BF対応のRDTAって楽で良いですよね。
スコンカーに乗せておくと、タンクを見ながら時々スコンカーからするだけででいいので、運用がめちゃめちゃ楽ちん。
自分はNixon2つとGalaxy MTL RDTAを買ってピコンカーに乗せて使っていますが、これがとにかく楽すぎて、なんだかんだで使用頻度が一番高いです。
このセットもっと欲しいなぁ、でもGalaxyやNixonは確かに美味いけど、合うリキッドの幅が限られてくるし……。
他にも無いかな、たとえばデュアルが組めるのとか…とか思って色々見たりするのですが、BF対応のRDTAってまだまだ数が少ないんですよね。
そんなわけで、その数少ないBF対応RDTAの中から、今回はコイツを買ってみました。
ThunderHead Creations Tauren RDTA
ThunderHead Creationsは、通称THCともよく呼ばれていて、この雄牛のマークが特徴です。
チューブMODが人気ですかね、一番見かける気がします。
デュアルコイルが組めるBT対応RDTAというと、Wotofoさんから最近出たFARIS RDTAが非常に良さそうなので、そちらを買おうと思っていたのですが、
ちょっと前にWotofoさんの$9.99福袋を買って、届くのを待っている所だったので、
「もし万が一FARISが入っていて被ったら嫌だなぁ」
と思って別の物にしました。
要らない心配だったけどね!!
あと、見た目に惹かれたのも一因です。
このカッパーのキャップがなかなか渋いなぁと。
マスプロのアトマイザーの中では若干高価な部類に入るかもですが、各所の造りもよく、満足感は高かったです。
目次
パッケージ
荷物の中に巾着袋がポツンと入っていて、最初なにかと思った。
さわり心地のいい素材の巾着袋ですね、これ。
タグは一瞬日の丸?と思いましたが、丸いシールが貼られているだけでした。
恐らく本体色の識別の為かと思います。
袋入りで配送って、中身大丈夫なの?と心配しましたが、
巾着袋の中には、ビニールでぴっちり密封された金属製の缶と、各種付属品が入っていました。
なんかオシャレですね。
かなり肉厚で剛性の高そうな缶です。
後ろには正規品チェック用のスクラッチシールが貼られていました。
この缶、底に510スレッドが切られていて、そのままアトマイザースタンドとして使用出来ます。
アトマイザー運搬時に傷つけずに持ち歩くのにも使えそう。
内容物
- Tauren RDTA本体
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
- 予備ガラスチューブ(磨りガラスタイプ)
- 六角レンチ
- BFピン
- 予備イモネジ
- 予備Oリング
一番の購入動機であったのがこのBFピン。
ピン側にもOリングが取り付けられ、リキッド漏れも対策されています。
外観
今回買ったのはカッパーのキャップの物。
側面に雄牛のマークとTAURENロゴが彫り込んであります。
うん、渋い。
このカッパーの無垢材の感じ、いいですね。
ほのかに香る金属臭も好き。
加工もとても綺麗です。
ただ注意しないといけないのは、カッパーやブラスは酸化しやすい事。
一週間ちょい使用した段階でこの状態でした。
新品状態では非常に美しいのですが、
開封して空気に触れた瞬間から酸化が始まり、徐々に黒くなってゆきます。
特にRDAやRDTAのキャップは手で触れる機会が多いので、手汗などで余計に酸化しやすいのかもしれません。
これを味として楽しむか、汚れとして敬遠するか、はたまた磨く手間を楽しむか。
自分は味として楽しむタイプです。
真っ黒になったらガッツリ磨いて、その変化をまた楽しみたい。
ちなみにカラーバリエーションはこれだけあり、
SS系や、塗装された物であればこういった心配はないと思います。
底面にはロゴとシリアルのエングレーピング。
コンタクトピンの出っ張りはこんな感じです。
MODに乗せてみる
カッパーにはカッパー、という事で、Teslacigs Punk 220w
おお、なんかカッチョイイ。
あと、BF対応という事で、気になるのはスコンカーとの見た目の相性。
個人的にはこのカッパー、黒系に合わせやすいかな?
Recurveのマットな黒との組み合わせが結構好き。
詳細
公式ページ
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 38mm (ドリップチップ含む) |
リキッド容量 | 2ml |
ドリップチップ | 810規格 |
コイル | デュアルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル or ボトムフィード |
エアフロー | サイドエアフロー |
構造
分解してみました。
タンク部分はネジ止めで独立してバラせるので、洗浄はしやすいです。
ドリップチップ
ドリップチップはTHUNDERHEADのロゴの入ったPEI製の物が1つ付属。
810サイズなので、汎用の810ドリップチップを付けて使用する事も出来ます。
トップキャップ
キャップ内部は出口に向けてテーパーがかかっています。
内側に見える2本の突起は、ジュースチャージホールを塞ぐ蓋の役割をしています。
また、これがはまる事により、自然とキャップの向きは固定になります。
デッキ
なかなか複雑な形状をしたデッキ。
24mmの内径が狭く感じるほど。
コイルを固定するポストは斜め45°に傾いた状態になっています。
エアフローも斜め下から吹き付ける感じになっていますね。
エアフロー
3Dサラウンディングエアフローシステムというらしいです。
なんかスピーカーみたいな名称。
サイドのエアー取り込み口も斜めに切られており、無数の小さい穴を通してコイルに斜め下から吹き付けます。
トップキャップのエアフローリングを回す事で楕円の穴の開き具合を無段階調整出来ます。
24mm径デュアルという事でスカスカ気味のドローを想像していたのですが、
この仕組みの影響かドローは思ったよりタイトな感じ。
もちろんMTL系のアトマイザーに比べたらかなり軽くはあるのですが、全開でも僅かな抵抗感を感じるくらいです。
ひょっとしてこれ美味しいんじゃないか。
リキッドチャージ
普通にRDTAとして使用する場合、リキッドチャージはデッキに開けられたこの穴から行います。
結構大胆に穴が開いていますが、前述したとおりトップキャップの突起が蓋の役割を果たすようになっています。
過信は禁物ですが、普通に持ち歩く分には全然漏れない感じでした。
BF対応
BFピンに換装してみます。
ピンには漏れ防止のためにOリングが取り付けられているため、このようにインシュレーターが付いてくる事があるので、これを戻しやすれないように注意です。
BFピンの出口はタンクの中央くらい。
ビルドしてみる
余り低い抵抗は合わないような気がしたので、Ni80の26ga単線で7巻。
コイル幅をエアフローの幅に合わせてみました。
デュアルで0.44Ωです。
このデッキはコイルの足の長さを予め調整してから取り付ける必要があります。
それだけクリアすればあとは楽々でした。
ウイックはちょっと多めにして、エアーの通り道を覆いつつ、ジュースホールをしっかり塞ぐようにします。
コットンの足は、タンクに少し顔を出してるかな?くらいの感じにしています。
以前はもっと出してたけど、表面張力とか、吸う時の傾きとかで、これでも十分供給しますね。
それでは吸ってみます。
ひとまず普通にトップフィルで。
すぐ実用に回したかったので、リキッドは今回自作なのでアレですが、HCのRY4+Dark Rumで作った物で、このコイルには合っているかとは思います。
あれ?
実はですね、これ、9~10月頃に他のサイトのレビューを幾つか拝見していて、味については結構賛否両論な印象だったので、申し訳ないけど味についてはそれほど期待はしていなかったんですが…。
意外と(失礼)美味しいですね、これ。
ビルドがハマったのかな?
ドローも程よくタイトで、しっかり味が出てます。
スカスカではないけど軽めのDLって感じのドロー、結構好みですね。
多分リキッドも合ってそうな気がします。
デュアルなので煙量はそれなりに多いですが、割と控えめビルドなので爆煙というほどでもなく、シングルより少し多いくらいかな。
まとめ
自分としてはなかなか気に入りました。
この見た目とクオリティで、味も好みな感じで出ていて、しかもBF対応。
PUNKと合わせた時の見た目に妙にハマってしまったので、その組み合わせで一週間ほど使用していました。
BFで使ってないんかい……。
いや、案外このトップフィルもやりやすくてストレスないですね。
RDTAという事でリキッド漏れは心配になりますが、少なくとも何度か職場に持って行って吸うくらいの運用では今のところお漏らしは経験していません。
アトマとModの組み合わせは結構頻繁に変えたりしているので、一段落したら今度はRecurve Modあたりに乗せようかと思っています。
今この手のBF対応RDTAが欲しい時は、FARISがやはり候補に挙がると思いますし、自分も欲しいんですが、見た目的には完全にこちらが好みですね。
近いうちFARISも入手して吸い比べてみたいです。
ざっと見回してみたら、3Aさんが2943円(ログイン時に表示される価格)で一番安かった。
次いで国内のフレキチさん、アマゾンが4980円
GB/FTは結構高めですね。
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