Voopoo – ARGUS Air Podのレビューです。
Geneチップを搭載したPodで、5-25wまでのVW(可変ワッテージ)モードで動作し、マニュアルパフとオートパフの両方に対応。
Podは使い捨てタイプの他、PnPコイルに対応した物も付属。
Voopooさんって最近、この手のPodを出しまくってますよね、
正直、同社のVinci Airとの違いをそれほど見いだせないです。
デザインと、使い捨てPodの存在くらい?あ、最大出力とボタンの数。
Voopooさんは製品をシリーズ分けして、DRAGシリーズ、VINCIシリーズ、ARGUSシリーズのように、それぞれデザインコンセプト等を分けながら製品をリリースしているようです。
大抵の物が優秀なGeneチップと優秀なPnPコイル対応ということで、見た目の好みで選んでしまってもハズレはなさそう。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
DRAGシリーズやVINCIシリーズは白ベースのシンプルなパッケージですが、こちらは黒ベース。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを、公式サイトのAUTHENTICITYのページで入力すると、コピー品でないかのチェックが出来ます。
パッケージ内容
- ARGUS Air 本体
- 0.8Ωコイル内蔵使い捨てPod
- PnPコイル対応Pod
- PnP 0.6Ωコイル
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは多言語で書かれておりますが、日本語の記述はありません。
外観
形としてはよくある涙滴型のPodですが、本体にはレザー素材が巻かれています。
最近のVoopooさん、レザー好き?
しかし、迷彩柄はちょっと自分の趣味には合わない感じ。
カラーバリエーションは全部で7色あります。
レザー部分の違いですね。
Vintage Greyとかカッコイイな。
サイズ感はこんな感じ。
基板が入っているのでPodとしてはやや大柄ですが、Pod Modとしてはかなり小さい方だと思います。
操作ボタンは1つのみ。
その下には小さい液晶画面が付いています。
USBポートは底面にあります。
Type-Cです。
Podのすぐ下にはエアホールがあります。
表と裏にそれぞれ大きさの異なる穴が開いており、Podを取り付ける向きによってどちらかの穴を使用してドローの重さを2段階から選べる仕組みです。
Podの固定はマグネット式です。
それほど強くはないけど、グラグラもせずいい感じの強さ。
Podカードリッジ
Podカードリッジは2種類が付属しています。
片方は、0.8Ωのコイルがビルトインされた使い捨てタイプ。
こちらはコイルの交換が不可なので、Podごと使い捨てになります。
ランニングコストはかかりますが、その分メンテナンスフリーでお手軽。
もう片方はPnPコイルに対応したコイル交換式のPodです。
コイルのみの交換でPodは使いまわせるのでコストが軽減されます。
また、PnPコイルはVoopooの多くの機種で共通の規格なのでバリエーションも豊富です。
コイル部分以外の形状は同じです。
吸口は平たいダックビル形状で、オーバル状の穴が開いています。
リキッド補充は、側面のシリコンパーツをめくってそこから行います。
穴の大きさも内部空間も余裕があるので、補充は苦労しませんでした。
PnPコイルはVoopooの多くのデバイスで共通で使用されているので、数多くのバリエーションがあります。
ですがこのARGUSは最大出力25wで対応抵抗値が0.6Ω〜なので、低抵抗の物は使用できません。
公式ページではこの4種類が乗せてありました。
キットにはPnP-TM1 0.6Ωメッシュコイルが付属します。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 95.3 x 19.3 x 31.4mm |
重量 | 66g(実測) |
Pod材質 | PCTG |
リキッド容量 | 3.8ml |
コイル | ビルトイン0.8Ωコイル PnP-TM1 0.6Ωメッシュコイル (その他のPnPコイルと互換性あり) |
バッテリー容量 | 900mAh |
スイッチ | オートパフ / マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 5~25w |
出力電圧 | 3.2V〜4.2V |
対応抵抗値 | 0.6Ω〜3.0Ω |
充電 | USB Type-C 5V/2A |
保護機能 | 自動カットオフ(10秒) 短絡(ショート)保護 過充電保護 過放電保護 高温保護 高出力制御 高電力制御 |
重量は実測で66g
近似スペックのVinci Airより少し軽いです。
操作方法
電源ON
ボタン5クリックで電源をONにします。
ワッテージ調整
1ボタンなのでワッテージ調整も少し変わった操作が必要です。
電源ON中にボタンを3クリックするとwの文字が点滅するので、その状態の時にボタンを押すとワッテージの数字が上がっていきます。
ワッテージを下げたい時は、一旦25wまで上げた後更に送ると5wになるので、そこから調整します。
ボタン長押しか、しばらく放置で確定。
オートロック
一定時間未使用の時間が続くと自動で簡易なロックがかかります。
ファイアボタンを1回押すと解除され、すぐに使用できるようになります。
メニュー表示
電源ON中にボタンを5クリックするとメニューが表示され、
操作ロック、電源OFF、パフカウンタークリアがここで行なえます。
ボタンを押すとメニュー移動し、ボタン長押しで決定。
吸ってみる
PnPコイルは他デバイスで散々吸っているので、ビルトインコイルの0.8ΩPodを使ってみます。
どうせPnPは美味いんだ。
リキッドは奥です。
このくらいの抵抗値で吸うのは自分好みなハズ。
このPodは抵抗値が高いからか、エアフロー用の溝は中央の穴に対応した物しか開いていません。
なのでどちらの方向で装着しても同じドローの強さにまります。
Podを装着すると抵抗値が読み取られ、出力が高すぎる場合は自動で下がるのですが、
これ、結構な確率で0.6Ωと認識されたりしますね。ホントに0.8Ωなのか疑うくらい。
まぁいいや、ひとまず手で16wに調整して吸ってみます。
ドローは重めDLといったところでしょうか。
しっかりと抵抗感のある重めのドローで、
MTLも出来るっちゃ出来るのですが、MTLだと若干口が疲れる軽さです。
ミスト量は0.8Ωにしては多く感じますし、味はしっかり出ていますね。
奥の梨感、タバコ感としっかり感じられていい感じです。
重めDL向きのドローの強さも自分好み。
同クラスのPodの中でもかなり美味い方なのではないかと。
まとめ
正直目新しさはありません、最近よくあるタイプです。
特に同社の同クラスにはVinci Airがあり、スペックや使用感はそれとそんなに大きくは変わりません。
両方を比べてみると、ARGUSの方が少し小さく、少し軽く、携帯しやすい形状。
コイルは同じPnPコイルが使えるのでパフォーマンスも同等と見ていいと思います。
PnPコイルは美味しいコイルなので、失敗はなさそう。
ドローはこちらの方がやや重いかな、個人的には好みのドローでした、あと吸口の咥え心地もこちらの方が好き。
全体的に見ると、Geneチップの立ち上がりの早さやオートスイッチの感度の良さ、PnPコイルが使える汎用性、ビルトインコイルのパフォーマンス、
よくまとまっていて優秀なデバイスかと思います。
Vinci Airや同等デバイスを使っていたら敢えて追加で買うほどではないかな、とは思いますが、新たにこのタイプのPodを使ってみたいという方にはよい選択肢だと思います。
VapeSourcingさんでは、$26.99(¥2,865.72)にて販売中です。
配送方法の最安は4PXですが、現在コロナの影響でシンガポールポストが使えないのでオランダ経由になると思います。
実際このレビュー品もオランダ経由で送られてきましたが、7/23発送の8/13到着で、きっかり3週間といったところでした。
VapeSourcingさんには、当サイト用のクーポンコードを発行して頂いてます。
クーポンコード「MARZ」を入力することで、全商品10%引きになります。
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