Aleader Rocket RDAのレビューです。
Aleaderというとレジンというイメージ。
レジンなどを用いたちょっと派手目なデバイスや、他社デバイスのOEMアクセサリー、ドリップチップなどを出しているメーカーです。
変わったところでは、外付けのスコンクボトルなんかも出していましたね。
このRocket RDAもその例に漏れず、キャップにレジンパーツを配したデザインとなっております。
構造を見てみたら「あれ?これW○spじゃね?」となりました。
デッキ形状やら、サイドのエアホールやら、ホントそっくり。
価格的にもあちらと同等で、国内価格で1,980円と言う低価格。
24mmになって、レジンを纏ったWa○pという感じかな。
径が上がってる分デッキも若干広そうだし、価格も安いので、新たなビルド入門デバイスになりうるのではないか、ということでレビューさせて頂くことにしました。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
什器に吊せるようになっているパッケージです。
若干安っぽい感じを受けますが、実際お安いですしね。
背面にはパッケージ内容の記載の他、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチの下のコードを、公式サイトのフッターにあるSECURITY VERIFICATIONの部分に入力すると、コピー品でないかどうかのチェックができます。
パッケージ内容
- Rocket RDA本体
- ユーザーマニュアル
- 六角レンチ(コンタクトピン用)
- 六角ドライバー(ビルド用)
- 予備Oリング
- 予備イモネジ
- BFピンx2本
ユーザーマニュアルはカラー印刷で、英語で記載されています。
スコンカーに対応させるためのBFピンが2本。
ミスか?と思ったら元々2本付属するみたいですね。
外観
金属キャップの外側にレジンの外装、そしてドリップチップもレジン。
なかなかカラフルなアトマイザーです。
カラーはレッドなのですが、青の比率が結構高いなぁ、
写真だともう少し落ち着いて見えたのですが、この辺は個体差ですね。
1個1個柄が異なるのもレジンの特徴です。
個人的な好みとしては、このカラー比率なら赤/青でなく赤/黒だともっとかっこ良かったかもですね。
エアフローはサイドエアフローで、キャップを回して無段階調整が可能。
全閉出来なかったWas○と異なり、こちらは全閉出来るのが特徴か。
ただ、全閉でもそれなりに吸える位にはエアーが通ります。
底面、ロゴなどのエングレーピングがあります。
これを見ると分かるのですが、キャップ部分が結構分厚いんですよね。
恐らくレジンにあまり熱を伝えないために分厚くしているのだと思いますが、22mmクラスのデッキに分厚いキャップを被せて24mmになっている感じ。
ポジティブピンはしっかり出っ張っています。
フィッティング
24mmなのでピコンカーには収まりません。
一応試してみた感じ、ホントギリギリなんですよね。
詳細
メーカー公式
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 20mm |
素材 | ステンレス+レジン |
スレッド | 510規格 |
ドリップチップ | 510規格 |
コイル | シングルコイルRBA |
BF対応 | BFピン付属 |
エアフロー | サイドエアフロー |
構造
キャップ自体にエアフローコントロールの機能を持つ、シンプルな3ピース構造のRDAです。
ドリップチップ
レジン製の510ドリップチップが付いています。
先端に向けてテーパーがかかった山型で、逆にボアは先端に向けて逆テーパーで少しだけ広がっています。
キャップ
やはり肉厚なキャップ。
上面はドーム状になっていますが、吸い口周りはやや平らになっていますね。
デッキ
見れば見るほど、似ている。
シンプルなシングルデッキです。
サイドエアフローがポストの中を通ってデッキ内部に吹き付けます。
やはり似ている。
コイルが少し低い位置に入る為デッキ左右に切り欠きがあり、ジュースウェルは浅く見えます。
リキッドの保持量はちょっと少ないかな?
ただサイドエアフローなので、キャップが閉まっていれば多少多めに保持させても平気かなと。
ちょっと気になったのはここ。
コイル足を固定する部分の切り欠きが少し大きく取られており、細めのワイヤーだと足がこちらに逃げそうです。
あまりにも似ているので並べてパシャリ。
色々試用中だったのでちょっと汚れているのはご愛敬。
比べてみると、コイルを置く部分の幅はちょっと広いですね。
デッキのサイズは実質22mmクラスなのでほぼ同じですが、ポストの幅を抑えて広くしている感じ。
ちょっと大きめのコイルまで置けそう。
コイル位置は少し低めで全体的に高さが抑えられています。
その分ジュースウェルが若干犠牲になっている感じ。
ビルドしてみる
この形状のデッキはビルドは楽です。
置いて締めるだけ。
コイルの位置的に、下向きでセットするとスムーズです。
ですが、ああ、やはり単線だと逃げますね。
単線で組む場合は位置を合わせて押さえながらネジを回す感じになります。
カンタル24ga 単線ビルド
カンタル24ga 3mm7巻で0.64Ω
普段わすぷで組んで試飲とかに使用している設定に合わせてみました。
あちらと同じく、コイルの下半分がエアホールから見えるくらいの高さにします。
下向きにセットするとちょうどいい位置に来ますね。
ベースのポジティブピンの部分が少し出っ張っているので、隙間が結構ギリギリになります。
接触に注意。
ウイックもあちらと同様、少しデッキからはみ出る位の長さでカットして、先端を差し込むだけでOKです。
保持力がやや不安なので、ちょっとだけ長めにして切り欠き部分をコットンで塞ぐようにしてみました。
先日ショップで買ってきたリキッドを新たに開封。
Classic PotionのCheezy Strawberryを吸ってみます。
ワッテージは23w、エアフローは半開
味はしっかり出てますね。
こう言ってはなんですが、Was○とほぼ同等かな。
両者で吸い比べてみましたが、若干甘みが強調されるかな?くらいの感覚。
なかなか楽しめる感じです。
カンタル26ga 単線ビルド
折角エアフローを全閉に出来るので、ちょっと高抵抗気味にしてみます。
カンタル26ga 3mm7巻 0.99Ω
前回といい、狙った数値より0.01低くなるな……w
エアフローは全閉で吸ってみます。
全閉でも、MTLアトマイザーの半開くらいの重さで吸える感じですね。
MTL吸いは可能な重さです。
このアトマイザーはこちらの方が美味いかもしれない。
DLよりも味が濃いめに出てきますね。
美味しいです。
クラプトンシングルビルド
逆にちょっと抵抗値を下げて、爆煙気味にしてみます。
パラレルにしようかと思ったけど、あの逃げやすいポストで組むのが大変そうだったので、Demon KillerのAlienワイヤーを使用。
流石にこれだけ太いワイヤーだと固定も楽々。
3mm4巻で0.42Ωです。
エアフローは全開。
流石にミスト量は増えますね、もう少しボアの広いドリップチップで吸いたくなる。
ですが、これもイケますね。
きめ細かいミストにしっかり味が乗っている感じ。
ビルドの幅はかなり広そうです。
まとめ
非常にシンプルなRDAです。
ビルドも簡単ですし、味もしっかり出ます。
度々比較対象としてあのRDAが出てきましたが、自分、あのRDAを結構溺愛してるんですよね。
これも同じ感じで使用できますし、価格も安いので、ビルドデビューやビルド練習用、リキッド試飲用などに活躍しそうです。
ちょっと引っかかったのは、ワイヤー固定部分の逃げやすさですかね。
折角ビルドが楽なRDAなのに、固定で一手間かかるのはちょっとマイナス。
あとは、キャップが分厚くて24mmになっているのも少し惜しい気がしますが、これはキャップのレジンのデザインの為なので仕方ないかな。
1,980円と価格は非常に安くて性能もしっかりなので、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
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