Wotofo FARIS RDTA購入｜BF対応！色々と出来ちゃうアトマイザー

昨年、スコンカーにNixonを乗せた状態の楽さにドップリとハマって、
BF対応のRDTAってなんて素晴らしいんだ！と思ったわけです。

もっと他に無いの？って思ったのですが、BF対応のRDTAってあまり無いんですよね。
自分がすぐにパッと上げられるのは、Hcigar Fodi F2/Cthulhu Gaia/IJOY Combo/Vandy Vape Pyro/THC Taurenあたり。

GariGari-Studioさんがこの辺りは詳しく纏められております。

https://garigari-studio.com/bf-rdta

こうして見ると意外とあるのね！って感じですよね。
大分前に読ませて頂いていたのですが、知らないの結構あった。
BomberTech Pindad SS DripTankが実はちょっと欲しいんだ。

その後、GalaxiesのRDTAも購入したのですが、NixonもGalaxiesもMTL向けのRDTAだし、DL向けの物も欲しいなぁ、と。

そんな事を考えていたら、昨年秋にWofotoさんから鳴り物入りで発売されたのがこれ、

Wotofo FARIS RDTA

デュアルコイル(シングルも可能)のDL向きRDTAで、しかもBF対応と聞いて、
まさに今俺が求めている物にピッタリじゃないか！と。

ずっと注目していたのですが、このアトマイザーが発売された直後に俺が買ったのは、敢えてのTHC Tauren RDTA。

ThunderHead Creations Tauren RDTA購入 | BF対応のデュアルコイルRDTA

BF対応のRDTAって楽で良いですよね。スコンカーに乗せておくと、タンクを見ながら時々スコンカーからするだけででいいので、運用がめちゃめちゃ楽ちん。自分はNixon2つとGalaxy MTL RDTAを買ってピコンカーに乗せて使っていま...

なんでやねん。

いや、ちょうどその頃ですね、WofotoのMystery Grab Bagが運良く買えてしまってですね。
それが、毎週金曜日の日本時間11時から先着10名だけ買える、$9.99の福袋なんですよ。

何が入っているかわからないのですが、少なくともアトマイザーが1個は入っているとの事で、
万が一、被ったら嫌じゃないですか。
新製品なのでまず無いだろうとは思ったけど、万が一があるといけないので…。

そうして買ったTHC Taurenですが、見た目はカッコイイし、味も良いしでなんだかんだ気に入ってしまって、ちょっと欲求が満たされてしまっておりました。

相当古い物でもう入手困難なのでレビューはしていないですが、ひっそりとCthulhu Gaia RDTAも買ってしまったし。

おっといけない、FARISの記事だ。

はい、12月になってからふと思い出して、ようやく買いました！

見た目自体はカッパーキャップのTaurenの方が好みかな－、と思ったりもするのですが、
このFARIS、RDTAにもRDAにもトランスフォームが可能で、デッキもデュアル前提ながらリデューサーを装着してシングル運用も可能。

とにかく色々出来るアトマイザーで、かゆい所に手が届く優等生さんです。

特徴

BF対応のRDTA

これを購入した一番の動機がこれです。
BF対応RDTAをスコンカーで運用するとホント楽なんですよ。
この楽さを一度味わってしまうともう戻れｎ…いやRDAも普通に使ってるか。
でも、何も考えずに使えてかなり快適な事に違いはありません。

RDTAとRDAの2in1アトマイザー

ボトムパーツとコンタクトピンを換装する事で、RDTAとRDAに組み替える事が出来ます。
もちろん、どちらもBF対応です。

シングルコイル/デュアルコイルに対応したデッキ

デッキはポストレスのデュアルコイルデッキなのですが、シングルコイル用のリデューサーも付属しています。
コットンの穴を狭めるだけの物ですけどね。

パッケージ

最近のWofotoさんはこのパッケージ。
黒と緑のWotofoカラーに製品ロゴ、前面に透明の窓が付いており直接製品を見る事が出来ます。

側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

開封。
箱は2段になっており、下段に各種アクセサリーが入っています。

パッケージ内容

FARIS RDTA本体
予備タンクチューブ(PC製)
色違いの810ドリップチップ
ユーザーマニュアル
プラスドライバー
六角レンチ
アクセサリーバッグ
プリメイドコイル
ビルド用コットン

ユーザーマニュアルはペラの一枚紙で、各国語併記タイプ。
日本語の表記もありました。

アクセサリーバッグの中身は、

RDA用ボトムパーツ
RDTA用ノーマルピン
RDA用ノーマルピン
シングルコイル用リデューサーx2
コイルジグ
予備ネジ
予備Oリング

かなり色々な物が入っています。

付属のプリメイドコイルはNi80のクラプトンで0.33Ω。

3個という半端な数入っているのは、シングルとデュアルで使ってね！ってこと？
しかしデュアルで使うには少々怖い抵抗値。

外観

比較的シンプルな外観ですが、細かい部分に装飾が施されています。

Farisとは、アラビア語でナイト(騎士)の意。
ロゴはナイトの兜を模した物ですし、トップキャップの意匠は、城壁がモチーフですかね。

RDTAなので背は若干高めですが、逆にRDTAとして考えると比較的抑えられてるかなー、と思います。

付属の磨りガラス風タンクに変えてみました。
意外と渋い見た目になりますね。
ただ、PE(プラ系素材)製なので、メンソールリキッドなどを使用すると破損の可能性があります。

キャップの両側にエアフローの吸気口があり、二重構造のトップキャップを回す事で調整が出来るようになっています。

底面にはFARISのロゴと、Wotofoのロゴ、
そして、コラボしたYoutuberであるVapeGeekQ8のネーミングが刻まれています。

コンタクトピンはめちゃめちゃ出っ張っていますね。
後述しますが、ピンはデッキ直結ではなく途中で分割になっています。

Modに乗せてみる

詳細

公式ページ

スペック

直径	24mm
高さ	44mm(RDTA) / 36mm(RDA)
リキッド容量	3ml
ドリップチップ	810規格
デッキ	シングル/デュアル対応ポストレスデッキ
リキッドチャージ	サイドフィル & BF対応
エアフロー	サイドエアフロー

構造

分解してみました。
RDTAとしては一般的なパーツ点数です。

タンク部分はねじ込み式で、このように独立して外す事が出来るので、運用中のタンク洗浄も楽に行えます。

RDAへの換装

RDAとして使う場合は、タンク部分を取り外して代わりにRDA用のボトムパーツを取り付けるだけでOKです。

コンタクトピン

コンタクトピンは、デッキ側とタンク側で2分割になっています。
RDAとして使う場合は、デッキ側のピンがそのままコンタクトピンになります。

RDTAとして使う場合、タンク側のピンを差し替える事でノーマルピンとBFピンを切り替えられます。

サイドフィルのリキッドチャージ

通常のリキッドチャージはサイドに開いたこの穴から行います。

シリコンのパーツが嵌められており、このシリコンパーツが弁のような形になって、リキッドの逆流を防いでいます。

但し、ユニコーンボトルなどの先端の細いボトルでこの弁の奧まで差し込んでチャージしないと溢れてくるかもしれません。

汎用の60mlユニコーンボトルのノズルがちょうど入るサイズでした。

Twitterの方で頂いた情報なのですが、
こちらをメインで使用していると、このシリコンパーツが破損したりすることはあるかもしれません。

うちはここからチャージしたのは最初の数回のみで、以降ずっとBFで使っていたので、ここの耐久性は問題にしていなかったのですが、外れてしまったり破れたりしたという情報を頂きました。

キャップ

キャップは２つのパーツで構成されており、トップキャップがエアフローコントロールリングの役割をしています。

トップキャップは綺麗なドーム型になっています。

エアフロー

デッキ側に3つの穴が開いており、それがキャップのエアフローコントロールに合わさる形。

サイドエアフローですが、エアーの通り道は斜めに切られており、
リキッドが漏れ出しにくくなっている他、吸い込んだエアーをコイルの下に運んでよりよい味を出せるような工夫になっています。

ドローは全体的に軽め。
爆煙指向なアトマイザーだと思います。

デッキ

4つ穴のフラットなポストレスデッキです。
形状自体はよく見かけるタイプの物で、特筆すべき所はないですね。

コイルの足の長さを予め調整する必要があるので、ちょっとだけ面倒なやつです。

ですが、付属のコイルジグの短辺の長さに合わせてカットすると、ちょうどいい長さになるようになっています。

シングルコイルで使用する場合、ジュースホールに対してのコットンのボリュームが不足する為、付属のシリコン製リデューサーを装着してジュースホールを狭くします。

ビルドしてみる

付属クラプトンのシングルビルド

付属コイルを使いたいのですが、あの抵抗値でデュアルを組むのは怖いので、まずはシングルで組んでみます。

オームメーター読みで0.38Ωでした。

付属のジグでカットすると、コイル位置はやや高めになるようです。
サイドエアフローだし、この位がいいよって事かな？

コイル位置も高めだしタンクまで結構距離があるので、コットンはガッツリ長めに。
リデューサーは、コットンを通してから装着した方が楽でした。

吸ってみます。

リキッドはYailaboさんのCola Candy。
しゅわしゅわ酸味が美味しいやつで、低抵抗で吸うのが好みなリキッドです。

40wでシューッと。

うーん、味の出は悪くない。
悪くないんだけど、やはりエアフローがかなり軽めで、このシングルだとやや物足りなく感じるかも。

出力をもっと上げればいいのかもだけど、ちょっと熱そうです。

単線デュアルビルド

今度はデュアルで組んでみます。

カンタル26ga 3mm7巻デュアルで0.45Ω。
デュアルアトマでよくやっている自分好みの設定です。

うん、
こちらの方が格段に美味しいです。

安定して味の出るアトマイザーですね。
飛び抜けてここが凄い！って部分はないけど、普通に美味しい。

まとめ

色々出来るアトマイザーです。
ですが、一度運用を決めたらそんなに頻繁に切り替えるような事はないかな？

BF対応のRDTAというのが売りですし、タンク付きでBFで使えるならそれでいいやんって感じで、
RDAにする動機としては、サイズの制約や見た目の好みくらいか。
背の低いModに乗せる際にタンク無しの方がマッチする、とか。

ビルドも、シングル/デュアル両対応ですが、個人的にシングルはイマイチでした。
クラプトンでもややミスト量足りないイメージ。

自分は普通に、デュアルのRDTAで、BFで使う形が固定になりそうです。

とりあえず今は、同じWotofo繋がりという事で、Recurve Squonk Modに乗せてあり、日常使用デバイスのローテーションに入っています。

爆煙指向ですが、味も安定して出てくれるし、使いやすいアトマイザーだと思います。

BF対応RDTAはいいぞ。

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