Digiflavor – Z1 SBS Kit with Siren 3 GTA レビュー|付属アトマはSirenの最新作!

Digiflavor Z1 SBS Kit with Siren 3 GTAのレビューです。

すっかりステルスModブームですね。
一時期絶滅寸前で、高額なハイエンドModでしか見かけなかったのですが、一昨年、昨年あたりから大手マスプロメーカーもステルスModをリリースしてきて、今ではかなり選択肢が増えました。

このZ1も話題になっていましたね、デジフレからもなんかかっこいいステルスが出るぞ!と、
しかも、付属アトマイザーがあのSirenの最新作なんですよ。

SirenシリーズはDigiflavorの看板RTAだと思っています。
特にMTLに特化したSiren2は、MTL黎明期の頃に人気を博したアトマイザーで、ガッツリ重いドローも当時としては珍しかったですし、デッキの浮いたGTAという方式で漏れに強く、スタイルも良いということで非常に評価の高いアトマイザーでした。
私も2の24mm版だけ持っていますが、今でも十分通用するアトマイザーです。

メーカーサイトや通販サイトなどを見ると、Siren3はこれの付属としてしかリリースされておらず、単品販売ないんですね…。
それでいいのか…。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

 

箱がデカい。
VAPE製品でこれだけ大きい箱は久しぶりかも。

カラーはDigiflavorの赤/白

パッケージ内容

  • Z1 SBS Mod本体
  • Siren3 GTA アトマイザー(Modに装着済)
  • USB Type-Cケーブル
  • T字レンチ
  • 予備Oリング、予備ネジ
  • プリメイドコイル
  • コットン
  • ユーザーマニュアル
  • カード類

ユーザーマニュアルは多言語で書かれた冊子です。
日本語の記述はありません。

箱がデカかった理由の一つがこれですね。
プリメイドコイルがめっちゃ沢山入っています、しかも立派なケースに入って。

全部MTLクラプトンですが、Ni80とSS316で0.5Ωから1.2Ωまで4種類のコイルが入っています。

外観

全体的に直線的なデザインのステルス(SBS)Modですね。

カチッとしたシャープな印象に機械的な装飾など、どちらかと言うと男性が好みそうなデザインかな、と思いました。

自分としてもこういう系統のデザインは好きな方なのですが、
若干やり過ぎ感はあるかな?ちょっとオモチャっぽくも見えてしまうかも。

両面に貼ってあるパネルはレジンとかかな?と思っていましたが、ORIONとかに使われていたシェル(貝殻)風の模様ですね。

高級感を出すための物だとは思うのですが、これ自体の作りの問題なのか、立体感はあるもののプラ感が強いように見えてしまって、個人的にはうーんちょっと?と思ってしまいました。
この辺は好みかなぁ。

カラバリは4種類あり、シェル柄とスタビウッドがあるようです。
スタビ、いいな。

サイズ感はこんな感じ。
やや大きめ?とも思いましたが、

他のステルスと並べてみると、案外そうでもないかも。
デザインのせいもあって、ややゴツ目ではありますね。

510スレッドの段差は3.8mmと、他のステルスModより幾分か深いです。
長尺アトマイザーと合わせる際にはアドバンテージになるかも。

コンタクトピンはスプリング式です。

アトマイザーの下の部分に、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタンがぎっしり詰め込まれています。

バッテリーキャップも、マシンっぽいとオモチャっぽいの境界線上のデザインって感じ。
溝にコインを挟んで回せるようになっていますね。

バッテリーの長さの違いを吸収するためだとは思いますが、バッテリーを差し込む部分は下がバネになっています。
キャップを締める際は、スレッドが噛む所まで上から押し込んで回す形になります。
これがちょっと閉めづらい。

底面にはUSB Type-Cポートの他、ベントホールが開いています。

Siren 3 GTA アトマイザー

外観、特徴

24mmのMTL向きアトマイザーです。
GTAという呼称、あまり定着しなかったですね、デッキをタンクの中間に浮いた位置に配置したRTAです。

ちょうど自分が持ってるSiren2が24mm版だったので並べてみました(右)

形状というか、大枠のデザインテイストは継承していますね。
ただちょっと地味になった?
SIren2ってなんか上品カッコイイって感じのデザインだったのですが、あまり主張のないおとなしい感じになっています。

チャンバーのロゴもなんかちょっと地味になりましたね。

ドリップチップは510規格で汎用品が使用できます。
初期状態ではかなりロングな金属製ドリップチップが付いています。

エアフローはボトムエアフローです。

大きさの異なる5つの穴が開いており、コントロールリングを使用してドローの重さを調整できます。
楕円形のホールで複数の穴を使って調整出来る他、丸い穴で1つずつ合わせる事もできます。

底面、
ポジティブピンはかなりしっかりと出っ張っています。

構造

分解してみました。
一般的なRTAの構造ですね。

リキッドが残っていてもデッキにアクセス出来ます。

チャンバー

ちょうどSiren2出してたから、Siren2(右)と一緒に。

2のドーム型チャンバーから、円筒形のチャンバーに代わりましたね。

デッキ

デッキは、大まかな形状はSIren2と同じですね。
左右2ポストのシングルコイルデッキです。

コイル固定のネジの向きが変わったくらいか、
個人的に横から締めるのは苦手なので、上からに変わったのは歓迎です。

隙間は殆ど無いのでコイル足も逃げにくくて楽です。

手前の切り欠きはコイル足の先端を逃がすためか、もしくはこの隙間を使ってカットする為か、
自分は後者で使っています。

デッキがタンク内に浮いている物をGTAと呼んでいたのですが、
これくらいデッキが浮いているRTAって珍しくないですよね。

結局呼び方だけなのですが、SirenはまだGTAの呼称を守っています。

フィッティング

25mmも乗るんですよこれ、
というかむしろフィットしてる感。

25mmまでOK & 段差が深いということで、こういう組み合わせもアリかと思います。

逆に22mmはこのデザインだと若干貧弱に感じるかな。

隙間も結構空きます。

Siren3 + Aviator G-Mod

Siren3 + aspire MIXX

スペック

Z1 SBS Mod

サイズ 49mm x 25mm x 105.7mm
重量 94g(実測)
バッテリー 18650×1本(別売)
動作モード VWモード
VVモード
バイパスモード
出力ワット数 5-80w
出力電圧 1.0-8.5V
対応抵抗値 0.1~3.0Ω
充電 USB Type-C 5V/2A

Siren3 GTA

直径 24mm
高さ 44mm
リキッド容量 4ml
ドリップチップ 510規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアフロー

Modの操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

モード切り替え

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとモード切替メニューが表示されます。
UP/DOWNボタンで切り替え、ファイアボタン長押しor数秒放置で決定。

操作ロック

電源ON時にUP/DOWNボタンを同時に長押しすると操作ロックがかかります。
ロック中はファイアボタンを押して吸うことは出来ますが、ワッテージ調整などができなくなります。

ビルドしてみる

Siren3 GTAをビルドしてみます。

コイルを差し込んで上から締めるだけなので、ビルドは非常に楽です。

付属コイルは全て反時計回りに巻かれているので、自動的にコイルを下向きにセットする形になります。
まっすぐ取り付けると下のパーツに接触してしまうので、少し上に上げます。

この高さなら、時計回りに巻いたコイルを上向きに固定する感じでもいけるというか、多分その方が自然に付くと思いますが、付属コイルがこの向きなのでひとまず今回はこれで。

コイル固定部分の下に切り欠きがあります。
足を下に逃がすのか、切り欠きの内側にニッパーを入れてカットするのかといった使い方かと思います。

チャンバーまでのクリアランスは少ないですし、ショート防止のために極力はみ出さないようにしたいので、自分はニッパーを差し込んで出来るだけ短くカットするのに使いました。

ウイックの長さは、アトマ外周からちょいはみ出すくらい。
ジュースホールに押し付けるようにセットします。

付属MTLクラプトン Ni80 0.5Ω

付属コイルが4種類もあり、0.5Ω〜1.2Ωまで幅広いので、そちらを使っていこうと思います。
SSはあまり好みじゃないのでNi80の2種類を。

まずは0.5Ωの方をセットしてみました。
かなり巻き数多いですね、その上内径2mmなのでコットンを通すのがちょっと大変。

MAXX JUICEのHONEYDEWを吸ってみます。

Sirenで0.5Ωってどうなんだろう、と思いましたが、
エアフローコントロールの幅が結構広く、全開だと結構軽いですね。

コイルもMTLという名前が付いていますが、クラプトンの0.5Ωなんて煙量もかなりの物だし、ほぼDL向きコイルです。
実際、AFCを絞ってMTLとかで吸おうとするとむせます。

DLでもなかなかいけますね。
エアフロー全開でやや抵抗感のあるDLドローといった感じで、このコイルの煙量もスムーズに吸えますし、味のバランスも良いです。

割と行けると言うか、むしろ結構好きな感じ。

MTLが本番だろって思ってこちらはちょっと試すつもりが、割とガッツリ吸ってたりして…。

付属MTLクラプトン Ni80 1.2Ω

今度は1.2Ωの方を試してみます。

こちらも2mm径で巻き数多いなぁ、
ワイヤーも細いのでコットンのセットに更に気を使いました。

こちらはやはり、Sirenの本領発揮といった感じですね。

AFCを絞るとドローがガッツリ重くなりますし、細いチムニーと長いドリップチップで冷えたミストをチューって吸う感じ。
構造的にはほぼ同じですし、味に関してはSiren2と同等には出ていると思います。
特別感はないですが、普通に美味いと思う。

まとめ

Mod+RTAという組み合わせで、書くことが多いので若干駆け足気味の紹介となりました。

DigiflavorはGeekvapeの子会社なのですが、VAPEメーカーの中では老舗という感じだし、実績もあるしで、堅実な物作りですね。
Modもアトマイザーも特に弱点という弱点はなし。
バッテリーキャップがちょっと閉めづらいくらいかな、まぁ気にするほどではないですが。

デザインは結構好き嫌いあるかな?
個人的には割と好きな系統のデザインではあるのですが、所々気になるポイントはあるな、といった感じでした。
この辺は人によって好みはあると思います。

25mmがフィットするのと、ステルス部分の段差が他より大きいのはちょっといいですね。

Siren3は、普通に優秀なアトマイザーです。
DLからMTLまで、爆煙ユース以外なら広く対応出来ると思います。
ビルドも楽だし、美味しい。

ただ、このアトマのためだけにキットを買う程ではないか、
単体で出ないのかな。

Modのデザインが気に入れば、アトマは優秀なので満足出来るキットだと思います。

Sourcemoreさん、キットはログイン後価格で$49.23、意外と安いのね。

会員登録せずに買いたい場合は、クーポンコード「Z1SBS」で$51.18になります。

Mod単体もありました。
ログイン後価格で$38.01でした。

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