GAS MODS KREE RTAの購入品レビューです。
ダメです、この見た目めちゃめちゃツボ。
このガラスタンクから、ローレット加工、堪らないです。
フレキチさんのツイートの写真でホントに「ビビッ」と来てしまい、ひと目見た時から「うわああこれ欲しいぃ!」って思っていました。
そして気づいたらいつの間にか買ってた。
もうね、これならいっそのこと美味しくなくてもいいし、ビルドが面倒でもいい、
いやできれば美味しい方が嬉しいけど。
GAS MODSさんってこういう無骨系のデザインが凄くいいですよね。
コンパクトでシンプルデザインで優秀でお手頃価格なのでなんだかんだで結構買い揃えてます。
このKREEも、蓋を開けてみたら、ビルドも楽でパフォーマンスもよく、普通に良アトマイザーでした。
ガラスタンクを割らないかは未だにドキドキしちゃいますが、とにかくこの見た目、凄くいいですね。
買ったのはまだ比較的最近で、
まだ他の購入品やレビュー品がそれなりに貯まっているのでかなり順番飛ばしになっちゃいますが、自分の中で今これが熱いので先に書いちゃいます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
コンパクトな箱です。
箱の側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
スクラッチを削った下にあるコードを、公式サイトの下にあるSecurity Verificationのフォームに入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージ内容
- KREE RTA本体
- PC製チューブ&チムニーエクステンション
- POM製ドリップチップ
- 510ドリップチップアダプター
- ビルド用ドライバー
- 交換用エアフローパーツ
- 予備Oリング、予備ネジ
- 予備ポジティブピン(リキッドもれ対応品)
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
非常に特徴的な外観。
ガラスで作られた曲面がとても綺麗なRTAです。
ボトム部分のローレットとの対比が、個人的に非常に気に入っています。
タンクからトップまで透明のガラス製で、ドリップチップもクリアな物が付いています。
リキッドの色に寄っては凄く映えそうですね。
ボトムエアフローで、固定の穴が1つ開いています。
エアフロー調整はデッキ側のパーツ交換にて行う仕様になっています。
底面もシンプル。
ポジティブピンは結構出っ張っています。
但し、標準装着のポジティブピンはリキッド漏れの問題があるようです。
付属品として付いているピンが対策品だそうで、漏れが起こる場合はそちらに交換を。
最初「なんでポジピンの予備が付いているんだろう?」と不思議に思っていたのですが、そういうことだったんですね。
組み立ててしまった後で問題が発覚して、付属品として付けた感じでしょうか。
ドリップチップはトップキャップを兼ねた専用品ですが、510アダプターに変更すると、汎用の510ドリップチップが使用できます。
510アダプターにもローレット加工が施されており、この状態の見た目が個人的にも一番好き。
POM製タンクに換装すると、リキッド容量が2ml→3.5mlになります。
普通な感じになるけど、シンプルだしこれも嫌いじゃない。
長さが上がるので、チムニーにエクステンションパーツを取り付ける必要があります。
フィッティング
詳細
メーカー公式
スペック
直径 | 22mm |
高さ | 40mm(コンタクト、ドリップチップ含) |
素材 | SS |
リキッド容量 | 2ml / 3.5ml(POMタンク) |
ドリップチップ | 独自規格(510アダプター付属) |
コイル | シングルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
構造
分解してみました。
ガラスタンクは、チャンバーとドリップチップで挟むように取り付けられています。
この状態のまま外すのは困難なので、リキッドが残っている際はデッキへのアクセスは出来ないと思ったほうが良いでしょう。
ドリップチップ
ドリップチップは、クリアの物と黒い物の2種が付属。
クリアがワイドボアのDL向け、黒はMTL向けですかね。
トップキャップを兼ねており、内側にネジが切ってあります。
リキッドチャージは、ドリップチップを外してここから行います。
チャンバー
チャンバーはドーム型というより、まっすぐテーパーがかかっている感じ。
上下はかなり幅が抑えられていそう。
デッキ
デッキ自体はよく見かけるタイプの形状ですね。
上からネジで押さえるタイプ。
ネジは大きめのマイナスネジです。
個人的に非常に嬉しい。
ネジの横にはワイヤーが逃げにくいようにガイドが立っており、ワイヤー足を逃がすための切り欠きも設けてあるので、ビルドはやりやすい方かと思います。
ただ、ネジ頭とガイドの間に少し隙間があるので、細いワイヤーは若干逃げやすいかもですね。
デッキ中央、ボトムエアフローの部分には交換式のエアフローパーツが埋め込まれており、これを交換してドローの重さを調整します。
標準で取り付けられている2mmの他に付属品として5種類付属しており、
0.8mm/1.0mm/1.2mm/1.5mm/2.0mm/2.5mm
の6段階から選択出来ます。
ビルドしてみる
細いワイヤーの場合、このように足の先をガイドに切り欠きに入れて、軽く引っ張りながらネジを締めると足が逃げずに締められると思います。
カットはガイドの外でもいいですし、ネジの根本でも。
自分はネジの根本から切る派です。
MTLビルド
まずは、最小の0.8mmのパーツを取り付けて、MTL向きにビルドしてみます。
Ni80 28ga 2.5mm 7巻 1.1Ω
ウイックはこんな感じで。
2.5mmだと、ジュースホールの大きさに対して若干量が不安かな?
I4U.さんのCassis Oolongを吸ってみます。かしうろ。
MTLからDLまで対応と謳っているだけあって、なかなかいい感じ。
味はじわぁ〜って出る感じですね。
香料の味が順番に口に入ってくる感覚。
ただ、ドローはMTL向きではあるものの、期待したほど重くはなかったかな。
チャンバー内はそんなに広くはないとは思うのですが、若干隙間を感じるかも。
時々「ん?」ってなる。
美味しいんですけどね。
自分のストライクゾーンギリギリって感じ。
DLビルド
エアフローパーツを最大の2.5mmに変えてみました。
Vandy VapeのMTLクラプトンのSSを使用して、2.5mm5巻で0.6Ω。
エアフローが最大パーツだったので少し低めにしてみました。
エアフローはかなり軽くなりました。
スカスカではないけど、引っかかる感じや抵抗感もない、DL向きのスムースでストレートなドローです。
個人的にはこちらの環境の方が好みですね。
リキッドの甘みや複雑な味わいがしっかり感じられる気がします。
やはりちょっとミストの密度を上げてやったほうが良いのかもしれない。
恐らく常用はもう少しエアフローを小さくして(1.5mmか2.0mmあたり)、
同じVandyのNi80で0.7Ωくらいにするんじゃないかな、と思います。
(Ni80切らしてたんです…)
まとめ
まずはとにかく見た目ですね。
凄く特徴的だし、綺麗。
まさに一目惚れって感じでした。
既に持っている人も多く、評判も上々なようですが、
実際ビルド幅は広いので色々遊べますし、味も良いと思います。
激ウマ!という程ではないけど、懐が深い感じというか。
ビルドもそれほど苦労はしないかと思います。
あ、ポジピンは対策品に交換しましょうね。
見た目が好きなので所有欲も満たされているし、DLビルドで吸っていますが味に関しても文句なしで、かなり気に入りました。
あとは…割らないように注意しなきゃ…。
価格調査(20200129現在)
今回は、高ぶる衝動のままにフレキチさんで購入しました。
3480円
海外だとFasttechさん辺りが堅いかなぁ、ship next dayだし、単価も安いし送料無料だし。
ただ、まだ春節ですし中国があんな状態なので、届くまでの日数だけは覚悟が必要かもです。
コメント
なんか同じセットアップの方々多数、みたいですが(汗)自分は洗浄後うっかり落としてグラスタンクを割ったDesire Mad Dog RTA + Lucidの代わりにとSwag IIに乗せて使うために買いました。
あちこちで装着されてるピンだと漏れると言われていましたが、私のところに来たものでは装着済とスペアのピン両方とも同じで、もちろん装着済ピンのままで漏れはまったくありませんでした。
メーカもバカじゃなく問題は認識してて、初期ロット以降ちゃんとしたピンを使ってるってことなんでしょうね。
グラスタンクはとっても綺麗かつかわいいですが、やはり割るのが怖いです。中華サイトではスペアはひとつ3ドル弱(5個パックなんてのも 爆)で、なにかのついでにポチるかどうか考え中ですw
似合う組み合わせを探して色々試してましたが、うちだとなんだかんだで黒のPicoが一番フィットするかもです…。
今はシルバーのDetonatorに乗せています。
ピンの漏れは、初回ロットの途中辺りで発覚したんでしょうねw
「組んじゃってるし、とりあえず予備で付けとけ!」って感じで。
ガラスタンク、割りそうで怖いですねぇ…でも折角だからこちらで使いたい。
もし割ったら、一時的にPCチューブにしてその間に注文かなぁ。