Freemax Maxpod 3のレビューです。
爆煙メーカーのイメージがあるFreemaxさんですが、最近はONNIXシリーズなど、MTL向けPodでも良作をリリースされています。
ONNIXシリーズはコイル交換式で出力調整なども搭載したPodですが、今回のMaxpodは一切の操作なし、メンテナンスフリーのお手軽なデバイスとなっています。
同社のMTL向けコイル技術、FM-Coiltechもバージョンが4.0に上がっており、更に進化しています。
この製品はFreemaxさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
中身が見える窓付きのパッケージとなっています。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- Maxpod 3本体
- Podカートリッジ(0.8Ω)
- ユーザーマニュアル
※USBケーブルが付属していないので、充電には汎用のUSB Type-Cケーブルが必要です。
ユーザーマニュアルは英語で表記されています。
外観・特徴
形状は、よくあるスティック型のPodデバイスです。
ちょっと太めかな?くらい。
サイズ感はこのくらい。
厚みも少々ありますね。
厚みのある理由の一つに、ボディが二重構造になっている事が挙げられます。
立体的な形状の上にクリアパーツでコーティングされており、綺麗な仕上がりのボディになっています。
カラーバリエーションは6種類
デザインに合わせて、全体的に明るめのカラーで構成されています。
Pod装着部も二重構造を活かした仕様で、Podが完全に本体内に格納されながらも、クリアパーツを透かしてリキッド残量やMINラインを見ることが出来るようになっています。
吸うだけで使用出来るオートスイッチ式のPodなので、操作ボタン系は一切なし、
前面にLEDインジケーターが1つついており、バッテリー残量などを表示します。
左右側面にはエアフローの吸入口。
底面には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
Podの固定はマグネット式です。
Podカートリッジ
コイルが内蔵された使い捨てタイプのPodカートリッジです。
コイル交換式と比べるとランニングコストがかかりますが、リキッドを入れるだけで使用できて、劣化したらそのまま捨てるだけというメンテナンスフリーの手軽さがあります。
リキッド容量は2ml、素材はPCTGでメンソール耐性はあります。
マウスピースはダックビル形状になっています。
くびれのカーブや吸口のくぼみがちょっとセクシー。
リキッド補充はトップフィルになっています。
マウスピースを外し、赤いパッキンのある注入口からリキッドを注入します。
マウスピースの取り外しは、先日のPopreelと同様に、横にパキッと倒す感じで、
あちらよりは幾分か柔らかく、軽めの力ですんなりと外れてくれました。
使用されているコイルは、Freemaxさんがこれまでのコイル技術の積み重ねを活かしてニコチンソルト向けに(≒高抵抗向けに)開発したFM SaltCoilTech4.0という技術で作られたコイルです。
コットンには茶葉繊維が使われており、味がクリアでロングライフなのと、
今回の4.0はミリタリーグレードのSS904Lを使用したバーチカルメッシュコイルが使用されています。
付属Podは0.8Ωですが、別売りで1.2Ωの設定もあります。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 26.7mm x 18.2mm x 99.5mm |
重量 | 39g |
本体素材 | PC+ABS |
Pod素材 | PCTG |
バッテリー | 内蔵480mAh |
リキッド容量 | 2ml |
コイル | 0.8Ω/1.2Ω |
出力 | 9-15w |
充電 | USB Type-C |
操作方法
吸い込むだけでスイッチの入るオートスイッチ式のデバイスなので、必要な操作は一切ありません。
リキッドを補充してPodをセットしたら、あとは吸うだけ。
吸ってみる
吸ってみます。
リキッドは、Chronic JuiceのLE GRAPEを入れてみました。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
ドローの重さは、MTL(タバコ吸い)というより重めDL向きかな、
MTLで吸おうとするとちょっと口が疲れます。
ただ、普通にDLでスパーって吸うと、美味いは美味いんだけど味がやや散漫に感じる?
うーん?と思って、MTLやらDLやらで吸っていたのですが、
MTL的に口をすぼめてしっかり咥えて、MTLとDLの中間のような吸い方をすると格段に美味かったです。
メッシュコイルのきめ細かいミストが、凝縮されてまず舌を通り、口に味を残しながら入ってくる。
ぶどうの甘酸っぱさもしっかり出ていて濃厚。
なるほど、この辺がこのデバイスの”美味しいポイント”なんだな。
もうちょっとドローが重いとよかったなぁ、多分普通にMTL吸いするだけでこの味が出てたんじゃないかなと。
まとめ
Freemaxさんはコイルの作りの良さに定評があるので、パフォーマンスに関しては間違いありません。
ただ、個人的な好みを言うと、もう少しドローが重いほうが好みかな、と思いました。
吸い方がハマると凄く美味しいのですが、若干ドローが軽めなので適当にDLしてしまうと、あと一歩感が。
デバイス自体は、メンテナンスフリーの手軽なモデルで、気軽に運用出来ると思います。
デザインも良好ですし、カラーも明るい感じでよいと思います。
若干太めにはなっていますが、許容範囲内かなと。
まだ発売されたばかりで国内での流通はないですが、Freemaxさんのデバイスは国内でも取扱多いので、入ってくる可能性はあると思います。
この仕様、構成なら販売価格もかなり安価なお手軽デバイスになるんじゃないかと予想しています。
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