OXVA Velocity LEのレビューです。
LEは、Limited Editionの略だそうで、以前レビューしたVelocityの限定版に当たるようです。
限定版という位置づけということもあり、スペックなどはそのまま、デザイン変更&リパッケージといった感じですね。
Pod Modではあるのですが、かなりカッチリと固定される510スレッドアダプターも付属しており、スリムな21700テクニカルModとしても使用できる、
というかむしろ逆に”小型の21700Modだけど、Pod Modとしても使える”と言ってもいいくらいModとしての使用感が高いです。
以前レビューしたVelocityはしばらく普通にModとして使っていましたし、個人的にはなかなか利便性の高いデバイスだと思っています。
この製品はOXVAさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
白ベースのパッケージ、
どっちでも使えるよって感じに、Mod状態とPod状態の両方の写真が載せてあります。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードをスクラッチの下のコードを、公式サイトのフッターにある”Verify Products”の所に入力すると、コピー品でないかのチェックができます。
パッケージ内容
- Verocity LE 本体
- Unipro Podカートリッジ(本体装着済)
- 18650バッテリーアダプター(本体内)
- 510スレッドアダプター
- USB Type-Cケーブル
- Unipro 0.15Ωコイル(Pod装着済)
- Unipro 0.3Ωコイル
- ユーザーマニュアル
無印Velocityの時と比べて付属品がシンプルになっています。
510アダプターを外す為の工具とか、旧タイプのUni Coilに対応したPodなどが無くなっていますね、
冗長と思われる付属品を廃してリパッケージしたのだと思います。
ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
外観
21700バッテリー対応なので、Pod Modとしてはやや大きめですが、
逆に21700対応Modとしてはスリムな方だと思います。
無印Velocityを出してきて比べてみましたが、側面パネルデザイン以外は同一だと思います。
プリントではありますが、綺麗なパネルです。
カラーバリエーションは4色
前面上から、ファイアボタン、液晶画面、+/−ボタン、USB Type-Cポート。
液晶画面はカラー液晶になっています。
底面はバッテリーカバーになっています。
スライドして跳ね上げるタイプ。
初期状態ではPodカートリッジが取り付けられています。
マグネット固定でパチッと留まっています。
Podの代わりに510スレッドアダプターを取り付けると21700テクニカルModに早変わり。
このように、好きなアトマイザーを乗せて使用できます。
510アダプターはマグネット+ツメで固定されるようになっており、かなりしっかり取り付けられます。
こういう2in1タイプのPod Modって、510アダプターはオマケ的な扱いで、マグネットのみの固定でグラグラしたりしていることが多いのですが、これはガッチリ固定されており、完全にModの使用感になります。
その分、アダプターの取り外しが固く、取り外しには若干苦労するのですが、
アトマイザーをねじ込んだ状態で引っ張れば案外容易に取り外すことができま。
これだけしっかり固定されているのは、Mod使用時のグラグラや落下を防ぐだけでなく、
RDAでキャップを外してドリップする際の快適さも考えて、という事らしいです。
キャッチフレーズは“The Smallest 21700 Box Mod”とあるので、
無印のレビューの時に、手持ちの小さめな21700Modと並べてちょっとイジワルした写真。
まぁでも、スリムだし充分コンパクトな方だとは思います。
Unipro Podカートリッジ
無印の時はUnipro対応PodとUnicoil対応Podの2つが付属していましたが、LEはUnipro対応Podのみの付属となります。
Unicoilは同社の以前の規格で、旧コイルを使用しているユーザーの為に付属させていたそうですが、コストダウンのためか今回は別売りでの対応となったみたいですね。
ぱっと見小さく見えるのですが、リキッド容量は5mlとなかなか大きいです。
素材はPCTGなので、メンソール耐性あり。
ドリップチップは510規格の物が使用されており、汎用品と交換して使用することも可能です。
リキッドチャージはトップフィルになっています。
本体に装着したままで補充することができます。
ボトム側、コイルの底面にエアフローコントロールが付いています。
リングを回すことでドローの重さを無段階調整できます。
コイルはOリング固定となっており、下からまっすぐ抜き差しするだけで脱着できます。
コイルとエアフローリングは別のパーツになっており、コイル交換の際、エアフローリングは使いまわします、一緒に捨ててしまわないよう注意。
付属コイルはUniproコイルの0.15Ωと0.3Ωの2つ。
Uniproコイルはこの2種の他、RBAコイルもラインナップされています。
また、別売りのUnicoil対応Podを使用すれば、旧タイプのUnicoilも使用することができます。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 119 x 35 x 27mm |
重量 | 147g |
リキッド容量 | 5ml |
対応コイル | Unipro 0.15Ωメッシュコイル Unipro 0.3Ωメッシュコイル Unipro RBAコイル(※別売) |
バッテリー | 21700 / 20700 / 18650×1本(※別売) |
スイッチ | マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | SMARTモード(自動出力調整補助付きのVWモード) Powerモード (VWモード) Voltモード (VVモード) |
出力ワッテージ | 5~100w |
出力電圧 | 0.5V〜8.0V |
対応抵抗値 | 0.1〜2.5Ω |
充電 | USB Type-C 5V/2.5A |
保護機能 | 自動カットオフ(10秒) 短絡(ショート)保護 低電圧保護 オーバーヒート保護 過放電保護 過充電保護 バッテリー逆刺し保護 高出力保護 |
バッテリー
21700/20700/18650の3種類のバッテリーに対応しています。(別売)
21700と20700はそのままセット可能、18650は付属のアダプターを噛ませてセットします。
手元のAVB 21700を入れてみたら、バッテリーキャップが閉められない問題が。
AVBってちょっと長いんですよね。
※他のAVB入れたら閉まりました、たまたまか、個体差か
サムスンの30Tは問題なく使えました。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
無印でv1.21だったファームウェアバージョンがv1.22に上がっていました。
モードメニュー
電源ON中にファイアボタン3クリックでメニューが表示されます。
- SMART:コイルに合わせた自動出力調整補助付きのVWモード
- POWER:通常のVW(可変ワッテージ)モード
- VOLT:VV(可変電圧)モード
- COLOR:液晶カラー変更
動作モードは3つ
SMARTモードは、コイルの抵抗値を読んで自動で最適な出力にプリセットする他、出力上限も安全な範囲に制限するモードです。
その他
電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しすると操作ロックのON/OFFを切り替えます。
電源ON中にファイアボタンとDOWNボタンを長押しするとパフカウンターをクリアします。
吸ってみる
本体スペックもコイルも前と同じだなぁ、と思いましたが、
結構間が空いているし、折角だからPodを吸ってみます。
久々にHiLIQさんのGreat Spiritを入れてみました。
リキッド注入口のシリコンキャップがあまり開かないので入れにくそうに思いますが、ノズルがしっかり刺さるので案外入れやすいです。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
SMARTモードで0.15Ωコイルを装着したら自動で60wにセットされたので、そのまま使用します。
以前のレビューを読み返しながら吸っていたのですが、当然ながら感想はそのまま。
相変わらずレスポンスが良いですね、電源操作などの連打でもシュッシュッっと音が出るほどです。
味も、メッシュの低抵抗爆煙コイルという事で、シルキーで濃厚。
前回はフルーツ系、今回は甘めのタバコ系とリキッドは異なりますが、今回のリキッドも相性的にも合っていると感じるし、相変わらずパフォーマンスはよいです。
エアフローは爆煙向きで基本スカスカです、AFCを絞っていっても抵抗感がやや増すくらいで、全体的にDL向けの軽いエアフローです。
まとめ
Pod Modがメインで、510アダプターも付けられる、というタイプのデバイスは結構多いのですが、
これは、Modとしての使用感の良さがまずあって、更にPodとしても使用可能、というデバイスだと思っています。
510アダプターがかなりガッチリと固定されるので、普通にスリムな21700Modとして使うのに全く違和感が無いんですよね。
ちょうど使えるアトマイザーがない時はPodとしても使えるよ、くらいの感覚です。
実際、前の無印Velocityはレビューのあと、いくつかコイルを消費した後は数ヶ月くらいModとして使用していました。
シンプル形状のスリムな21700Modなので普段遣いするのになかなか良いんですよね。
そんな感じで、割と使い勝手の良いデバイスだと思っているのですが、前の無印も国内には入ってきていないっぽいんですよね。
まだOXVAさんがあまり日本で名が売れていない頃だったというのもあるかもしれませんが。
今はXlimやOrigin miniなどが入ってきているので、これも入ってくるといいなぁと思います。
海外をちょっと見てみると、Sourcemoreさんで$49.9(ログイン後の価格で$31.7)
Healthcabinさんも$49.9(ログイン後の価格で$40.43)
こちらはまだプレオーダー状態です。
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