Vaporesso TARGET 100 Mod レビュー|高機能で軽量コンパクトな21700シングルMod

Vaporesso TARGET 100 Modのレビューです。

Vaporesso
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Vaporessoさんは以前より高機能でデザインのよいテクニカルModをコンスタントに出しているメーカーです。

今回のTARGET 100は21700対応のシングルバッテリーMod、
特筆すべきはそのコンパクトさで、大きな21700バッテリー対応でありながら、18650バッテリーのModと並べても遜色ないサイズです。
このサイズ感、同社が数年前に出していたArmour Proを思い出します。

重量も89gとかなり軽いです、プラ製などではなく金属+αでむしろ高級感のある作りなのですが。

そしてVaporessoならではの高機能チップも健在です。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒地に黄緑のパッケージ、どことなくEleaf感。

側面には正規品チェック要のスクラッチシールが貼られています。

パッケージ内容

  • TARGET 100 Mod本体
  • 18650バッテリーアダプタ(本体内に収納)
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル/セーフティガイド

ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありませんでした。

外観・特徴

派手さはないですが、堅実でシックなデザイン。

カラーバリエーションは割と豊富で、ファブリック素材を使ったバージョン、レザー素材を使ったバージョンでそれぞれカラーがあります。

サイズ感がこれ。
18650Modとほぼ同等くらいなんですよね。

近い感じの21700Modをいくつか並べてみました。
隣のColdsteelはやはりスリムですが、それと同等くらいな感覚。

写真だとちょっと伝わりにくいのですが、幅や太さなど、握った感じが他の21700Modとはかなり違います。

前面パネル部分。

上から丸形のファイアボタン、液晶画面、操作ボタン、USB Type-Cポート。
ボタンはVaporesso系チップ特有の4ボタン式で、操作ボタン部分がUp/Down/Modeと3つのボタンになっています。

背面はレザー系素材が使用されていますが、真ん中に金属フレームがあり、左右独立しています。

金属パーツの合わせ部分や曲線部分など、作りがとても綺麗。
VaporessoさんのModはそういった細かい部分の作りがいつも綺麗で好感を持てます。

底面はヒンジ式のバッテリーカバーになっています。

蓋を前にずらしてロックを外して開きます。

上面の510スレッド。

少し出っ張った形状になっています、この部分がややフィッティングに影響するかもなぁと感じました。

フィッティング

同色ならほぼ違和感なし、
細いアトマだと段差が出来ますが、同色だと一体感があるのでデザインの一部にも見えますね。

25mmで、出っ張り部分と太さがほぼ合うみたいです。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 28.6 x 35.1 x 88mm
重量 89g(実測)
バッテリー 21700/20700/18650バッテリー1本使用(別売)
出力モード F(t)モード
PULSEモード
VWモード
VVモード
バイパスモード
出力ワッテージ 5~100w
充電 USB Type-C 5V/2A

重量の実測、本体重量89g、21700バッテリー込みで158g

21700Modとしてはかなり軽量な部類だと思います。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

出力モード

温度管理はなく、3種のVWモードとVV、バイパスモードを搭載しています。

F(t)モード

VWモードの1種で、温度、加熱速度、時間を調整することでフレーバーの出方を適切に調整し、最初の1回目から最適なバランスで出力を行うモード。

PULSEモード

VWモードの1種で、定電圧のパルスを小刻みに通電させます。
少し前からVaporessoチップに搭載されていたモードですね。

VWモード

従来のVWモードです。
ワッテージカーブをVWS/VWN/VWHの3段階から選択出来ます。

VVモード

電圧を調整して吸うモードです。

バイパスモード

メカニカルModの用に、バッテリーの出力をそのままコイルに伝えて吸うモードです。

メニュー表示、モード切替

一番下のModeボタンを3クリックするとメニューを表示、
長押しすると、F(t)/PULSE/VW-Nモードのクイック切り替えが可能です。

メニュー表示。

F(t)/PULSE/VW-Nモードは直接選択。
DIYモードからVW/VV/バイパスモードが選択可、VWモードは更にVWS/VWN/VWHと選択肢があります。

SYSTEM SETを選択すると、工場出荷状態へのリセットやSMART VW(抵抗値を読んで出力を自動調整する機能)のON/OFF、パフカウンターのリセットなどが行えます。

使ってみる

アトマイザーを乗せてしばらく使ってみました。

温度管理はありませんが、VWモードが3種あるので主にその比較となります。

どれもVWモードではあるので使用感はそれほど変わらずですが、気にして吸ってみると確かにミストの感じ方に違いがありますね、
ノーマルのVWNに比べて、F(t)やPULSEの方がミストの感じ方がマイルドで柔らかい感じになります。

F(t)とPULSEは体感としてはそれほど大きな差は感じませんでしたが、ロングパフをした際にF(t)は一度グッと大きく来た後で徐々にゆったりになっていくのに対し、PULSEはフラットな出力が続いているように感じました。

どちらも体感としては通常のVWよりも良好に感じます。

まとめ

やはり注目すべきはこのサイズ感と重量、
持った感じは18650のModとほぼ同じ感覚で、21700バッテリーが入っているようには感じません。

今回は温度管理モードがなくVWモードに特化した感じでしょうか、
PULSEモードは少し前のVaporessoのModから搭載されていた物ですが、新しいF(t)モードの挙動もなかなかよいと思います。
通常のVWモードよりもミストがスムースでマイルドですね。

VaporessoさんのテクニカルModは昔から作りもよく、チップ性能にも定評があるので、デザインが気に入ればかなりよい選択となると思います。

Sourcemoreさんでは、素材別に2つに分けて販売されています。

CMFバージョンと付いている方が背面レザー素材の物で、$37.49 (ログインすると$26.76)
無印の方は$38.99 (ログインすると$26.48)

となります。

また、未登録のまま購入する場合は、クーポンコード「T100C」で$29.19になります。

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