先日、Mod 101を18350バッテリーで運用し始めて、
かなりコンパクトになって満足していたのですが、いざお出掛けで使おうと思うと合わせられるタンクアトマイザーが手持ちに乏しく…。
自分の場合、環境的に外では基本タンクかスコンカーなんですよね。
22mmのRTAは幾つか持っているのですが、背が高いのが多いんです。
折角だからアトマイザーもコンパクトな物を乗せたい。
Goblin Mini v3あたりならサイズ的にフィットしそうだけど、あれはデュアルなので18350バッテリーで運用するにはちょっと重い。
見た目的に一番マッチしたのがDoggy(クローン)で、これは味も美味しいんですが、クローンという負い目がどうしても付きまとう。
家で使う分にはいいけど、外に出したり、ネットに写真上げたりするのはちょっと躊躇う。
そんなわけで、家でドリッパーを使いつつ、時々Doggyっぽいのを乗せて持ち出す、という程度に収まっていました。
なんかオーセンで小柄なMTLタンクないかなー……予算は乏しいのでお値段そこそこな物で…とか思ってて、ふと思い出したのがこいつです。
Cthulhu Hastur MTL RTA Mini
Cthulhu ModのHastur MTL RTAは24mmバージョンを以前買っていて、
これがうちにあるMTLタンクの中では一番のお気に入りで、未だに頻繁に使っています。
美味しいし、漏れないし、見た目も好み。
そういえばこれの22mmバージョンが出ていたな、とは思っていたのですが、既に24mmを使っているし、と思って今まで手を出していませんでした。
これをMod 101に乗せてみたくなって急遽購入。
目次
パッケージ
Cthulhu Modさんは、いつもの民芸品っぽい化粧箱で来るのかな?と思っていたら、
今回は缶でした。
相変わらずクトゥルフタコさんのマークがかわいい。
フォントなども含めて、全体的にポップな感じですね。
裏側に正規品チェックのスクラッチが貼ってあります。
パカッと開封。
蓋はネジこみ式。
内容物
- Hastur MTL RTA Mini本体
- 交換用ガラスチューブ(磨りガラス)
- ドリップチップ(デルリン製、SS製)
- ユーザーマニュアル
- カード類
- +ドライバー
- 予備Oリング
- 予備ネジ
ユーザーマニュアルは各国語が併記されている形で、日本語表記もありました。
外観
全体的に、24mmバージョンをそのままサイズダウンしたような感じですね。
チャンバーにクトゥルフのタコさんマーク。
この可愛いマーク、好きなんです。
好みにはなりますが、磨りガラスにするとマークが見えなくなってしまうので、自分は基本クリアガラスしか使いません。
付属のデルリンDTとSS DT。
SSの方は結構思い切った長さですね、これ。
Modに乗せてみる
一番の目的だったMod 101に早速乗せてみました。
フィットしますね、よかった!
この辺りの小型MODにもよく合います。
小さくてかわいらしい感じになりますね、この組み合わせで使うのもいいなぁ。
自分は持ってないので試せませんが、iStick Picoにも似合いそう。
デザインもシンプルなので、この辺りのサイズの物なら大抵違和感なく合いそう。
これには流石にちょっと小さいかな?いやギリかなー?って感じ。
詳細
公式によると、
designed for mouth to lung and Nic Salts(nicotine salts) vaping.
MTL吸いとニコチン塩の吸引向けにデザインされた
とのこと。
スペック
直径 | 22mm |
高さ | 30mm (DT含まず) |
リキッド容量 | 2ml |
ドリップチップ | 510規格 |
コイル | シングルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
カラーバリエーション
カラーバリエーションはシルバーと黒の2色。
分解
ざっくり分解してみました。
相変わらず作りが非常に綺麗です。
各パーツがスルスルとストレスなく外せます。
ドリップチップが少しきつめかな、くらい。
ガラスはトップパーツにOリングで固定されているので、慎重に行えばリキッドが残ったままデッキにアクセス可能です。
24mmバージョンはガラスを上下から挟む形だったので、これが出来なかったんですよね。
マイナーチェンジがあって、24mmの方も今はこのタイプに変わっているようですが。
ドリップチップ
ドリップチップはデルリン製とSS製の2種が付属。
内径はどちらも3mmで同じです。
見ての通りSS製はかなり長さがありますね。
ちょっと扱いづらい長さではありますが、なかなか美味しかったです。
トップキャップ
トップキャップは24mmバージョン同様嵌め込み式です。
ねじ込み式に比べて閉める時に圧力が発生しないので漏れにくいです。
サイズの割にリキッドチャージの穴は大きめに取られており、リキッドチャージもしやすかったです。
穴の周囲にOリングを配置して上からの漏れを防いでいます。
チャンバー
チャンバーはかなり小さめ。
上部はすり鉢状になっており、細いチムニーへ向けてミストを凝縮させるようになっています。
デッキ
24mm同様、デッキはタンクの底から少し浮かせてあります。
過去の経験上、このタイプのデッキは非常に漏れにくいはず。
チャンバーに合わせて、デッキも小さめ。
ワイヤーは+ネジで閉め込むタイプですが、端にガイドが付いているので、コイル足は逃げにくくなっています。
小ささの割にビルドはしやすいデッキでした。
ポスト部分が壁のようになっており、コットンと合わせてボトムのエアフロー穴を包み込むような形になって、吸い込んだエアーを極力逃がさずコイルに当てるようになっています。
ボトムのエアホールはポジティブ側のポストと一体になっており、24mmバージョンのようにパーツを取り付けてエアフローを調整するような仕組みはありませんが、別売りで、1穴になったポストの設定がありました。
エアフローリング
エアフローリングには0.8mm、1.2mm、1.4mmの3種類の穴が開いており、
これのいずれかをデッキ側の穴に合わせるタイプ。
全体的にドローは重めではありますが、0.8mmに合わせても全開では激重!というほどではなく、もっと絞りたい場合は0.8mmを更に狭くしていく感じになります。
全閉にすると吸い込めないほど重くなります。
ビルドしてみる
Ni80ワイヤー
Ni80 26ga 2.5mm径9巻 0.78Ω
Vape wiresさんのNi80ワイヤーを使用。
3mm径でもギリギリ入りそうですが、狭いので一応2.5mm径にします。
コイル位置はちょっと下げてこの辺り。
この感じなら下向きに付けてもいいかもですね。
ウイックはこんな感じで、底にちょうど付くくらいにします。
2.5mm径のウイックなので、余り漉かないようにしてジュースホールがしっかり塞がるようにしました。
早速101に乗せて吸ってみよう!
テクニカルチューブで、30mlボトルより小さくなってる事に喜びを感じる。
リキッドは8th sin – hadopelagic 52-hertz whale。くじらです。
ハーブ系のおいしいやつ。
18wにてシューッと。
お、
おお、
おおお?
美味いぞ?
狭いチャンバーと細いチムニーでキューッと凝縮されたミストが上がってきます。
24mmより更にMTLに特化したような感じですね。
小さいのに凄いやつだ、これ。
カンタルワイヤー
上記コイルでも十分美味しかったのですが、2.5mm径にしたら予定よりも抵抗値が低めになってしまいました。
18350バッテリーで持ち出したら1日もたなかったので、カンタルで組み直してみます。
カンタルA1 26ga 2.5mm径9巻 1.02Ω
こちらもVape wiresさんのワイヤーを使用しました。
うん、こちらもアリですね。
抵抗が少し上がった分、ちょっと大人しくなりましたが、その分しっとりと吸えます。
味は相変わらずしっかりと出てくれて美味しいです。
まとめ
正直言って、このサイズ感だけが目当てで買いました。
その上で、お気に入りのHastur MTLのminiなら味とかも問題無いだろう、と。
実際、問題無いどころか、味も十分美味しいですね。
このサイズでこのパフォーマンスが出るというのは素晴らしい。
また、24mmのHastur MTLも全然リキッドが漏れないRTAでしたが、こちらのminiも全然漏れていません。
数日間、職場にも持って行きつつヘビーに使っていましたが、ポケットに入れていても、鞄に入れていても、何度かリキチャしても、一切滲みすらしなかったです。
そんなわけで、24mmとmini、どちらも愛用決定です。
個人的には、味とかは24mmの方が若干好みではありますね。
これは自分がガチMTL派ではなく軽めMTL~重めDLくらいが好きなので、若干緩めの設定にして運用しているせいもあるとは思います。
24mmの方はそういった調整が細かく出来るんですよね。
サイズ的な制約がなければ24mmの方が好みに幅広く対応できるかも。
miniがダメという訳ではなく、個人的に24mm版が好きすぎる。
そしてminiのこのサイズ感は、小型Modのパートナーとして非常に重宝しそうです。
どちらも非常に良い物なので、MTLアトマを探している方には胸を張ってオススメ出来ます。
さぁ、皆さんご一緒に
いあ いあ はすたあ!
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