ピコラス2022スターターキット レビュー|Pico+Nautilus3、Modデビューにも最適な超王道スターター

ピコラス2022スターターキット レビュー|Pico+Nautilus3、Modデビューにも最適な超王道スターター

ベプログショップさんのオリジナルセット、ピコラス2022スターターキットのレビューです。

人気のロングセラーMod iStick Picoに定番のアトマイザーとリキッド、バッテリー、プルームカプセルにも対応可能なマルチドリップチップがセットになっており、これだけですぐに使い始められるセットです。

Modデビュー向けとして昔からあるセットなのですが、時代の移り変わりに応じてModやアトマイザーが変更され続けており、
今回のピコラス2022は、最新基板でリニューアルされた初代iStick Picoと、Aspireの人気クリアロマイザーNautilus3という鉄板構成のセットになっています。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

セット内容

 

  • Eleaf iStick Pico(新基板バージョン)
  • Aspire Nautilus 3

  • リキッド(60ml)※3種類の中から1本選択
  • たばこカプセル対応マルチドリップチップ
  • 18650バッテリー1本
  • オリジナルポーチ
  • ユニコーンボトル

Eleaf iStick Pico(新基板バージョン)

iStick Picoは、恐らく日本で一番知られているVAPE Modだと思います。

発売はもう何年も前となる古いモデルなのですが、次々と新製品が発売される中で未だに売れ続けているロングセラーモデルです。
5年ほど前に私が本格的にVAPEにのめり込んだ頃には既に定番Modの位置に居て、初Modとして購入を迷ったほど。

Modの性能もかなり向上した今となっては流石に古くなってきていましたが、
昨年頃、外観はそのままに内部チップを最新化してUSB Type-Cに対応したモデルにバージョンアップしました。

EleafさんからはPicoの後継となるモデルがいくつか出ていたのですが(Pico2Pico Plusなど)、結局初代Picoがそのまま売れ続けているので、もう初代Picoをリニューアルしちゃった感じなのかな。

サイズのコンパクトさ、デザインのシンプルさ、かわいさ、カスタマイズ性の高さなどから、多くのユーザーに愛され続けているModです。

パッケージ内容

  • iStick Pico(ブラック)本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルには簡易ながら日本語での表記もあります。

外観・特徴

発売から何年も経過した現在においても、18650バッテリーを使用するModとしてはまだ最小クラスと言えるほど、非常にコンパクトなModです。

バッテリーを本体から飛び出した形にすることで全高を抑え、コンパクトさを増しています。

デザインはシンプルなオーバル形状なので、フォルムがかわいらしいのでそのまま使ってもいいですし、ケースやシールでデコったりして使われているユーザーさんも多いですね。

手持ちの旧型Picoと並べてみましたが、サイズやデザインは完全に同一。
外観上の違いは、USBポートがMicroUSB→Type-Cに変わっているだけでした。

上から、ファイアボタン、液晶画面、USB Type-Cポート。

高さが抑えられている為、+/−の操作ボタンは底面に付いています。

また、底面には万一のバッテリートラブル時にガスを逃がす役割をするベントホールも開けられています。

上面の510スレッド、コンタクトピンはスプリング式になっており、色々なアトマイザーのピンの長さの違いを吸収できるようになっています。

上部はバッテリーキャップが出っ張っており、24mm以上の太いアトマイザーを装着しようとするとこのキャップが干渉します。

Picoの唯一の弱点というか、装着できるアトマイザーは基本的に22mmまで(一部23mmも可)となります。

スペック

サイズ 70.5mm x 45mm x 23mm
重量 90g
バッテリー 18650×1本(別売)
動作モード VWモード
Bypassモード
温度管理モード(Ni/Ti/SS/TCR)
出力ワット数 最大75w
対応抵抗値 0.1Ω~3.5Ω(VW)
0.01Ω~1.5Ω(TC)
充電 USB Type-C 5V/2A
保護機能 過充電保護
過放電保護
過電流保護
自動カットオフ
短絡(ショート)保護
バッテリー逆挿し保護

操作方法

恐らく、内蔵チップはPico Plusと同じだと思います。
新しくなり、レスポンスは向上していますが、インターフェースや操作感は初代Picoに合わせてあります。

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

モード切り替え

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとモード切替メニューが表示されます。
UP/DOWNで変更、ファイアボタンで決定。

  • Wattage: スタンダードなVW(可変ワッテージ)モードです
  • Bypass: メカニカルModのようにバッテリーの出力をそのままコイルに伝えるモードです。
  • Temp(Ni/Ti/SS): Ni200/Ti/SS316のコイルに対応した温度管理モードです。
  • Temp(M1/M2/M3): TCR値を自分で設定する温度管理モードです。

温度管理モード中にファイアボタンを4クリックすると、動作ワッテージを調整できます。

操作ロック

電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しすると操作ロックを切り替えます。
ロック中はUP/DOWNボタンの操作が効かなくなります。(ファイアボタンを押して吸うことはできます。)

ステルスモード

電源ON中にファイアボタンとDOWNボタンを同士に長押しするとステルスモードのON/OFFを切り替えます。
使用中の液晶画面を非表示にするモードです。
(設定中は、ファイアボタンを軽く押すと画面が表示されます)

DRY-PROOFモード

電源ON中にファイアボタンとUPボタンを同時に長押しすると、DRY-PROOFモードのON/OFFを切り替えます。

コイルの乾き具合を検知して空焚きによるドライヒットを防ぐモードなのですが、Eleaf純正のEC-Aコイル以外では動作を保証されていません。
(今回のセットのNautilusコイルでは動作しません)

Aspire Nautilus 3

コイル交換式の、所謂クリアロマイザーと呼ばれるタイプのアトマイザーです。

Nautilusシリーズも往年の名アトマイザーシリーズですね、
前のNautilus2が出たのが4〜5年前なのですが、3は昨年だったかな?

2は私も昔使っていましたが、コイル交換式ながら非常に高パフォーマンスなアトマイザーでした。

Nautilusシリーズで使用されるコイルは昔からずっと共通規格なのですが、こちらも高い人気が続いているロングセラーなコイルで、他社のアトマイザーでも対応している物が多いマルチユースなコイルです。

共通規格が故にコイルの入手性も高いですし、使用の幅も広いので、多めにストックしても腐りにくいコイルですね。
普段RBAを主に使用する私もNautilusコイルだけは相当数ストックしていたりします。

パッケージ内容

  • Nautilus3本体
  • 510ドリップチップx2 (1つは本体装着済)
  • 予備ガラスタンク
  • Nautilus メッシュ コイル 1.0Ω
  • Nautilus メッシュコイル 0.3Ω
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルは英語とフランス語で書かれており、日本語の記述はありません。
ですがアトマイザーではそれほど困ることはないかと思います。

外観・特徴

Nautilusという名は、恐らく原子力潜水艦ノーチラス号から取られた物だと思うのですが、前作まではそれに合わせて、潜水服のマスクのようなデザインになっていました。

今回の3は至ってスタンダードなデザインになっています。

ドリップチップは510規格になっており、汎用の510ドリップチップと交換することも可能です。

トップキャップはスライド式になっています。
赤矢印の部分をまっすぐ押し込むとキャップがスライドし、そこからリキッドの補充ができます。

スクリュー式と比べて閉める際の与圧が発生しないので、リキッド漏れを起こしにくい方式です。

エアフローはボトムエアフローになっています。

7段階の大きさのエアホールが開いており、コントロールリングを回して穴を合わせることによって、ドローの重さを調整できます。

ボトムパーツを逆ネジで外すと、コイルにアクセスできます。

タンク部分とは空間が分かれているので、タンク部分を逆さに置くようにすればリキッドが残った状態でもコイル交換を行うことができます。

逆さにして、この穴(赤矢印)に届かない量であればこぼれません。

コイルはボトムパーツにOリングで固定されているので、まっすぐ引き抜くだけで取り外せます。

付属コイルはNautilus Meshコイルの0.3Ω(推奨23-28w)と1.0Ω(推奨13-15w)

その他、所謂”Nautilusコイル”として売られている物とは一通り互換があるので、古い物から新しい物まで選択肢は広いです。

スペック

サイズ 22mm x 53.5mm
リキッド容量 3ml
ドリップチップ 510規格
スレッド 510スレッド
リキッドチャージ トップフィル
コイル Nautilusコイル

吸ってみる

セットの3種のリキッドの中から、エンパイアブリュー/タバコを付けて頂いたので、それを吸ってみます。

Nautilusコイルはこれまで散々吸っているのですが、メッシュの0.3Ωは初見なので、そちらを使用。

必要な物はひと揃い入っているセットなので、アトマイザーとバッテリーをセットしてリキッドを入れたらすぐに使い始められます。

注意

こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。

0.3Ωコイルの推奨ワッテージは23〜28wなので、VWモード(初期状態)で23wから吸ってみて、好みに合わせてあげてゆく形でよいと思います。

個人的にNautilusコイルは0.7Ωをよく使用しており、他は1.0Ωや1.8Ωだったので、どちらかと言うと低出力向けのコイルというイメージだったのですが、0.3Ωはなかなかのハイパワーでちょっと新鮮。
推奨ワッテージもやや低めに設定されており、ガッツリ爆煙、という程ではないのですが、しっかりとしたミスト量で味もしっかり出ています。

コイルの幅に合わせてエアフローは調整幅が広く、全開(一番大きな穴)だと軽めのDL(直肺吸い)向け、一番小さい穴だとかなり重めのMTL(タバコ吸い)向け。

この0.3Ωコイルだと最大穴から2〜3個くらいがしっくり来る感じです。
逆に1.0Ωコイルを使用する際は最小穴から数個分くらいがしっくり来ると思います。
特にタバコからの移行直後などは、ドローが軽いと違和感を感じやすいので、1.0Ωを使用して小さめの穴でタバコ吸いする方が違和感は少ないかと思います。

リキッドに関しても少しだけ、
以前同メーカーのTobacco Vanillaはレビューしたことがあるのですが、そちらからバニラを抜いた感じ?
灰タバコ系のタバコ臭さはあまりなく、葉巻のようなタバコ葉の香りがメインです。
尖った感じはないですが、その分吸いやすく、風味や後味は非常に良いです。

甘さは控えめな方かと思いますが、それでも多少の甘みは感じます。
“VAPEのタバコ系”に慣れている方には良いですが、紙タバコからの移行でいきなり吸うと「あれ?」となるかもしれませんね。

まとめ

iStick PicoにNautilus3と来れば、間違いのない王道のセットです。
恐らくこの組み合わせは、入門にはこれ以上ないくらい最適じゃないかと思います。

Nautilus3は、私も普段「VAPE始めたい」という方にオススメしているアトマイザーだったりします。

もちろん他にも良いアトマイザーは沢山あるのですが、Nautilusコイルの安定性、入手性、汎用性が非常に高いんですよね。
多くのアトマイザーはモデルや世代ごとの専用コイルになっている事が多く、なかなか売っていなかったり、終売になっちゃったりするリスクがあるのですが、
Nautilusコイルなら、VAPEを扱っている所なら大抵ありますしロングセラーコイルで急な終売の心配も少ないですし、
また、他のAspire製品や他社機種(メジャーなところだとdotAIOとかCthilhuAIOとか)でもNautilusコイルが使用できたりして、用途の幅が広いのも強みです。

Picoは、いつの間にか新基板バージョンに変わっていましたね。

特にアナウンスとかなかったんですよ。
初代Picoはもう流石に古くなってきたけど、Pico2やPico Plusなど後継が出ているもののなかなか当たってない感じだなーなんて思っていたら、
「最近買った初代PicoがType-Cになってる?」という噂に始まり、あれ?これ基板新しくなってる?と。

それだけ、初代Picoの人気が色褪せないって事でしょうね。

新基板でレスポンスが向上した他、Type-Cの2A充電対応になって、充電も早くなっています。
弱点は24mm以上のアトマイザーが乗らない事のみ。

色々付属するので、既に色々持っている既存ユーザーには若干魅力減かもしれませんが、
例えばPodなどを使用していて、そろそろ本格的なModも使ってみたい、とか、
必要な物がひと揃い揃っているので、初めてのVAPEとしてもアリかもしれません。