SMOK FETCH miniのレビューです。
RPMコイルとNordコイルの2種が使用できるコイル交換式で、5w~40wのワッテージ調整が可能なVW(可変ワッテージ)podです。
ぶっちゃけてしまうと、同社のRPM40の形が変わっただけとも言えます。
RPM40のすぐ後に出た製品なのですが、
液晶表示は同じなのでチップは恐らく同じ物を使用。
使用できるコイルも同一です。
リキッド容量が4.3ml→3.7ml
バッテリー容量が1500ml→1200ml
と若干縮小している代わりに、ボディサイズがコンパクトになりました。
正直使用感はほぼ変わりません。
ボディサイズ、デザイン、マウスピース形状の好みで選ぶ感じになるかな。
この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
あらきれいなパッケージ。
SMOKってもっとこう、黒基調のコテコテなパッケージのイメージがあるのですが、サラッとしたデザインでいいですね。
側面には正規品チェック用のスクラッチが貼られています。
Code Aが認証用のアプリのURLで、
スクラッチのかかったCode Bが認証コードになっています。
パッケージ内容
- Fetch mini本体
- RPMコイル用Podカートリッジ(本体装着済)
- Nordコイル用Podカートリッジ
- USBケーブル
- RPM 0.4Ωメッシュコイル
- Nord 0.6Ωコイル
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観
トランシーバー型というか、カード型というか、最近この形状も多いですよね。
兄弟機のRPM40とサイズを比べてみます。
全体的にコンパクトになっていますね。
RPM40のような長細い形の方が使いやすいという人もいるし、一長一短でしょうか。
表面のパネルはホログラムのような素材で光の当たり具合により見え方が変化。
その上に厚めのクリア素材が貼られ、立体的な雰囲気になっています。
側面の操作パネル部
上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン、microUSBポート
一般的なテクニカルModと同じ構成ですね。
本体サイズの割には大きめでしっかりしたボタンが使用されており、操作はしやすいです。
恐らく同じチップが使用されていると思われるので、液晶の表示はRPM40とほぼ同じですが、細部が微妙に異なります。
特に数字のフォントが見やすい物に変わっているのはいいですね。
底面はフラットな形状。
バッテリートラブル時にガスを逃がすためのベントホールが開けられています。
上部はPodが半分露出しているデザインです。
ですがタンク部分の素材はかなり濃い黒なので、リキッド残量はほとんど見えませんね。
マウスピースはPodと一体型なので交換することは出来ません。
交換不可なのはRPM40も同様でしたが、あちらの幅広形状とこちらの円筒形で好みが分かれるところかもしれません。
自分はこっちの形の方が好きかな。
右側に見えるスリットはエアフローの取り入れ口になっています。
Pod上部のスリットと、下部の付け根部分のスリットからエアーを供給する仕組みになっています。
エアフローの調整は出来ず、やや軽めのDL向きのドローになります。
Podはマグネットで固定されています。
Podカードリッジ
PodカードリッジはRPMコイル用とNordコイル用の2つが付属しています。
コイルもそれぞれ1つずつ付属。
コイル装着部以外の形状は全く同じ。
容量はどちらも3.7mlです。
RPM40よりは少ないけど、Podデバイスとしては十分な容量かと。
Nord用のPodはタンク部分が透明になっています。
しかし外に露出する部分はどちらも黒。
なぜこんなに黒くしたのか。
リキッドの補充はここから。
キャップがマグネットを避けるように配置されており、ちょっとめくりにくいし、閉めにくい。
コイルは、0.4ΩメッシュのRPMコイルと、0.6ΩのNordコイルが付属しています。
どちらもDL向きですが、Nordの方が若干ドローが絞られてる感じですかね。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 76x 42.8 x 18.4mm |
重量 | 105g |
リキッド容量 | 3.7ml (TPDエディションは2ml) |
対応コイル | RPMコイル(7種類) Nordコイル(4種類) RBAコイル |
付属コイル | RPM 0.4Ωメッシュコイル Nord DC0.6Ωコイル |
バッテリー容量 | 1200mAh |
スイッチ | マニュアルパフ(ボタン式) |
出力モード | VW(可変ワッテージ)モード |
出力ワッテージ | 5~40w |
出力電圧 | 0.5V〜4.1V |
対応抵抗値 | 0.3Ω〜2.5Ω |
充電 | MicroUSB 5V/1.2A |
保護機能 | 自動カットオフ(8秒) 短絡(ショート)保護 過放電保護 高温保護 |
対応コイル
RPMコイルの種類、以前は4種類のみでしたが、RBA含めて7種類に増えていました。
Nordコイルは従来通り4種類。
こちらはSMOKのデバイス内に対応機種が多く、互換性の高いコイルです。
カラーバリエーション
全部で10色。
初期は上段の5色のみだったと記憶していますが、下段のカラーが追加になっています。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
出力調整、ベーピング
画面切り替え等は無く、全てこの画面で操作を行います。
UP/DOWNボタンでワッテージの設定を変更。
ファイアボタンを押している間のみミストが出ます。
ロック機能
電源ON中にファイアボタンを3クリックするとパワーロック切り替え。
これは全操作が不可になります。
UP/DOWN同時押しでワッテージロック切り替え。
こちらはワッテージ操作のみが不可になります。
パフカウンターのリセット
ファイアボタンとDOWNボタン同時押しでパフカウンターをリセットします。
カラー設定
ファイアボタンとUPボタンを同時押しすると、液晶画面のカラーが切り替わります。
吸ってみる
RPM40で運用していたRPMのRBAコイルを抜いてこちらに移してみました。
付属のコイルはRPM40で吸った物と同じだし、
こっちの方がドライバーンしやすいかなー?って思ったので試してみたくて。
上から直接コイルを覗けるのでちょっとやりやすいかな?
でもやっぱりあまりやりたくないですねぇ。
特にNi80での運用は避けたい。
0.8Ωのコイルで、りきっどやのメロン極を吸ってみます。
主にRPM40との違いを探しながら吸ってはみたものの、味の出方は特に変わらない気がする。
まぁコイル同じですしね。
ただ、ドローが若干こちらの方が重い気がする。
DL向きの軽めドローではあるのですが、なんか引っかかりがあるというか、やや重めのDLって感じ。
途中で気づいたのですが、普通に持つと、指がPod付け根のエアフローを塞いでいるんですよね。
なるほどこれか。
意識的にここから指を外すと若干の違和感。
でも、指を外しても、やや引っかかりのあるドローでRPMよりはやや重く感じます。
0.8Ωとやや高めに組んだコイルでも違和感なく吸えるので、このあたりの抵抗値はRPM40より合っていそう。
RPM40で同ビルドだとやや物足りなさがあったのですが、メロン極のメロン感がしっかり出ていておいしいです。
まとめ
基本的には、”コンパクトになったRPM40″です。
機能的にはほとんど変わりません。
液晶がやや見やすくなったのと、充電が0.88A→1.2Aになって少し早くなったのかな?
コンパクトになった分、リキッド容量とバッテリー容量は少し少なくなっています。
ですが、Podとしては十分な容量は維持しているかな、と思います。
自分が0.8Ωで運用していたこともあるかもですが、メイン気味に吸っても1日はいけてますね。
後はもうほんと、好み。
自分は、吸い口の形状と、ドローの重さでこちらの方がやや好みでした。
対応コイルのバリエーションの多さもこの機種(RPM40もですが)の強みですね。
RBA抜きでも10種類のコイルが使用出来ますし。
RBAも、公式のRPM RBAのほか、Marvel用などのNordコイル互換のRBAユニットも使用できます。
RPM40は、サードパーティ製の510アダプタも発売されて普通のModのように使用することも出来るようになっているので、一部の人にとってはそれがないというのも大きいかもしれませんね。
あくまでPodとして使用する分には、好みで選んでいいと思います。
Vapesourcingさんにはこのキット用のクーポンコードを発行して頂いています。
クーポンコード”FetchM“を入力すると、$24.79になります。
また、Fetch mini用のレザーケースも公式から発売されており、そのクーポンも出ています。
クーポンコード”FetchLC“を入力すると、$6.99になります。
アンケート実施中
VapeSourcingさんでは2020/01/13までユーザー向けのアンケートを実施しており、
- 答えたユーザー全員に500ポイント
- 抽選で2名にAegis Boost Pod Mod Kit
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ユーザー登録必須で、アンケートは英語ですが、よろしければ是非。
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