Steam Crave – Aromamizer Supreme V3 RDTA レビュー|普段遣いしやすい25mm版Aromamizer

Steam Crave – Aromamizer Supreme V3 RDTA レビュー|普段遣いしやすい25mm版Aromamizer

Steam Crave – Aromamizer Supreme V3 RDTAのレビューです。

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Steam CraveというとGraz MiniなどのMTLアトマイザーも出してはいますが、
個人的なイメージとしては30mmのAromamizerとか41mmのTitanとか、バカでかいアトマイザーにバカでかいModというダイナミックなイメージ。

先日30mmのAromamizer V2 RDTAを買いましたが、流石に大きくてやや持て余し気味だったりします。

でも見た目がメカメカしくてカッコいいから好き。

今回のAromamizer Supreme V3 RDTAは、デザインや構造はほぼAromamizer V2 RDTAと同じまま25mmにダウンサイジングした感じ。

これによって無理なく乗せられるModの幅は広がりましたし、
デザインは変わらず機械的でカッコいいですし、ジュースコントロールや調整幅の大きなエアフロー、デッキ交換の仕組みなど、幅広く使えます。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

化粧箱の蓋はマグネットで留まっており、開くと中はベロア風の仕切りで仕切られています。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを、公式サイトのAuthenticationのページで入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。

パッケージ内容

  • Aromamizer Supreme V3 RDTAアトマイザー本体
  • バブルガラスチューブ
  • 7mmチムニーパーツ
  • 510ドリップチップアダプター
  • T字レンチ
  • 予備Oリング、予備ネジ
  • ユーザーマニュアル
  • ステッカー

こちらはベーシックパッケージとなりますが、アドバンスドパッケージの場合、更に

  • メッシュデッキキット
  • ポストレスデッキ

と、異なるタイプのデッキパーツが付属します。

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

外観

このメカメカしい感じ、
可動部多いです、いろいろギミックありますって感じに、男ってやつぁ弱いんです。

でかいとか持て余してるとか言いながらもなんだかんだで結構使い込まれているAromamizer Plus V2 RDTAと並べてみました。
基本的なデザインや構造なんかはほぼっていうか完全に同じですかね。
直径だけそのまま縮めた感じです。

トップキャップにはメーカー名、モデル名が結構しっかりと彫り込まれています。

ドリップチップはレジン製、810規格なので汎用の810ドリップチップと交換して使用できます。
また、付属の510アダプターを使用すれば510ドリップチップも使用可能です。

リキッドチャージはトップフィル。
キャップはロック式になっており、1/4周ほど回すとロックが外れ、キャップが開きます。

ロック式は締める際の与圧も発生しにくいし、個人的には一番好きなキャップ構造です。

ガラスタンクは標準のストレートタンクの他にバブルタンクも付属しています。

リキッド容量はストレートタンクで6ml、バブルタンクで7ml

タンクの下にある鍵マークはジュースコントロールになっており、
この部分のリングを回してリキッドの供給量を調節できます。

タンクの底面の穴をシャッターを締めるように閉じていくので、
リキッド交換やビルドの際に全閉したり、気温やビルドに合わせて供給量を細かく調整することもできます。

その下にはサイドエアフローの吸入口があります。

小さいエアホールが3列に並んで配置されており、
コントロールリングには3本、2本、1本の溝が掘ってあるので、それぞれ列単位で調整することができます。

フィッティング

詳細

スペック

直径 25mm
高さ 59mm
リキッド容量 6ml / 7ml
ドリップチップ 810規格
デッキ シングルコイルデッキ
メッシュデッキ(アドバンスドキット)
ポストレスデッキ(アドバンスドキット)
その他オプションあり
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー サイドエアフロー

カラーバリエーション

カラバリは4色です。

構造

分解してみました、
ギミックや交換可能部分が多いのでパーツ点数は多め。

RDAとしても使用可能

ガラスタンクとチムニーを省いて組み立てると、RDAとして使用することも可能です。

RDTAとして一旦下にリキッドを貯める構造になっているので、この状態でも2mlの保持が出来るそうです。

BFピンはスタンダードキットには含まれていませんが、アドバンスドキットのメッシュデッキキットに含まれているようで、そちらを使用すればスコンカーでも使用できるようです。

交換可能なチムニー

チムニーは初期状態では5mm径の物が取り付けられていますが、付属の7mm径の物と交換することができます。

チャンバー

チャンバーはやや角張ったドーム型。
上面はチムニーに向けて緩やかにテーパーがかかっています。

デッキ

デッキも交換可能になっており、パーツとして独立しています。
ボトムパーツを外すと中でOリング固定になっており、そのまま引き抜けます。

初期状態で装着されているのはL字型の形状をしたシングルコイルデッキ。

サイドエアフローをそのまま両側からコイルに当てるのではなく、
片面はサイドとボトムに分岐させて3方向からエアーを当てる構造になっています。

デッキの向きを合わせる必要がある為、切り欠きと突起を合わせて装着します。

デッキはこれの他に、メッシュデッキ、ポストレスデッキ(アドバンスドキットに付属)、ベロシティデッキ(別売)と選択が可能です。

もし、Aromamizer Plus V2 RDTAとデッキの規格が一緒なら使い回せるんだけどなぁ…と思ったけど、サイズが異なるので流用不可でした。

ビルドしてみる

初期装着のシングルコイルデッキは、ビルドが非常に容易です。

コイルを差し込んでネジを締めたら、後ろから余ったワイヤーをカットするだけ。

こういうタイプのデッキって楽なんですよね。

位置は、サイドフローとボトムフローのちょうど中間くらいでいいと思います。

ほぼほぼRTAですが、RDTAということで一旦下に貯めたリキッドを吸い上げるため、ウイックは少々長めになります。

デッキの下から少し顔を出すくらいに調整します。

詰めすぎると若干供給不足になる感じがあったので、3mm径コイルでも少し漉いて緩めに差し込んだ方がよさそうです。

Flat60 24g単線

見るからに爆煙アトマイザーではあるのですが、まずは一度単線で試してみるかってことで、

FlatwireのFlat60 24ga 3mm7巻の0.52Ω
単線でもこれならパワフルかなと。

TROYのYellow Submarineを吸ってみます。
バナナ、イチゴ、ミルクのフレーバー

初回、ジュースコントロールを締めた状態で満タンまでリキッドを補充して、ジュースコントロールを開放するとここまでタンク内のリキッドが落ちます。
その分をボトム側のデッキ下に保持しているということですね。

予想通り爆煙向きのアトマイザーではあるのですが、エアフローコントロールの精度が高く、1列の状態で絞っていくと結構ドローが重くなります。
Aromamizer Plus V2 RDTAでもそうだったので、これも行けるかな、と思っていました。

5mm径の細めのチムニーと相まって、このくらいのシングルビルドでも問題なく運用可能ですね。

MOST FLAVOURFUL RDTAを自称するだけあって、なかなかジューシー。

ただ、初回ビルドはチェーンするとちょっとイガりがちなのが気になりました。
上のういっキングのところでも書きましたが、しっかり目に詰めるとちょっと供給が怪しいです。

クラプトンコイル使用

低抵抗なクラプトンも試してみました。

Ni80のFused Clapton 28gax4+38ga 3mm径5巻で0.25Ωの物

こちらは本領発揮といった感じですね。
50w、AFC全開でモクモクいけます。

味の出方としてもこちらのほうが好みかな。
特に混合フレーバーのリキッドということもありますが、クラプトン特有のシルキーなミストで、味がジワーッと広がる感じで美味しいです。

まとめ

使用感としては、Aromamizer Plus V2 RDTAとほぼ同じ。
デザインも同じですし、ホント径を縮めただけと言った感じです。

とにかくいろいろ変えられる、いろいろ弄れる、用途の広めなアトマイザーだと思います。

気になった点は、Plus V2よりちょっとイガりやすいかなぁ。
特別ジュースホールが狭いという感じはないのですが、ちょっとだけ気を使いました。

漏れに関しては、サイドフローなので特別問題になることはないと思います。

ただ、これはPlus V2で起こったことで、これそのものではまだ発生していないのですが、
長時間置いておくと、Mod側のスレッドの台座部分がしっとりしていることはありました。

多分ここからわずかに染みているのかなぁと。
内側にOリングが入っているのですが、これがヘタると染みてくるのかな。

同じ構造なので、これもいずれ起こるかもしれません。
気になるほどの量が漏れるわけではないのですが。

若干気になる点はあるものの、用途も割と広いし、総じてよいアトマイザーかな、とは思います。

特に、デザインはかなり好き。

Sourcemoreさんではログイン後価格で$27.35
送料はシンガポールポストで$5.40

未ログインのまま購入する場合は、クーポンコード「SUPE」で$27.99になるそうです。

ただし、ステータスが「Pre-Order」になっているので、急ぎの方はご注意を。
オファーのあった昨年末の時点では在庫ありだったんですけどね…。