Voopoo DRAG M100Sのレビューです。
VoopooさんのDRAGシリーズというと、既に老舗の風格が漂うシリーズですね、
昔からのユーザーさんにとってはゴツいデュアルバッテリーModのイメージが強いですが、最近のユーザーさんにしてみると、少し前にスマッシュヒットしたスリムなPod Modのイメージが強いかもしれません。
今回のM100は、その両者のコンパチというか、
シングルバッテリーのスリムデザインを通常のテクニカルModとして出したような感じです。
DRAGシリーズは個人的にも好きなシリーズですし、取り回しのよい21700シングルというのは嬉しいですね。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
銀色の、少し大きめなパッケージです。
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
VAPEのパッケージとしては珍しい、ジッパータイプの開け口。
パッケージ内容
- DRAGM100S Mod本体
- 18650バッテリーアダプター(本体内部に収納)
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル等
ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
外観・特徴
フロントパネル部分に、歴代DRAGに通じる意匠が残っていますね。
フロント側はキラキラな光沢メタリック、背面側はツヤを落としたマットなメタリック仕上げとなっています。
カラーバリエーションは5色、
メタリックな”マットフィニッシュ”と、木目調の”ウッドフィニッシュ”に分かれています。
フロントパネル部分の角張ったデザインと丸いボタンはシリーズの伝統のようなもの。
+/-ボタンの下に小さなトグルスイッチが追加されていますが、このスイッチで手軽に本体ロック等が掛けられるようになっています。
大きめの液晶画面に、大きめなフォントが使用されたワッテージ表記で、設定値の視認性が上がっています。
写真だとぱっと見単色に見えますが、実はカラー液晶になっており、設定で5色に切り替えられます。
私は派手なカラー液晶はちょっと苦手なのですが、このくらいの渋めの彩度、輝度なら悪くないなぁと感じます。
上面は510スレッドになっています。
フラットな形状でかなり座面が広く、大きめのアトマイザーでもはみ出す事はなさそうです。
底面はバッテリーを脱着する蓋になっています。
真ん中の半月状のパーツがスライドレバーになっており、これをスライドさせるとロックが外れてカバーが開きます。
フィッティング
座面が広いので、22mmだと結構余りますね。
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詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 36 x 39 x 90mm |
重量 | 130g(実測) |
バッテリー | 21700/20700/18650バッテリー1本使用(別売) |
出力モード | SMARTモード RBAモード ECOモード 温度管理モード(Ni/Ti/SS/TCR) |
出力ワッテージ | 5~100w |
出力電圧 | 最大8.5V |
対応抵抗値 | 0.05~3.0Ω |
充電 | USB Type-C 5V/2.5A |
重量
重量の実測
本体重量130g、21700バッテリー込みで199g
軽量、とまでは言わないけど、プラ系でない金属ボディのModとしては割と軽い方かな?
バッテリーは21700/20700/18650に対応(別売)
バッテリーは別売となります。
21700/20700バッテリーはそのままセット可能、18650バッテリーは付属のアダプターを噛ませてセットします。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで、電源ON/OFFを切り替えます。
メニュー表示
電源ON中に+/-ボタンを同時に長押しすると、メインメニューが表示されます。
ここから、各種設定操作を行います。
MODE:モード切替
Modの出力モードを4種類から選択します。
SMART:基本のVW(可変ワッテージ)モードです、コイル抵抗値によって自動的にワッテージに制限がかかります。
RBA:同じくVW(可変ワッテージ)モードですが、5~100wで自由に設定が可能です。
ECO:同じくVW(可変ワッテージ)モードですが、バッテリーの持ちをよくするため省電力モードで稼働します。
TC:温度管理モードです。
TCモードにすると、更にワイヤー種別の選択が入ります。
SWITCH:トグルスイッチ動作設定
本体前面に付いているトグルスイッチの動作を設定出来ます。
- 本体ロック(電源はそのまま操作だけ全てロック)
- 電源ON/OFF
- ワッテージロック(+/-ボタンだけロック)
の3種類から選択出来ます。
COLOR:液晶カラー選択
液晶画面のカラーテーマを5色から選択出来ます。
使ってみる&まとめ
Mod単体だったので、自前のアトマイザーを乗せてしばらく使ってみました。
最初、青いModと言うことで久々に青の初代ZEUSでも使ってみるか、と思っていたけど、放置し過ぎてキャップが固着していたので、急遽デドラビMに変更。
それで思ったのですが、メッシュコイルのRBAなどを使用する際は少し注意が必要かもしれません。
メッシュRBAはその特性上、0.15Ωとかの低い抵抗値を、ワイヤーコイルの基準よりも低めのワッテージで使用するのですが、
このMod、アトマイザー装着時やモード切替時に自動で抵抗値を読み取って最適なワッテージ設定にする機能があって、0.15Ωを乗せると即時80w設定に切り替えちゃうんですよね。
変わるときと変わらない時があるので色々試してみたのですが、”前と抵抗値が異なる”場合にそれが発動するようです。
リビルドした際、アトマイザーを変えた際、あと読み込みで0.1Ωとかの微妙なブレが発生した際かな。
通常のワイヤーコイルを使用する際はほぼ最適な所に合わせてくれるだけなのでよいですが、メッシュなどの場合は基準がズレるので注意してみておかないとですね。
まぁその辺は細かい指摘かもですが。
Modの性能としては全く問題ないというか、
VoopooさんのGeneチップは昔から立ち上がりの早さに定評があり、特に今回メッシュを使用したのでホント爆速です。
最初むせたくらい。
あと今回、ECOモードというのがあるのが気になっていましたが、
同じワッテージでRBAとECOを吸い比べると、若干立ち上がりのミストの勢いが下がったかな?という気はするもののパフォーマンスにそれほど大きな差は感じませんでした。
ワッテージカーブとかで調整しているのかな?
電圧表示があったので両者を比べてみたところ、同じ0.15Ωの36wで3秒くらいパフした時の表記が、RBAモードが2.5V前後(2.48vくらいまで徐々に下がる)、ECOモードが2.35V前後(ほぼ一定)となりました。
これを見ると、ECOは36.8w、RBAは42.3wになる計算に、あれ?w
21700シングルと言うことで、MTLでも爆煙でも使えてサイズ感もそこそこというちょうどいい位置づけです。
何にでも使える感じで個人的に好きなんですよね、21700シングル。
ただサイズ的に、22mmとかの細いアトマイザーだとフィッティングが気になるかもしれません。
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