったままでもリビルドOK

チャンバー上部はすり鉢状、チムニー径はMTLアトマイザーらしくかなり細い物になっています。

デッキは少し変わった形状ですね、
公式ページにはポストレスデッキとあり、確かにポストレスには違いないのですが、コイルの固定はMTL系でよくある上から閉めるタイプの物になっています。

コイルとウィックが壁に挟まれた溝のような部分に納まるような形状になっており、空間を制限してミストが散らないよう工夫されています。

デッキの左右にジグをセットするガイドが設けられており、ネジは隙間無く納まっているのでワイヤーが逃げることもなく、ビルドはとてもやりやすそうなデッキです。

エアフローコントロールはピンを交換して行います。
エアフローピンはポジティブピンを兼ねており、底面から取り外せるようになっています。

ピンは標準装着の1.2mmの他、2.0mm / 1.8mm / 1.5mm / 1.0mm / 0.8mmが付属しており、全部で6種類から選択出来ます。

ビルドしてみる

付属のプリメイドコイルを使用してビルドしてみます。

デッキを見た時に感じたとおり、ビルドはかなりやりやすいですね、
左右にガイドの溝が掘られているので、そこにジグを置いて閉めるだけでOKです。
通常、こうした上から閉めるタイプのデッキは少々慣れが必要な物が多いのですが、ネジ横の隙間が殆どないのでワイヤーも逃げず、ほぼポン置きで閉めるだけでした。

ネジの脇には段差が設けられており、ここにニッパーを入れてワイヤーをカット出来るようになっています。
気が利いてる。

綺麗に焼けるまでドライバーで擦りつつドライバーンして、抵抗値はメーター読みで0.76Ω、
公式の記載もMod読みも0.7Ωだったので、このメーターは少し高めに出るのかな?前から少し気にはなっていたけど。

ウイックはベースの外周くらいに合わせてカットしてみました、
少し長めかな?とも思いましたが、ジュースホールが割と深めなので丁度よかったみたい。

Nameless ElemeentさんのHee Haw Hazeを入れて吸ってみます。

ジュースコントロールを閉じた状態で注入してキャップを閉じれば、キャップの予圧によるリキッドの伝い漏れを防ぐことが出来ます。

Mod読みで0.7Ωだったので、20wで吸ってみます。

あ、ドローが思ったより重い、
初期装着の1.2mmを使用しているのですが、まぁデフォルトは重めDLくらいだろう、と思っていたらとんでもない、DLしようとすると口が疲れるくらいの、しっかりとMTL向きの重いドローです。

フレーバーはしっかりと出ています、最近はメッシュのクリアロやPodが優位な印象ですが、負けじと開発を頑張っているのか、RBAも最近の物はまた濃くなったような気がしています。

ただ、0.7Ωのクラプトンコイルで20wはミスト量も多く、このドローだと若干アンバランスかな?という気がします。

エアフローピンを2.0mmの物に交換してみます。

下から抜けるのでいつでも交換出来るのは助かりますね、
デッキの固定も兼ねているので少々慎重に外す必要はありますが、しっかり組んでいる状態であれば余程ズレることはないと思います。

最大の2.0mmにするとドローはだいぶ軽くなりますが、これでもスカスカDLというわけでは無く、割と抵抗感があるくらいの、所謂RDLと呼ばれるくらいのドローになります。
若干MTL寄りの吸い方になるDLって感じで、エアーの流量もコイルのミスト量にも合っている感じで、個人的にはこのコイルにはこのくらいのドローが合うな、と思いました。

まとめ

前作に引き続き、良作なMTLアトマイザーだと思います。
メンテナンス性も使用感も申し分ないですね。

ただ一つ思うのは、Dead Rabbitって爆煙のイメージなんだよなぁと言うこと。
恐らく私同様前作の頃からMTLの存在に疑問を持たれている方は多いかなと思います、
ただ、Dead Rabbitのネームバリューが高まりすぎてマーケティング的にこうなってしまったという面もあるのでしょうね、
Hellvapeさんは以前に別名で良作なMTLアトマイザーも出しているのですが、デドラビシリーズほどの人気には至らなかったなー、という事もありますし。

その部分に目をつむれば、良作なMTLアトマイザーである事には間違いないです、
デッキアクセスやエアフロー交換も容易でメンテナンス性も高いし、ビルドもしやすいし、ジュースコントロールもあるし、その他細かい点で色々と気の利いた工夫がされているよう感じました。
コンパクトなサイズ感も好印象です。

販売情報

Sourcemoreさんでは$33.00にて販売中、24hoursになっているので24時間以内に発送されます。

クーポンコード”DRM2“を入力することで、$23.39にて購入できます。
また、会員登録してログインした状態で購入すると、$20.18にて購入できます。

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