Ehpro Cold Steel 200 レビュー|質実剛健、無骨なデュアルバッテリーMod

Ehpro Cold Steel 200 レビュー|質実剛健、無骨なデュアルバッテリーMod

Ehpro Cold Steel 200のレビュー記事です。

前回、同社のCold Steel 100の記事を書きましたが、

今回は同シリーズの18650デュアルバッテリー版ですね。
同メーカーの同名のシリーズなのですが、デザインテイストはかなり異なります。

それもそのはず、
どちらもYoutuberとのコラボプロジェクトなのですが、
100の方はアメリカのAmbitionZ Vaperとのコラボ
こちらの200が、ドイツのNebelfeeとのコラボになります。

奇しくもほぼ同時に両者のレビューのお話を頂いており、「んー、大分違うなぁ」と思っていたのですが、
なるほど、アメリカとドイツ。

そう思いながら見比べてみると、なんとなくわかる気がする。
どちらも「っぽい」雰囲気。

デザインテイストは違えど、基本コンセプトは同じ。
金属感マシマシの無骨でゴツいModで、カッコイイです。

内蔵チップは恐らく同じ物。
前回レビューした100は機能的にもしっかりしていて非常に使いやすい物でしたが、こちらもその点では心配いりませんでした。

この製品はGearbestさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

特徴

ドイツのYoutuber、Nebelfeeとのコラボ製品

ドイツのYoutuber、Nebelfeeと共同でデザインしたコラボ製品になります。

熱狂的なVaperに向けて、耐久性と信頼性を確保するために高品質なステンレス鋼を用いて作られたとのこと。

USB Type-Cによる高速充電

18650バッテリーを2本使用し、最大出力200wというパワフルなMod。

充電はUSB Type-Cを用いて定格2Aにて高速に充電が可能です。

パッケージ

黒地に銀の箔押しでロゴのみというシンプルな構成。

ちょっと箱の角が潰れたりしていますが、
VAPE製品って海外配送を含むので、海外購入だけでなく国内で買ってもこういう状態だったりすることもあるし、
パッケージの頑丈さって割と重要だよなぁと思うわけです。

箱を少し開けてみたら内側はキンキラキン。
箔押しの紙ですがみょうに豪華な雰囲気。

箱の側面には、正規品チェック用のコードが書かれたステッカーが貼ってあります。
(偽造防止の為一部伏せます)

このコードを、公式サイトの下にあるSecurity Codeの部分で入力すると、コピー品でないかどうかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Cold Steel 200 本体
  • USBケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード
  • 製品合格証

100同様、ユーザーマニュアルには日本語の記述があります。

外観

第一印象は、ゴールドラ◯タン。
はい、おっさんにしか通じませんね。

多分、部分的に配されている菱目のエンボス加工の影響でゴールド◯イタン的な印象を受けたんだと思う。

粗めのヘアラインで”男の道具”って感じだったColdSteel 100に比べて、こちらは全体的に綺麗目というか、カチッとした雰囲気に仕上がっています。
ドイツのクラフトマンシップ!ってイメージ。

サイズ感はこんな感じ。

ほぼタバコ箱サイズかな。
デュアルバッテリーModとしては一般的なサイズかと思います。

操作関連。

上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン、LEDインジケーター、バッテリーキャップのリリースボタン。

小さめのボタンで綺麗にまとまっていますが、少し窪んだところに細いボタンを配しているので、若干押しづらさはあります。

USBポートはここにあります。
従来のmicroUSBでなく、USB Type-Cになっています。

通電や通信速度が早くなるし、向きも自由で楽ですし、今後徐々にこの規格に移行して行くのだと思われます。

上面には510スレッドがあります。
台座部分だけ黒いパーツになっているのは少し謎。
ここはシルバーが良かったなぁ。

コンタクトピンはスプリング式です。

底面はバッテリーの蓋になっています。

四隅にゴム製の足が付いており、立てておいた際に滑りにくくなっています。
これが意外と有難かったり。

バッテリーキャップは跳ね上げ式になっており、
リリースボタンを押すと、スプリングで跳ね上げられて開きます

アトマイザーフィッティング

25mmで丁度ツライチになります。

Digiflavor Drop RDA

詳細

メーカー公式

https://www.szehpro.com/project/cold-steel-200-mod/

スペック

サイズ 25mm x 52mm x 88mm
素材 ステンレス
重量 209g(実測)
バッテリー 18650 x 2本 (別売)
充電 USB Type-C 5V/2A
出力モード VWモード
温度管理モード(SS/Ni/Ti/TCR)
VWカーブモード
VVモード
バイパスモード
出力ワット数 5〜200w
出力電圧 0.5V~8V
温度管理 100~315℃ / 200°F~600°F
対応抵抗値 0.05Ω~3.0Ω
アップデート 対応
保護機能 短絡(ショート)保護
バッテリー逆刺し保護
オーバーヒート保護
自動カットオフ(10秒)
高出力保護
低電圧保護
過放電保護
過充電保護

重量

本体重量209g
18650バッテリー2本入れて300g
流石にズッシリ。

バッテリー

跳ね上げ式のバッテリーキャップを開くと、底側とキャップ内側に+/ーの表記があるので、それに合わせてバッテリーをセットします。

向きは交互になります。

デュアルバッテリー機のお約束として、極力同時に購入した同じへたり具合のバッテリーを使用してください。
2本の状態に差があるバッテリーを使用すると片方に負荷が集中することがあり、非常に危険です。

我が家では、同時に購入した物を2本ずつペアで管理してデュアルバッテリー機専用にしています。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

キーロック

アンロックがピンボケっすね……。
一瞬しか出ないから撮るの大変で……。

電源ON中にファイアボタンとUPボタンを長押しするとキーロックのON/OFFを切り替えます。

UP/DOWNボタンのみが操作不可になります。

MODロック

電源ON中にUP/DOWNを同時に長押しすると、MODロックを切り替えます。

こちらのロックは、ファイアボタンも効かなくなります。

モード切替

電源ON中にファイアボタン3クリックでモード切替メニューに入ります。

UP/DOWNボタンで切り替えて、ファイアボタンで決定。

VWモード

モードに入る前に、NORMAL/SOFT/STRONGの3種類のプリセットカーブから選択します。

使用中は、UP/DOWNボタンでワット数を選択。

温度管理・TCRモード

モードに入る前に、コイル種別(TCRの場合はTCR値)、動作ワット数を選択します。

使用中はUP/DOWNボタンで設定温度を変更、
最大値/最小値から更に送ると、華氏/摂氏の表示を切り替えます。

カーブモード

PMGA/PMGC/PMGCの3箇所の保存先から選択。

カーブ設定は0.1秒単位で2秒まで。
ワット数決め打ちではなく倍率で設定します。
設定ワット数の◯倍、といった感じ。

ちょっとややこしいですが、低ワット/高ワットで同じカーブが使いまわせるということですね。

使用中はUP/DOWNボタンでワット数を切り替え。

バイパスモード

メカニカルModのように、バッテリーの出力をそのままコイルに伝えるモードです。
設定などはありません。

VVモード

UP/DOWNボタンで電圧を切り替えます。

ファームウェアアップデート

この機種はファームウェアアップデートに対応しており、
最新ファームウェアバージョンが配布されているので、やり方を紹介しておきます。

ダウンロード

公式のダウンロードページからファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたZipファイルを解答すると、中にexeファイルが1個入っています。

アップデート実行

exeファイルを実行すると、アップデータが起動します。

ですが、この時点ではスタートボタンが押せません。

MODからバッテリーを抜き、USBケーブルでPCと接続して、UP/DOWNボタンを押しっぱなしにします。

ちなみにUSBケーブルも充電しか出来ないタイプのものがあり、
データ通信可能なケーブルを使用しないとアップデート出来ないので注意です。
ファームウェアアップデート対応Modに付属の物であれば大抵大丈夫かと思います。

しばらくすると現在のファームウェアバージョンが表示されます。

ここまでを正しく実行出来ていると、スタートボタンの色が変わり、押せる状態になります。

UP/DOWNボタンは最後まで押しっぱなしで。
離すとまたスタートが押せなくなります。

スタートボタンを押すと、進行状況を示すプログレスバーが動き、アップデートは一瞬で完了します。

このダイアログが出たらもう外してOKです。

念の為、ファームウェアバージョンが変わっていることを確認。

変更点は特に記載されていないので不明です。

Cold Steel 100のアップデートに含まれていたオートアジャスト機能は、この200には最初から含まれていましたし…。

特に困ってなければ急いで上げることはないかもしれません。

まとめ

まさに質実剛健を絵に描いたようなMod。
Cold Steelとコンセプトを同じくする、金属感バリバリの無骨でゴツいModです。

100と200でデザインテイストが異なり、見た目やシングルバッテリーの扱いやすさで個人的には100の方が好みではあるのですが、これはこれで好きですね。

他のデュアルバッテリーModには無い渋さを感じますし、
このシンプルな金属の感じは、高級感もあります。

流石にちょっと重いですが、この質感だとそれほど気になりません。

このシリーズ、好きだなぁ。
自分の好みのストライクゾーンにガッツリ入ってきてます。

機能的には申し分ないので、デザインが気に入れば是非。

販売リンクとクーポンコード

Gearbestさんに、このMod用のクーポンコードを発行して貰いました。

クーポンコード EHPROCOD で、$60.99になります。